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「T.T彩たま爆援」☆一筋の光がさしこむ素敵なできごと☆(前編)

応援していてよかった。

心の底からそう思えるできごとがあった。今回はその話を前・後編にわけてお伝えしたい。

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高校野球を熱心に観戦していたころ、隣県の強豪校である浦和学院が毎回「優勝候補」と言われながらも、甲子園で道なかば敗戦していく姿を見届けるたび溜飲を下げていた。

いったいどの口がいうのだ。

千葉県代表だって五十歩百歩どころか、春夏ともに甲子園で優勝したのは自分が産まれる前のはなし。千葉県以外の首都圏どころか北関東の高校は、おしなべて平成の時代に優勝をしている。

自分の中でそれが気になっていたのだろう。溜飲を下げる現象そのものが「成功をおさめようとする者を引きずり降ろそうとする」嫉妬の一種であるといえる。

こうした経緯をふまえてあらためて考えてみたのだけれど、埼玉を毛嫌いしていたはずの「千葉県に生まれ育ち、今なお住んでいる」私にとって、流山橋を渡って「かの国」へ越境する機会が格段に増えたこと自体、もはや不思議体験そのもの。

人間は関係性の生き物である事をつくづく実感させられたが、行動のきっかけを作ってくれたTリーグならびにT.T彩たま運営側のみなさんには本当に感謝しているし、応援によって発生する「楽しい雰囲気」を外部へもっと醸し出してたくさんの人を巻き込んでいきたい。

応援文化=観るスポーツとしての卓球文化の創造。

1ミリでも2ミリでもそんなイメージに寄与したいと思ってこれまでやってきたし、オフシーズンは活動そのものを活性化させたかった。

その矢先。

「もしかしたら俺、関われているんじゃないか?」

そう思える場面に出会えることができたのである。

(つづく)




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