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「なるほど!」と気付きが得られるソリッドな森岡隆三さんの解説⚽️

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3月10日放送(BS1「レヴァークーゼン VS フランクフルト」)

解説:森岡隆三さん

まず断っておくと、この試合の実況(永田実さん フリーアナ)は木村和司さんの時に担当していた実況(佐々生佳典さん NHKアナ)に比べて知識が豊富な印象をうけた。選手個々のエピソードを適切なタイミングで乗せられていた事に対する良い意味での驚きがあった。

佐々生さんは目の前にある事象を的確に語っていたし、その事自体が悪かったとは思っていない。

ただ、和司さんが口数少なかったのは「実況のサッカー知識に関する部分と噛み合っていなかったのも影響していたのでは?」と勘繰ってしまうし、永田さんと森岡さんのコンビを見ているとそんな仮説が浮かび上がる。

前半10分で早くも・・・

フランクフルトには長谷部誠選手と鎌田大地選手が所属しており、2選手共に先発出場。

「日本人選手の出場試合あるある」で、実況や解説からの情報提供がドメスティックになりがちであるが、森岡さんは俯瞰した立場を終始崩さず、目の前で起きている事象説明を実施していたように思う。

和司さんの解説と比較して最も驚いたのは発語時間↓

・中継開始から「前半10分」まで
→森岡さん 6分26秒
・中継開始から「中継終了」まで
→和司さん 2分31秒

和司さんと森岡さんの解説スタイルはあまりにも違いすぎた。

目の前で起きている事象を一切逃さずに解説しようという森岡さんの意欲を感じた反面、サッカー未経験で専門性の高くない私には情報過多のようにも感じ、情報の整理を瞬時に行うことができなかった。

「理」と「情」で類別するならば、森岡さんは前者に該当するだろうか?

時間をかけ、メモ取りながら繰り返し聞き直すのが私にとっては丁度良い感じである。

試合終了まで計測していたら何十分となってしまうと思い、前半10分で発語時間計測を中止。

他解説者も巻き込む形でもう何人か計測する必要性を感じた私。

リーグ再開後、再び検証を行ってみたい。

最後、試合内容について簡単に一言。

レヴァークーゼンは強かった。

スパーズにCLで完勝したライプツィヒと引き分けるだけの事はあるし、ハヴェルツはちょっとした異次元。ボールを持った時の落ち着きなどが20歳とはとても思えず、私の脳に強烈な足あとを残した選手だった。


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