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飛躍要素

こんにちは、松村です。今回は、3/10に行われたcroomプロジェクトに参加して学んだことをまとめて記事にしていきたいと思います。

croomって?

そもそも、「croom」ってなに?

という方がいると思うので、軽く説明します。

croomとは
意欲的な学生のためのプラットフォーム
「croom college」の略です。

croomの理念は
「意欲的な学生を飛躍させること」

意欲的な学生が成長するための
アウトプットを積める環境となっています。

詳しくはこちら。


さて…

“企業や社会で

活躍、注目される存在になりたい”

多くの学生はこの理想を抱いているでしょう。
少しでも社会人として成功したいですよね。

しかし、当然ですがこの理想は何もせずに
叶えられるものではありません。

では、その理想を叶えるために
学生は一体何をする必要があるのでしょうか? 


そもそも社会人にあって学生に

ないものって何?


学生と社会人の大きな差。
それは「アウトプットの量」にあります。

自明ですが、週5で働いている社会人に、週2で働いている学生がアウトプット面で勝ることはほとんどありません。質の差というよりは、「圧倒的な量の差」によって負けてしまいます。

では、なぜ社会人にはできて、学生にはできないという状態に陥ってしまうのでしょうか?

それは、社会人は『頑張らざるを得ない』環境に身を置くのに対し、学生にはそのような環境が少ない上に様々な『誘惑』があるため、なかなかアウトプットすることにコミットできないという「環境の差」があるからです。社会人にとっての仕事は出世などに大きく関わる反面、学生にとっての仕事にはそれがありません。この仕事への「マインド」の差によって、学生と社会人に大きな差が生まれてしまうのです。

しかし逆にいうと、マインド面以外での学生、社会人の差は然程大きくありません。学生が社会人に対して感じるスキル、思考能力等の差は、このマインド、要はコミット量によってもたらされているためです。

つまり、マインドの差を縮めることでアウトプットの量を増やすことに繋がり、結果的に社会人の能力に追いつくことができます。

そこで学生に求められるマインドを具体化して示したのが「croom理論」というものです。


croom理論

じゃあその、croom理論って何ぞや?

ってなりますよね。

一言で言うと、

「学生時代に得るべき4つの要素」

ということになります。


①聞く力

1つ目は、「聞く力」です。
聞く力をわかりやすく言い換えると相手に質問する際に求められる能力です。

聞く力を鍛えることで、相手に的確かつ理解しやすい質問をすることができます。
そうすると、相手側も質問の意図をしっかり理解できるため、相手からより的確なアドバイスをもらうことができ、結果として効果的な課題の改善に繋がります。


②発信力 

2つ目は、「発信力」です。
発信力とは、自分の思考を整理し、他者へ情報提供する能力のことをいいます。「個」時代には欠かせない能力です。

発信力を鍛えることで、他者視点が養われ、相手を思いやることができるようになるため「信頼」が生まれやすくなります。


③情報収集力

3つ目は、「情報収集力」です。
情報収集力とは、言葉の通り情報を収集する能力のことをいいます。情報過多の時代において、必要不可欠な能力です。

情報収集力を鍛えることで、自分にとってその情報が必要なのかどうかを考えられるようになり、結果として自分で情報を考察、客観視、俯瞰できるようになります。


④アウトプット力

最後に「アウトプット力」です。
アウトプット力とは、生み出す力のことをいいます。ただ、ここでいうアウトプットは、俗にいうただアクションを起こす意味のアウトプットとは異なり、アクションを起こすことで「感情が芽生える」ことが大切です。

アウトプット力を鍛えることで、上記の通り、社会人とのスキル、能力の差を縮めることができます。また、やらざるを得ない環境に属すことで、嫌でも頑張る→できるようになる→楽しくなる→得意になるといった最高の循環を生み出すこともできます。


croom理論まとめ

これら4つの能力を鍛えることで、学生は「上限突破」することができます。つまり、「伸び代のある可能性無限大の学生」となり、飛躍する人材へと成長、最終的には社会で活躍できる人材へとつながります。



