ホニャラ的どこでもドアな旅 3日目

到着ギリギリまで寝て、まだ夜が明けきらない中、別府観光港に着岸。
早速温泉を求めて、海岸線を歩き始める。

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海浜公園の辺りで、丁度朝日を拝むことができてラッキー!幸先の良い1日の始まりだ!!

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途中で見つけたワンシーン。頭上注意と書いてあるが、いったい誰がこの下を通るのだろうか?


港から20分ほど歩き、朝から営業している若草温泉へ。
朝風呂を楽しむお爺ちゃんがおり、フェリーで来たの?
とか、髭凄いね〜!→定番
とか話しかけられる。
岐阜は仕事で行ってたんだよ〜と、お爺ちゃんの昔話を聞きつつ、瑛美ちゃんからたけポン出るよ!とのお声掛けがあったので、(お爺ちゃん爆笑)出ることに。小さい銭湯で待合室も無いので、出るタイミングを合わせたのだ。

湯上がりの散歩がてら、サンドウィッチ食べ放題の喫茶店を目指す!

そう。その為に間食を制限して、お腹を整えているのだ。(空腹に耐えかねてお菓子を食べたのは内緒)
春になれば桜が綺麗であろう川沿いの坂道を登り、朝の陽ざしを浴びながらの散歩。

少し早く着きそうだったので、途中の温泉銭湯へ。しかし様子がおかしい。やけに暗いけど、ドアは開いた。
管理人室で声を掛けると、なんとびっくり!!
昨日で閉業したのだとか。
寝ているところを失礼いたしました💦

もう1箇所見てみるも、そこは組合員専用の模様。
まぁ、しょうがないか。と、腹を空かせて喫茶店へと向かう。

目の前に現れる「火曜定休」の看板!
一瞬たじろぐが、そういえば水曜日であったことを思い出し、安堵。

もうすぐ開店時間。さあ、腹いっぱい食べるぞ~~!!!

カランコロンカラン…

あっ、開店だ!!

え?

なに?

臨時休業~~!

オバチャンが出てきて、ゴメンね~といいつつ看板をひっくり返す。

まさかの展開に意気消沈。

別府駅近くで何か食べるか~と、とぼとぼと寒い中を歩いていく。

しかし神は僕らを見捨てなかった!

途中で見つけた味のある雰囲気の食堂。
扉には「営業中」の札。
だけどどう考えてもやっているようには思えないが、藁にも縋る思いで
「すみませ~ん、やってますか?」
と扉を開ける。

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すると中にいたオジちゃん、
「まだ開いてないけど、だんご汁ならあるぞ。食べるか?」
とありがたいお言葉!!

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アツアツのだんご汁。流石に冷えてきた身体を温めるには最高の食べ物。
味噌仕立ての汁が優しい味で、ペロリと平らげてしまいました!

満腹になってふと気づいたのが、今日サプライズで合う予定の、ゆずちゃんが泊まった宿・In Bloom Beppuが直ぐ近くにあるということ。あまり時間がないけど、直感的に行ってみたい!と思い、行ってみることに。

突然の来訪にも関わらずオーナーの一休さん、快く迎え入れてくれて、米軍にも接収されていたこともあるという、昭和初期建築の建物の造りを解説してマシンガントークで教えてくれる。

僅かな時間なのが惜しいくらいだが、今度来るときはぜひ、ゆっくり泊まってみたい宿だ。

ダッシュで駅に向かい、大分まで特急に乗車。ここからはレンタカーでの移動だ。

待ち合わせ時間に、目印のある場所に到着しても、送迎らしいクルマはおらず、電話してみるともう少々お待ちくださいとのこと。ふと気になり、スタッドレスタイヤの準備はあるか聞いてみると、オプションでもないのだそう。

ここから高千穂までは峠越え。山も白くなっているほどなので、ノーマルでは流石に危険すぎる。これはお断りして、他のレンタカー会社を探すことに。冬場はスタッドレスが必須と思うのは、本州ぐらいなのか?

無事にスタッドレスがあるレンタカー会社を見つけて、(それでもタイヤを交換するため1時間ほど待ち時間+オプション料金発生💦)あらためて出発!

もうお昼時になってしまったので、まずは港付近にある食堂へ。店の名前を冠した定食は、揚げ物にお刺身、その他総菜など。盛りだくさんで豪華!

