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DC実践者が、生成AIの導入を小6にしてみた。その所感。


自己紹介

初note投稿です。
40代の東京都の公立小学校主任教諭です。
妻と子供1人で都内在住。職歴は、
建築関係2年▶︎料理人7年▶︎コンサル営業1年▶︎教員区内6年・伊豆諸島5年・区内です。
ICTやデジタルシティズンシップを中心にぼちぼち発信しています。
Google for Educationの本を出版させてもらっ
たこともあります。
よろしければ、facebook繋がって下さったら嬉しいです。
ICT教育にご興味ある方には有用な情報発信します、必ず。

生成AIを小学校現場で導入してみた。

本題です。私は小6でこんな導入をしてみました。
昨年度に続いて2回目、割とスムーズに考えてほしい本題に辿り着けました。

1️⃣ AIを体験
AIじゃんけんマシーン(中々勝てなくなる)、Quick,Draw(こちらは現在の自治体では、フィルタリングにひっかかりました😓)
2️⃣AIについての動画を視聴
生成系AIとは?ChatGPTとは?
3️⃣AIの活用について対話。
メリット、デメリットを話し合う。(板書参照)

生成AIのメリット・デメリットは、動画の内容や個人の体験から自然と出てきました。

3️⃣みんなの生成AIコースを使ってみる。
ご興味ある方は↑リンクを見て下さい。
下記の通り、小学校の教室で安全安心に使えるように設計されており、細かいUIもいい感じです。これならどの学年でも導入できそうです。

「みんなで生成AIコース」は、Microsoft Azure OpenAIのAPIを利用しているため、対話内容がAI の学習データに利用されることはありません。また、先生が「みんなで生成AIコース」の中でされた児童・生徒の対話内容を確認することも可能です。ー「みんなで生成AIコース」プレスリリースより

「みんなで生成AIコース」使用中に声をかけながら促してみたこと。
・検索用途で、どの程度正確な情報が得られたか。
・条件に応じた要約や推敲、アイデア出しに使ってみる。
4️⃣振り返り
一様に楽しかったようで、30人学級で、1000件以上のやり取りをしていました。
5️⃣やらかし発見!!
卑猥な表現のストーリーを作成させている児童が発見されました。

このピンチであり、学びの最大のチャンスが、デジタルシティズンシップ教育に繋がります。この続きはまた次回。

終わりに


生成AIの導入はまだ確かな実践が少なく、模索段階だと感じています。
この方法でよいのか、私も悩みの真っ只中です。
ご意見などお聞かせいただければ幸いです。共に学んでいきましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。

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