びっくりドンキーの誕生に、なんとあの大手ハンバーガー屋の存在が!?

大手ハンバーグチェーン店として、日本でトップクラスの知名度を誇る、びっくりドンキー。殆どの方はご存知かと思います。
そんなびっくりドンキーの誕生秘話に、あの誰もが知る大手ハンバーガーショップの存在が隠されていました、と言うお話を短くサクッと書きましたので、是非最後までお付き合い頂けたら幸いでございます。

現在、日本全国で300軒以上の店舗を構えるびっくりドンキーは、1968年(昭和43年)に岩手県盛岡市にびっくりドンキーの前身となる『ベル』というお店がオープン。意外と古くて、びっくり・・・
何よりびっくりなのが、このお店はハンバーガーのお店だったのです。
家庭的は雰囲気や細やかな心遣い、丁寧な対応でお店の評判は凄く良かったらしいです。

そんな中、ハンバーガーショップのベルを運営していた会社の庄司社長は、ある日こんな噂を耳にします。

『あのアメリカで有名なマクドナルドが日本に進出してくるらしい。』

噂を聞いた庄司社長はすぐにマクドナルドを視察する為にハワイへ飛びます。
しかしそこで、本場で最先端のハンバーガーショップを体感し、『同じハンバーガーではマクドナルドには敵わない』と実感するのです。

でも、それでめげないのが庄司社長。
帰国後、違う視点からどうにか対抗出来ないかと考え、
【ハンバーグ、パン、野菜】というハンバーガーの構成を、日本人向けに【ハンバーグ、ご飯、野菜】を一つに盛り付けるという、今のびっくりドンキーの代名詞でもあるディッシュメニューの原型を発案するのです。

こうして1980年にのちにびっくりドンキーとなるお店を、北海道の札幌市にオープン。
翌年の1981年に本社を札幌市に移転、そして大阪でフランチャイズ1号店を全国で初めて開始。その後、大阪で着々とフランチャイズ店を増やし、その中の1つで使用されていた、『びっくりドンキー』という屋号を他店にも使用するようになり、今の形になっていったみたいです。

ちなみに北海道に出した最初のお店が『ドナルドダック』という名前だったが、ウォルト・ディズニー社の登録商標であった為、秒速で取りやめているという珍事もございます。

これが今や言わずと知れた大手ハンバーグレストラン、びっくりドンキーの誕生にはマクドナルドの存在があった。というお話しでした。
最後までご覧頂きありがとうございました。


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