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亀井聖矢ピアノコンチェルト@みなとみらいホール・サントリーホール

2023年10月21日(土)、23日(日)に行われた亀井聖矢くん×カーチュン·ウォンMo.×日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました。
亀井くんのショパン1番聴けてとても幸せな時間でした。

こんなにタイトルつけてるけど基本は旅日記ですのであしからず~🙏
感想はいつもの事ながらちょっとピアノ弾いてたことあるよ~くらいの素人目線の感想ですので見当違いなことたくさん書いてますので読む方はゆるゆる~とお願いします😊




~飛行機とかコンサートと関係ないこと🤭~

夕方公演ということもあり今回はお昼ゆっくりな出発。
お昼の便だとランチどうしようかなぁっていつも悩む😅お腹すいてる時はお弁当とかサンドイッチ買って乗ることもあるけど隣が気になってゆっくり食べられない小心者笑
今回は焼きドーナツ買って機内サービスのコーヒーといただきました🍩☕
普段はMCCに乗ることが多いのですがFSCのいいところはWiFi繋がるところかな😆
でもブランケットの貸出が無くなってたんだよね…(コ口ナの影響なのかな🙄)
ちなみにMCCはブランケットの貸出あります😊
LCCは基本乗らないので分かりません💦

みなとみらいホールへ行く前にホテルにチェックインして荷物を置いて、そこからみなとみらいへ。
開場少し前に着く予定だったのでカフェで少し食べようと思っていて駅着いてGoogleマップ開いたら、立ち寄る予定のカフェに【混雑しています】との表示が🥴(ホールの真横だから当たり前か💦)
だからエスカレーター降りて逆方向へ。
久々のヴェローチェでかなり遅めのランチを🥪☕

カボチャのスイーツつい食べちゃう😂

厚焼き玉子のサンドイッチ初めて食べたんですが結構ジュワッとお出汁を感じて結構美味しかった。大葉苦手だけどいいアクセントになってました😋




~好きだったはずのショパンコンチェルト~

みなとみらい、このエリアに来たのはたぶん高校の修学旅行以来。ランドマークタワーで買い物したな😊

亀井くんのピアノは2ヶ月ぶり。
ショパンコンチェルト1番は1年半ぶり。
1年半前のOEKとのショパンは新しい亀井くんを聴くことができたという感じでした。が…
やはりド派手な曲…どんどん亀井くんが暴走してしまうような(暴走はしてないんだけど…わかるよね😂)熱さを持った曲が亀井くんには合うよね💦と思ったのが正直な感想で😅
亀井くんが弾いてきたコンチェルトでいくとショパンはそこまで萌えなかったというか…

もともとはショパン1が大好きで亀井くんにバチッと合う感じの派手な(?)コンチェルトが好きだったわけではないんだけど、亀井くんのピアノと出会ってからそういう曲が楽しくなっちゃって…推しってすごいよね🤭

だから今回のショパンコンチェルト聴きに行くかは公演発表直後悩んで、当初行かないつもりでした笑
でもなんだかんだで聴きに来ちゃったショパン1番💚



~ショパンピアノコンチェルト1番
                               みなとみらいホール~


今回はお席も色々ありまして(?)みなとみらいホールは19列目右寄り。

いつもいつもコンチェルト聴くなら2階とか10列目以降がいいと思っている。でも…
亀井くんが弾くならちょっと前で聴きたいと思ってしまうファン心理😂
そして折衷案(?)でいつも5-6列目辺りを取ってしまう😅
今回は亀井くんだからとかは置いといて(いや、置いとかないんだけと)純粋にコンチェルトとして楽しめるお席でした。

亀井くんのピアノが鳴り響いた瞬間…
うわぁなんて音✨とドキっとしました。
キラキラと言うよりはもっと清らかで、澄んでいて…
1楽章聴きながら清流のほとりにいるかのような心が浄化されるようななんとも言えない美しい音でした。
最初はなんと端正な丁寧な演奏だろうと思っていましたが、ソロではたっぷりと歌い、あ~そこ結構ルバートしちゃうのねと聴いていて楽しくて、わたし多分ニヤついてた😆
残響は少なくどちらかと言うとクリアに届くホールという印象。だからこそ曲中音がフッと消えそしてまた奏られるとき心にスっと入ってくる感じ。(フッとかスっとか…語彙力🙃)
とにかく美音だったの🥰

