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グラフィックレコーディング 2019振り返り ~AGC Visual Facilitators~

グラフィックレコーディングAdvent calendar 2019の記事です。(https://adventar.org/calendars/4350)
昨年からこのAdvent calendarの存在は知っていましたが、錚々たるメンバーで自分が書くとは思ってはいませんでした。とあるきっかけがあって今回投稿してみる事にします。せっかく新しい事するので媒体もnoteを初めて使ってみたいと思います!

グラレコに出会ったのは2017年3月10日。師匠と仰ぐ大住早さんに私の話をグラレコに描いて頂いた事がきっかけでした。

見た瞬間の衝撃は今でも忘れず、自分でもやってみたい!仕事にも役に立つ!と直感しその時から独学で続けています。ちなみに本業は研究開発現場の設備設計・開発をしています。イラストとは無縁ww

今でこそ社外で描くことが多いですが、始めて半年ほどは社内でしか描いていませんでした。理由はグラレコが周囲への影響力が高いものであり、それを仕事でも持続的に役立てようと思った時、社内で認めて貰いながらやらなければ意味がないと感じたから。
この時の直感はあながち間違ってなかったと思っていて、社外の場で描くと良い意見ばかり聞くけど、社内だと「なんの意味があるの?」「情報足りなさすぎ」「部署どこ?仕事だと思ってる訳?」という辛辣な声を沢山頂きます。
本質はそうじゃない!じゃああなたは何かやってんのかー!と言いたくなるけどグッとこらえ、言われた言葉を受け止め考えてみると、確かにそうかも?と思える部分もあったりして、その後の成長に繋がった気がします。こうして最初に叩かれまくった経験が今の私を作ってます。

そして2019年、あるキッカケを頂きました。
ここ数年、年明けに弊社の経営陣TOP3と若手が対話するコミュニケーションイベントを開催していて、私は事務局をやりつつグラレコ担当として過去にも関わっていました。今年も同様にグラレコをする予定だったのですが、会の途中から3つにチーム分けをするので、あと2人グラレコ描ける人、社内にいません?との問い合わせ。
ドキッとしました。この時はいませんでしたが、これまで約1年半一人で続けてきて、社内でグラレコをする事の認知や土壌はある程度出来ていて、今なら描く人を増やす事ができるかも!?と思えた。興味ありそうな数名に連絡し、教育する事になります。実戦投入できたのは稲本さんという1名のみでしたが、イベントは無事に成功し、今では私がいなくても勝手に描いてくれています。嬉しい!! (写真は稲本さん。初グラレコがTOP3含めた社員100名を超える場!)

社内でグラレコに興味ある人がいる事は知っていたので、これを期に教えるのを始めることになります。
最初は身近な4人に教えるつもりが話はどんどん展開していき、有り難いことに12名の方が参加下さいました。皆さん活き活きと描くのを楽しんでくれて、途端に仲間が増えた感じがし、一人で頑張ってきたけどようやく報われたかもーと感慨深かったのを覚えています。
せっかく描くことのキッカケを得ても一人で続けるのはかなりのエネルギーがいるのは知っています。みんなが描く事に興味を持って繋がり、互いに影響し合える場があれば良いかもしれない、、、そんな思いから始めたのがAGC Visual Facilitatorsです。(初めて開催した講座の受講生)

AGC Visual Facilitators(AVF)は社内限定のコミュティです。単にグラレコをするだけでなく描く人が対話の中心的位置に立って、その場を牽引する役目も視野に入れるような関わりを持って欲しいという想いで命名。チームの実態は私からメンバー宛に送るメルマガです。私やメンバーの活動記録やグラレコに関する情報共有。とにかくゆるく繋がり、手を挙げる人には協力を惜しまない、そんなチームです。名前に勝手に社名を使ってるので怒られたら変えるかもww
AVFとして今年やって来た事を振り返ってみます。

・副業申請
弊社では副業は許可制です。色々あって大々的に知られてはいませんが申請して許可が下りれば副業は可能です。
グラレコをする事、社外に教える事など色々考えると、ちゃんと費用を提示した方が良い関係性が築けると感じ、ちゃんと副業申請をした上で活動を続ける事にしました。(AVFは屋号ではありません)

・グラレコ講座
社内・社外で不定期開催しています。興味ある人から声かけがある事をベースに日時を決めて公開開催してます。これまで社内で7回、社外で5回やって合わせて100名以上に教えさせて頂きました。今のところ定期開催をするつもりは無いので教えて欲しい方がいたら気軽にDM下さい。他と比べてもマジで格安ですww(地元茅ヶ崎でも開催しました)

・AVF名刺
まだ実践できていなくともいい、物事を始める上で形から入る事は間違ってない。チームの主要メンバーや希望するメンバーには、私が似顔絵を描いて作っています。みんな気に入ってくれています! 欲しい方はまずメンバーに!
また、裏面は渡す前に相手の方の似顔絵を描いてプレゼント出来る様にしています。1分程かかってしまいますが間違いなく記憶に残る名刺交換ができると感じています。欲しい方はご挨拶させて下さい!

・展示会グラレコ
社内から仕事として声かけを頂き東京ビックサイトの弊社展示会ブースにて描かせて貰いました。AVFメンバーの阿部さんも一緒です。商品カタログに乗る様な機能説明では伝えられない、お客様に感じて欲しい嬉しさを表現しようと取り組みました。こうして社内でオフィシャルに活用して頂ける様になれたのは応援して頂ける方のお陰です。めっちゃ有り難い!!

・TOPコミュニケーション合宿
社内でグラレコを教える事になるきっかけとなったイベントの派生版。鎌倉の地でTOP3名と若手約50名が一晩を共にし、丸二日間会社の未来について語り合い、真剣に次につながる具体策を築きあげる合宿の場をグラレコ。AVFの稲本さんと共に描き切りました。内容は見せれないので、雰囲気だけでも!

・ONE JAPAN conference 2019
昨年もグラレコで参加したこの場。今年もONE JAPAN共同代表の濱松さんより声かけ頂き描かせて頂きました。しかし今年は会場が3つに分かれるとの事で人数が足りない、、わかったのは開催間近でもあり、急ぎで各所へ声かけし、なんとか集まった会社・業種を超えた8名で実施です。これぞcollective impact!AVFからは阿部さんが参加。初社外グラレコが1000名を超える場、、凄いです。
この時のメンバーとの関係は今も続いており、ONEJAPANから派生したチームなのでONEグラフィッカーズと名乗って活動しています。声かけ頂ければ人集めますよー!(ONEグラフィッカーズ!)

個人的にやっている事はもっと沢山あるし、そこまで明確に区分けもしてないから正確に纏められてないかもしれないけど、こうして振り返ってみるとグラレコをやっていく上で一つ段階を上げた年だったと思います。

今では自分から手を挙げてグラレコするよりも、周りから声を掛けて頂き描く事が圧倒的に多くなっており、ご縁に感謝するばかりです。副業はお金の為ではなく、人との関係性と出合いからの新しい気付きの為。でも良好な関係性の為にも、お金は要求するスタンスにしています。ただし、その時によってお金はほぼ頂かない事も多いので、今後も気軽に声かけ頂ければ幸いです。

来年も早々からグラレコの依頼を何件も受けていますし、AVFとしてやONEグラフィッカーズとして描く場ももちろんあります。皆さんが育む場を少しでも良い形になる様お手伝い出来れば幸いです!

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