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カフェ人生のはじまり。

東京にアンダーグラウンドなカフェが溢れていた2000年代初頭。

渋谷の高架下にあったSUSから、俺のカフェ人生はスタートした。

1枚だけ残ってたSUSの外観の写真。02年頃


そこは多様でオリジナルなスタイル、そしてストリートが混ざり合う、まさに渋谷のクロスカルチャーの発信基地の様な場所だった。

また当時はクラブとカフェの関係性が今よりもずっと近かった事もあり、音楽、ファッション、そして食文化が混ざり合い、とんでも無いパワーと、そこにしか無いライフスタイルを生み出していた。

それまであった単に外国をコピーした様なカフェではない、歴とした日本のカフェカルチャーが生まれていたんだ。

キッチンスタッフとして入った俺は、そのある種カオスな空気とバイブスに触れ、ドップリと浸かり、心身共にカフェの世界の住人になっていった。

時は流れて20年。

会社を離れ、自家焙煎コーヒーを生業とする傍ら、
『日本の食文化をカッコ良くデザインし、カフェを街の文化発信の拠点としたい』
という想いはドンドンと募り、そしてずっと燻り続けていた。

その想いをカタチにしていく為、自分自身の経験やノウハウ、そして新たなチャレンジをnoteに綴っていこうと思う。

俺のカフェの半生が、きっと誰かに繋がるバトンとなる事を夢見て。

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