ショパンコンチェルト最近はそんなに聴いてなかったけど音源としてはかなりの回数聴いてる(昔は2番目に好きなコンチェルトだったし)。
とはいえスコア見ながら詳しく聴いてた訳ではなく聴き流してたりピアノメインで聴いてたんだと思う。
音源だと意識しないというか…
今回、生で聴いていてこの曲はこんなにファゴットとピアノを融合させてたんだ!と気づき興奮して、終演後友人に語ってしまった🤣
何となくコンチェルトってホルンやフルートと仲良く弾く事が多いイメージあって(まぁ勝手なイメージですけどね)、ファゴットも🤩?となってショパンやっぱり凄いと感じてしまいました。(今更何言ってるの?って感じかもしれないけど💦)

2楽章では亀井くんの美音がさらに極上へ…
なんだろう…ここは天界なのかしらみたいな。
そしてなんとも言えない音色の変化…これ同じピアノの音よね?の部分がいくつもあって聴いていて幸せだった🥹
ここでもファゴットが優しく寄り添っていて、音色に癒されながらもファゴットとピアノという新たな気づきにまた興奮😂
(ちなみに翌日YAMAHAに行ってポケットスコアを見てファゴットの譜面確認して、やっぱり~となってまた興奮🤣)

3楽章、1-2楽章よりもさらにテンポ遅めで入りちょっと構えてしまったけれど、亀井くんのピアノは軽やかでした。
1-2楽章よりはピアノも重めの音が多くなり本来の(?)亀井くんっぽさみたいなものを感じたところも。ショパンでも腰は浮くのかと思ったり😂
低音鳴らすと、あ~亀井くんだ!ってなっちゃう単純なファン😅

今回来るか悩んだけど、来てよかった!
ショパン1、とある時からそんなに好きじゃなくなってしまって、わざわざ聴きに行かなくてもいいかなぁという気持ちになっていたけれど、その気持ちを払拭してくれた亀井くんに感謝。
やっぱりいい曲じゃんってなりました🥰

アンコールはマズルカOp.59-3。
クセがなく聴きやすいマズルカでした😊
59-3は亀井くんには合ってるなって思う。(はい、これまた勝手なイメージです!)

ちょー余談なんですが…
終演後に寄ったカフェで飲んだアメリカン。お湯でわりましたか??と言いたくなるくらいうっす薄でびっくりした🤯




~ショパンピアノコンチェルト1番

                            サントリーホール~

今回サントリーホールもまたまたなんやかんやありましての2階席🤗

みなとみらいホールでは手元の見えない席でしたが今回は手元見える席。
コンチェルト2階席、予想はしていたけれどとっても良かった👏
音にまとまりがあってこれからも2階席取ろうかなって思える感じ。でも近くで聴きたいファン心理も少なからずまだある😂

サントリーホールでの亀井くんの音は昨日とはまた違っていました。昨日よりも柔らかくホールを満たす丸みのある暖かな音。
例えて言うなら
響きが昨日はマルカート気味に聴こえて、今日はテヌート気味に聴こえる感じ??うーんなんと表現するのがしっくりくるかな🙄
昨日はすっきりとしたショパン、今日は優しく微笑んでくれてるショパンみたいな…
よく分からない例えになってきた笑
両方良かったけど全然違ったよ…と言いたい😆

昨日の演奏にさらに優しさをまとった亀井くんのショパンは本当に素晴らしかった🤗
激しくルバートをかけることはあまりなかったような気もするけれど、ソロになるとやはりためるよね😆ソロ1音目の前の「ため」にドキドキしてました。次の音はどんな音聴かせてくれるの??って😊

ピアニッシモも美しく2階席まできちんと届けてくれた亀井くん。
今までももちろん弱音も意識して演奏していたと思うけれど実際に2階でその音を聴いて、迫力だけではない亀井くんを改めて感じることができて、シンプルに「あ~亀井くんすごい」と感動。

