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【レビュー】 (第10戦)T.T彩たま VS 琉球アスティーダ 2020年12月23日(水)

はじめに

希望を捨てず、粘り強くプレーをする。くらいつく。がむしゃらに。

彩たまがやらなければいけないことを色々と考えてみた。

そもそも、支えてくれるパートナー(企業さんだったり個人事業主の方だったり)が存在する限り、「気持ちが入らないプレー」なんていうのはありえないわけだが、「何かを変えよう」という明確な意思はチーム全体として表現してほしいし、そういう姿勢が果たして感じられるのかどうか?

年内最終戦となるこの試合はそういった要素も意識しながらレビューを行ってみた。

(戦前)この試合の注目ポイント

チャレンジャー精神をむき出しにして、ここまで快進撃を続けている琉球が、彩たま相手に今まで通りのモチベーションを保てるのかどうか?

口には出さずとも心の中では「彩たま=格下。勝って当然」だという認識がチーム内ですでに芽生え始めているはずで、そういった心理状況の中で迎えるこの一戦。

受け身になったときの琉球のモロさが露呈された開幕戦は約1か月前の話であり、彩たまがつけ入る隙があるとすればまさしくそこ。

両チームにおける現在のポジションは天と地くらいの差があるので、彩たまにとっては逆に「最高&最強のチーム」に挑戦するのに申し分ない環境だ。

「上記条件が合致すれば勝てるのでは?」と思いながら、仕事終わりに試合結果をクリックしてみたのだが・・・

試合結果

2-3で琉球アスティーダの勝利。実に惜しい!

ここまでくると琉球の勝負強さをリスペクトせざるを得ない。チームワークの良さなくして、この勝負強さはありえないだろう。選手たちのふるまいに品がなさすぎるので最高のチームだとは思わないが、現時点で最強なのは疑いのない事実だと思う。

試合後ふりかえり

T.T彩たま(本日の三賞)

殊勲賞:曽根翔(4)

4番と5番にかけて、すばらしい試合をありがとう!

黄選手の代役として申し分のない活躍ぶりは素直にうれしい。1月以降のTリーグ参戦予定がよくわからないが、出ていただけるようなら年明け以降もぜひ力をかしてほしい。

技能賞:松平健太(4)

全日本王者相手にナイスゲーム! 120%復活した健太の全日本選手権での大サプライズ劇を期待!

「勝ちたいんじゃ!」賞:篠塚大登(2)

これから先、世界で勝負をしたいのであれば、シングルス0勝4敗の戦績を本気で悔しがってほしい。年明け以降のリベンジを期待!

寸評

今回監督が施したオーダーであるが、大幅な組み換えやビクトリーマッチの人選を強く支持したい。「何かを変えよう」という意思を強く感じたし、相手も面食らったに違いない。これでいい。ダブルスで一定の結果を出していた高校生ペアをシングルスで使ってほしいとずっと思っていた。

「優勝して当然」の高校に所属している曽根選手と篠塚選手にとっても、「負け続けることがどれだけ苦しくてしんどいことなのか」を目の当たりにし、実感するよいきっかけとなったはずである。

12月の結果については年内いっぱいで忘れることにするが、トップを独走するチーム相手に大接戦を演じ、冷や汗をかかせただけでも今日は満足だ。

11月&12月の戦いでの収穫

・健太選手の120%復活劇

・さとしの序盤戦大活躍!

・大学生ペアと高校生ペア。ダブルスでの奮闘!

年明けからの試合に期待すること

・ キャプテンの復活

・ 朝霞と深谷のホームマッチ、最低でも1勝はしてほしい。



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