見出し画像

インターンの意義

こんにちは、松村です。
今回、3/17に行われたcroomプロジェクトの講義内容についてまとめて記事にしました。ご覧いただけたら幸いです。

1.インターン
2.インターン生は企業にとって必要?
3.インターンで活躍するには?
4.今回学んだことの転用

インターン

今となっては都会の方では「インターン」という言葉が共通用語となりつつありますが、地方ではまだ知れ渡ってはいないようです。インターンとは、いわば学生の「職場体験」のことを言います。インターンを通して、企業を知ることや自己成長にも繋げることができるため、学生にとってとても良い機会になる活動です。

学生にとってはメリットのあるインターン。果たして企業からみたらどうなのでしょうか?



インターン生は企業に必要な人材?

企業側にとって、インターン生を雇うメリットとは一体なんでしょう?

以前のnoteで記したように、学生と社会人のスキルや能力には差があります。そして、その差が生まれる大きな要因として、マインド、要は「コミットできる環境」があります。つまり、大学生には誘惑の環境があるため、社会人と比べると圧倒的にコミットできる人が少ないため、それが能力の差として現れているということになります。

それらを考慮すると、正直企業側がインターン生を雇うメリットはありませんよね。企業側からしたら、フルコミットしない学生に対しては、育成コストもかかるので、社会人と同様のタスクを任せようとはしません。結果として社会人がインターン生に任せるタスクの内容としては、単純作業のものが多くなります。そうすると、インターン生からしたら単純作業を任せられるため、もはやアルバイト感覚の日々。また、単純作業の繰り返しのため、事業の大枠が見えにくい。企業や業界を知りたい、自己成長したいという気持ちでインターンに行ったはずなのに様々な場面で後悔することになります。これだとお互いにとってwinwinではなくなってしまいます。

こうなると、社員と同じようなタスクを頼まれるように学生が努力する必要があります。では、社会人と同じタスクを任されるためにはどのような努力をするべきなのでしょうか?

以前は、この課題に対してマインド面からの視点を記事にしました。今回はそれを踏まえて、マインドだけでなく、スキル面としてのコツをcroom代表の相川さんに教えていただきました。


インターンで活躍するには?

今回の講義を通して、インターンで活躍するためのコツとして、
①タスク処理のスピード
②視野を広く持つ
③目先の利益を追求しない
これらのことが大切であるということを学びました。

①タスク処理のスピードを上げる

なによりもスピードが大切。
なぜスピードが大切なのか。それは、早くタスクを終わらせることは、わかりやすい事実としてのアピールとなるからです。
具体的には、3日以内に終わらせる期限付きのタスクがきたら、2日で終わらせるイメージを持つとのことでした。

②視野を広く持つ

視野を広く持ってタスクに取り掛かることが大切。視野を広く持つとは、具体的にいうと、タスクを任された際、その上司の想定している成果物の三歩先に行けるように努力するということになります。

③目先の利益を追求しない

タスクをすぐに終わらせることで帰ろうとすることはNG、インターンの目的の本質を常に意識すること。つまり、自分がインターン をしている目的が、「自己成長」にあるのであれば、それに沿った行動を意識することが大切であるとのことでした。


今回学んだことの転用

これら3つを自分の現在のインターン先で転用するために、どのような思考を持てばいいのか、また、どのような行動を意識すればいいのかを考察しました。

①タスク処理のスピードについて

タスク処理のスピードを上げるためにもまずは場数を踏む、要はタスクをたくさんこなす必要があります。そのためには、タスクの回転率あげ、自分に多くタスクが回ってくるようにする必要があります。

それを踏まえてインターン先では、一程度の質を担保した成果物をより早期に提出していきます。また、より質の良いFBKをいただけるように、前回のFBKで言われたことは当然にできるという前提をしっかり築いていきたいです。

②視野を広くもつ

このことに関しては、最初の頃インターン先で本当によく注意されていました…
ここができなかった大きな要因のひとつに、自分のタスクにおける本質的な部分を理解できていなかったことが挙げられると感じています。(今は完璧にできているわけではないですが…)

具体的にいうと、
・プロジェクトにおけるフェーズの理解
・自分に任されたタスクの意味
・タスクをこなすことで生まれる影響

これらのことを、タスクを与えられた際にしっかりと理解できていませんでした。その結果、表面上のタスクだけにしか視点が向かず、「言われたことをやる」という思考停止状態に繋がってしまっていたのだと考察しています。

なので、今後は上記の内容を一度頭の中で整理し、社員さんにアウトプットしたうえで業務に取り掛かるようにしていきたいです。

また、言われたことをやるだけだと、その次何をやるべきかが分からなくなってしまうということをインターンを通じて実感しました。これを改善するためには、なによりも情報のキャッチアップが必須であると考えています。なので、一生懸命コミットすることで情報をキャッチアップしていきたいです。

③目先の利益を追求しない

「人間は基本怠惰で、楽な方向へ進みたがる。」

BTL(詳しくはこちら)で大野さんの仰っていた言葉です。成長と楽はトレード・オフの関係であるということをしっかりと頭に叩き込みながら、自分の成長に向かって一生懸命取り組んでいきたいです。

転用として、具体的に最近始めていることがあります。それは、社員さんの「仕事を奪う」というものです。あ、勿論確認は取った上で行っています。
きっかけは以前、インターン先の社長さんに
「新規事業の立ち上げ自体なかなかない機会だけど、もっと良い経験積むために社員から自分で仕事を奪っちゃってもいいんだよ。」
と言われたことでした。

それまでは、頼まれたタスクをこなし、終わったらすぐ報告してまたタスクをもらう、その繰り返しでした。しかし、そのアドバイスをいただいてから、議事録で決まったTo Doにおいて、社員さんのタスクの中から自分のできることを見つけ出し「奪う」ようになりました。

「奪う」という言葉を聞くと、どこか悪いことをしている気がしますが、社員さんに奪ったタスクが完了したことを報告すると、喜んでもらえました。タスクを奪うことで自分の成長の機会へと繋がり、社員さんの負担軽減にもつながる、お互いwinwinなものへと変化しました。 

今後もより視野を広げて仕事を奪っていきたいです。


今回学んだ事、またこれらの転用を意識して今後一生懸命取り組んでいきたいです。

ご覧いただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?