3楽章ではサントリーホールでも腰は浮いてたし、途中左足を浮かせて弾いている時があって。
あんな不安定な体勢で!となんかヒヤヒヤしました。
たまに見かける体勢ではあるけれど、普段はもっとこう勢い余って的な(?)時に見かけてる気がするのだけど、ここでその不安定な体勢で弾いちゃうの?って😂もちろん亀井くんにそんな心配はいらないんだけど。

今回2日間亀井くんのピアノを聴いてショパンの書く曲素晴らしいって思えたし、やっぱりいい曲だし好きだなぁって思えて…
とってもしあわせな気持ちになりました。
亀井くんに感謝。

カーテンコールに出てきて四方へお辞儀をしてくれる亀井くん。アンコールは昨日と同じマズルカ。
今日は昨日よりマズルカのリズムが濃く表現されていたような気がしました。民族舞踊感濃いめな。
1曲目のアンコールの後も拍手は鳴り止まず…
オケの方に軽く頭をさげて(あと1曲…すみません的な)…ラ・カンパネラ🔔
わたしのの周りからもわぁ🤩と小さく感嘆の声が…
今日のカンパネラはものすごくものすごく苦しいくらいに胸にくるものがあり、感激しました。
22日がリストの誕生日だったということで2曲目のラ・カンパネラを弾いてくれたのだそう。

今回はショパンコンチェルトだし、アンコールはショパンかな?と思っていたので、カンパネラが思いがけず聴けて嬉しかった。
正直言って亀井くんの演奏会に来たらカンパネラ聴けたら嬉しいなって思ってる人も多いだろうな。
わたしの母も生で聴いてみたいわ~って言ってる。
鳴り止まない拍手に最後はそっとピアノの蓋を閉じて客席からふふっと笑い声も。
カーチュンMo.と笑顔で讃え合うように(傍から見てるとじゃれ合うように)してはけていく姿を見ていると、きっと本人的にも良い演奏出来たんだろうなと感じられました。

今回初めましてのカーチュン・ウォンMo.
ソリストとのコンタクトを取りやすくしてあるのか、それともほかの意図があるのか分からないけれどコンチェルトでは指揮台がホルン側を向いていて、よく見る感じよりソリストに近いところで指揮をしていたようでした。
亀井くんとアイコンタクトを取っている様子などは遠目からも何となくわかったけれど、指揮はピアノの屋根に隠れることも多くてよく見えなかった😅

ブラームスシンフォニー1番の指揮はとても好感がもてました。
表現したい音楽が指揮からよく見える。
終演後はこの楽器が良かったと友人に話すことが多いけれど今回は指揮がとても良かったと話してしまうくらい、指示が分かりやすく目でも演奏を感じられる指揮でした。

ちなみに、2日目サントリーホールのブラームスの方が断然良かった。
ブラームス1番は私はとっても好きな曲。ベートーヴェンシンフォニー10番と言われるという話は有名だけど、随所にベートーヴェンっぽさがあって、このフレーズの後ほかのシンフォニーの一部が始まっても違和感ないだろうなって思うところががいくつもある。
3楽章聴いてるとベートーヴェンとの共作ですか?ってつっこみたくなるほどのベートーヴェン風😊
もちろんベートーヴェンこんな感じの音作りしなさそうだなっていう思うポイントもあるけれど。
たまに聴きたくなるブラームス1番。
また生で聴ける機会があると嬉しいな。

カーテンコールでは撮影可でした




~帰路~

空港のタリーズで軽く食事を。
(たまご違いだけど、またたまごのサンドイッチ買ってしまってた🤭)
ANAはバス移動で飛行機まで行く感じでした。
ちょっと面倒だな…って思っちゃった😅

とにかくしあわせな2日間でした。
亀井くんのおかげでやはりショパンコンチェルトも素敵だなって思えたし、亀井くんの美音を堪能できた😌

ドイツに留学してこれから国内での演奏会の機会は減っていくと思うけれど、それでも帰ってきて演奏してくれる時はたまに聴きに行けたらいいな💚
世界を飛び回るピアニストへなって欲しいとnoteに書いて約2年。現実になりつつある亀井くんの現状がとても眩しい。これからもずっとずっと輝いていて欲しいなぁと心から願っています。





~旅の記録の写真など~

サントリーアンコール


銀座でのパレード

バグパイプ演奏していて珍しくてついつい撮影しちゃった😊これも銀座のパレード



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