繊細さと大胆さを併せ持つ
知り合いに、「繊細ですね」といわれました。そうかな?
そうしたところもあるやもしれません。
繊細さ、細かく物事をみる、というのも大事だと思うんですよ。
製品やサービスに何かあってはならない。そう考えた際に、細かく気配りをする、というのは大事だと思ってます。
一方で、大胆さも大事ですよね。
細かいことばかりにとらわれていて、大きなものを見失ってはいけない・・・。
そう思ってます。
全体の方針や理念に従って計画を進めていかないといけない。
となると、時に繊細に、そして大胆に、が大事になってくるような気がします。
ちょうど稲盛和夫さんが言ってますね。
大胆さと細心さは相矛盾するものですが、この両極端をあわせもつことによって初めて完全な仕事ができます。この両極端をあわせもつということは、「中庸」をいうのではありません。ちょうど綾を織りなしている糸のような状態を言います。縦糸が大胆さなら横糸は細心さというように、相反するものが交互に出てきます。大胆さによって仕事をダイナミックに進めることができると同時に、細心さによって失敗を防ぐことができるのです。大胆さと細心さを最初からあわせもつのは難しいことですが、仕事を通じていろいろな場面で常に心がけることによって、この両極端を兼ね備えることができるようになるのです。
ここで大事な点は中庸ではなく、併せ持つ、という点ですね。
つまり、この二つの要素の使い分けを出来るか。それが問われています。
繊細さが求められている場面と大胆さが求められている場面。
この判断を上手く出来るかが重要ですね。
一見相反するこの二つを、仕事だけではなく、家事育児、あらゆる場面でより意識していきたいですね。
瞑想して111日目、呼吸に集中しながら。
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