サステナブル?と商売
先日の事。
Googleで比較的近所のお店をぼんやり検索してたら素敵なイノベーティヴレストランがあったので行ってみた。
サステナブルを謡っており、木目のカウンターに木目の皿、作家さんのであろう陶器の皿。恰好がいい。お料理の見せ方も現代的。
ワインもいろんなバリエーションでペアリングしてもらい、スタッフの皆さんも若く一生懸命やられていて凄くいいお店。
また行きたくなるお店だった。
しかし、サステナブルとはなんぞやと?
以下参照記事を挟みます。
厨房に目を向けるとコンベクション、低温調理器、様々な調理器具…。
この電力は?サステナブルとの違和感。
電力も廃棄物問題、二酸化炭素を生み、生態系と地形に影響を与える。原子力、火力、水力がそれで。太陽と風力は環境にやさしいかもしれないが、それだけでは心もとなく。
世の中の持続可能に関心を持つことはいいことだし、そうあるべきならそうした方が良いに決まっているとも思う。そのように生きることには大いに賛成だけれど。
違和感を感じたのは"サステナブル"がいかにもファッション的で…。
浪費⇔倹約
便利さを求めると物が増えてしまうし、浪費も増える。(お金を使う事)それは今景気の悪い中で必要とされていることかもしれない。
と言いつつ”持続可能な世界へ”という言葉が並列していてややこしい。
もちろん私も電気の力に恩恵を受けて生きているし、なるべくミニマムな暮らしと経営を心掛けているが。
勝手に想像するサステナブルなお店
田舎に暮らし、木を切って薪を割り、野菜を作り、釣りをし、最低限のお肉や材料を身近で買う。もちろん歩いて買い出し。冷蔵庫の代わりは氷室だ。薪で調理する。必要な分だけ。
そうありたいし、チャレンジしたいと思うが、
真面目に考えれば考えるほど、今の私のアイディアでは商売とサステナブルは結び付かない。
あまりにも不便すぎて不安定で大変だ。
田舎にニーズはあったとしても近くにはその意識を持った人が沢山はいない。
そして…いくら私が慎んで料理をしたとしても、そこにやってくるお客さんは車や電車を使ってやって来るのだから。
地球の持続可能に寄り添いつつ、私も商売を持続出来る術を考えるとしよう。時に便利さに流れてしまう私も許して。出来うることを無理なく、自然に。
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