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(それに対して刺身定食は、値が張る割にコスパはイマイチ)
注文した時にお店の方が、え、刺身定食で良いんですか?という反応だったのはそういうことか。

次に向かうのは、夫婦で大分で住んでいる、元安曇野地球宿のスタッフでもある、ケンタロウ宅へ突撃訪問!しかし残念ながらお留守の様子。庭先からビデオ電話をかけてのサプライズ。どうやらタイミング悪く博多へ仕事で行っているようで、奥さんも同行しているのだとか。

次に向かうのは長湯温泉。中々珍しい、炭酸温泉が湧くところだ。
ラムネ温泉館も良いけれども、ちょっとマイナーな地元民向けの銭湯をチョイス。
回転扉と自動ドアでガッチリとガードされた入り口が中々特徴的。係員はおらず、料金を入れると回転扉が動き、中に入れる仕様。忘れ物をして入ったらもう一度料金を払わなければいけないという鬼仕様だ。温めのお湯はとても気持ちよく、お湯を口に含むと鉄の成分がガッツリ来る。暫くは貸切状態でのんびり入ることが出来た。

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風呂上がりに少し散歩してみると、かかしが様々な格好で川沿いに。実はこの温泉街、以前も来たことがあるのだが、その時はこんなものはなかったはず。街おこしの一環なのだろうか?

一路、高千穂へ向かう。

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途中、ポコポコと小山が眼下に見える景色を眺めたり。

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景色のよさそうな公園に立ち寄ってみたら、謎の黄金の仏像がお出迎え!

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階段を上ると、初冬の高原地帯を見渡す絶景が待っていました!

日が暮れる前には到着したいので、そろそろ先を急ぐ。一瞬熊本県に入る辺りから、道路は一部凍結路に。ゆっくり走っていたら、坂道に差し掛かったところで、ノーマルタイヤで突っ込んだであろうトラックがツルツルと空転しながらの立ち往生。これはスタッドレスでホントに良かった。

まもなく高千穂というところで、青い列車が目印のトンネルの駅を発見。元々、延岡と立野を結ぶ鉄道になる予定だった、南阿蘇鉄道と、高千穂鉄道。その建設途中で放棄されたトンネルを、お酒の貯蔵庫として活かしたところに出来た施設だ。

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さあいよいよ、高千穂 旅人とまちのやど さんかく に到着。オーナー・ごっちゃんとの出会いを喜ぶのも一瞬、コソコソと宿のコタツに潜り込む。

暫く声を潜めて待機し、ごっちゃんの誘導で、日本一周中の女子大生・ゆずちゃんが入ってくると同時に、僕らが姿を現す!

「え~!嘘!怖い怖い!!!」

と絶叫が響き渡る。

横からニヤニヤ笑いながら動画を回すごっちゃんw

ゆずちゃんは、タイで色々親切にしてもらった経験からゲストハウスを好きになり、コロナ下で苦境に立たされたゲストハウスに、自分でも出来ることをしたいと、47都道府県のゲストハウスを、オンライン宿泊で回った。僕達ホニャラノイエ夫妻ともその時に連絡をくれて、オンライン宿泊をしてくれたのがキッカケで知り合う。
そしてオンラインでお世話になった方にやっぱり会いに行きたい!ということで、クラウドファンディングを決行。無事に達成し、現在はオンラインで大学の授業に出つつ、47都道府県を巡る旅に出ている。
旅の様子はこちら
https://note.com/yuzu_milk_ice

今回、旅の計画を立て、ごっちゃんに宿予約を入れたところ、数日後にゆずちゃんからも同じ日程で予約が入った!とまさかの連絡が。
阿吽の呼吸でこれはサプライズせねば!と、事前に九州へ行くような投稿は控えて、この日を迎えたのだ!

本来なら、年明けの1月4日~6日にホニャラに来てくれるので、その時に合う予定だったので、驚くのも当然だろう。

夜ご飯が出来るまでの間、お腹がすきすぎてそこにあったクッキーをポリポリ食べ始めたら…

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こんな歓迎を仕込んでくれていたのだった!危うく食べてしまうところだったではないか!

この日は地域おこし協力隊のふくちゃんも交えて、ごっちゃん手作りのロールキャベツなど、美味しい夜ご飯を頂き、あれやこれやとお喋り。

翌日の予定を話していたら、なんと乗りたい!と思っていた、高千穂あまてらす鉄道が、月一度の運休日なんだとか!
マジか!と思っていたら、ふくちゃんが関係者に連絡を取ってくれて、中の施設見学だけなら大丈夫だよ!とのことで、有難くお世話になることになります。

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ゆずちゃん寝てるw
昨日は夜更けまで飲んでいたんだとか?

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