要素の転用ポイント

今回、個人的にこの4つの要素を転用して、様々な場面でアウトプットする際のポイントをざっくりと考えてみました。

聞く力

○聞く必要があるかどうかを事前に判断
相手になんでも聞いてしまうことは、思考停止に繋がってしまうことに加え、相手の貴重な時間を奪ってしまいます。

「そもそもそれ聞く必要ある?」という問いを常に自分に持つことで、自分で解決できる問題は自分で解決するという心がけを行なっていきたいです。

○聞く際には自分の考察を必ず踏まえる
上記の内容と多少重なりますが、たとえば

①「AとBどちらがいいと思いますか?」

②「AとBどちらがいいと思いますか?また、なぜその選択肢に至ったのか理由をお聞きしたいです。ちなみに僕はAが良いと思ってます。なぜなら〜だからです。」

の2つの質問の仕方、明らかに後者の方が考察をしていますが、そもそも質問に対して求めている返答が違うと考えられます。

①は、「答え」を求めているのに対し、②は「意見」を求めています。質の良いとされる質問は、基本的に相手に「意見」を尋ねるものである傾向が強いです。なので、今後はより自分の考察を深掘りながら、相手に答えではなく意見を求める姿勢で質問をしていきたいです。

○質問する相手を選ぶ
「誰でも良いからとりあえず質問してみる」

わりとありがちですが、相手の時間を奪うほか、そもそも相手が必ずしもその物事について分かっているとは限らないため、お互い無駄な時間を過ごしてしまいます。自分の聞きたい物事を熟知している人がいるなら、その人に聞くことが一番の近道だと思うので、それを意識していきたいです。


発信力

○言葉を選ぶ 
言葉は偉大で、良くも悪くも自分が思っている以上に相手に影響をもたらします。どんな言葉が相手の心を動かすのか、常に意識しながら発信していきたいです。

○言葉だけでなく行動でも発信する
言葉が達者でも、行動がない人に信頼は生まれません。行動することで初めて「自分の言葉」にすることができると考えているからです。言葉だけで終わらせることなく、しっかり行動に移すことで信頼を得ていきたいです。また、行動する際は、行動することが目的とならないように気を付けていきたいです。

○できれば相手に自分の意図が伝わっているかの確認 
発信することが目的ではなく、相手に上手く伝えることが目的なので、相手に自分の伝えたいことが伝わっているかどうかを確認できるときは、できる限り確認して改善していきたいです。またそれに伴い、発信する前には事前に誰に対するどういった内容なのかを予め自分の中で整理しておきたいです。


情報収集力

○自分の考察を持ちながら調べる
情報過多の時代、様々な情報があちらこちらに存在している結果、どれが正しいのか分からなくなって混乱する可能性があると思います。情報を鵜呑みにせず、常に片隅に自分の考えを置いた上で情報収集に取り掛かりたいです。

具体的には、
①「本当にこれが正しいのか」という疑心を持つ
②前見た情報との相違点を考える
③自分の意見を持った上で調べる
というところを意識していきたいです。

○実際に経験したことによって得た情報が大切
自分の体験は何よりも貴重な情報だと思います。実際に、僕自身経験したことによって得た情報が何よりも信じることのできる情報となり、根拠となっているからです。机上で考えるだけでなく、行動を起こすことも大切にしていきたいです。

○情報を調べる際には、ひとつの情報源に頼らず、あらゆる手段を使う
ひとつの情報だけを頼りにするのは視野が狭くなってしまうため、あまり良くない考えています。情報過多の時代だからこそ、様々な媒体から情報を得ることで、自分の考察を深掘っていきたいです。


アウトプット力

○まずは質よりも量
なにより「まずやってみる」精神が大切だと思います。今後も何事も失敗を恐れず貪欲に取りかかっていきたいです。

○PDCAの徹底
行動してそのままの状態では、せっかくの改善の機会が失われてしまいます。自分の行動を振り返り、分析を重ねることで思考力、行動の改善に繋げていきたいです。また、自分だけで考察を完結させず、メンターの方々からのFBKもしっかり取り入れることで、より効果的に改善していきたいです。

○環境を選ぶ
croom理論の話であったように、「やらざるを得ない環境」でのアウトプットが一番効果的なので、できる限りその環境を目指していきたいです。
自分の場合
・ネクストキャリアカンパニーでのインターン
・croomPJT
・croomイベント
などに積極的に参加することで、より効果的なアウトプットを積んでいきたいです。



これらを頭の片隅に置きながら行動していきたいと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました。


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