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夏の18きっぷ東北一人旅(その1)


昨年の北海道珍道中の際に、ちょっと寄り道して乗った弘南鉄道にて、懸賞があったので応募してみたら、なんと弘南鉄道&津軽鉄道の1日乗車券セットが当たった!
これはやはり行かなければな…(なんか青森県にうまく嵌められているきがする)ということで、今回は僕単独で、青森への旅に出かけることに!
行きは一気に飛行機でビュンと!帰りは18きっぷを使って、ノンビリだらだらと東北のゲストハウスを巡りながら帰ってきます!
出会いあり、ハプニングあり!珍道中の様子をお届けします~~

【名古屋で前泊】
9月3日、ホニャラノイエでの3日間の情報デトックス合宿を終えて、出発。翌朝が名古屋空港発の早朝便のため、今日はいったん名古屋で前泊することにした。
名古屋駅に着いたら、見慣れない光景が広がる。

なんだこれ!!!!

なんと、リニア新幹線関連工事の影響もあって使われていない1番線ホーム上に、手羽先で有名な山ちゃんが出店している!?
どうやら2か月の期間限定の営業らしいが、これはビックリだ。あのお堅いお堅いお堅い(大事なので3回言った)イメージしかないJR東海が、こんな取り組みをするとは。
使っていない場所の有効活用としてはとても面白い取り組み。夜ご飯をもう食べてしまったので足が向かなかったが、会社帰りに一杯!というサラリーマンには嬉しいお店だろう。
どうせなら、てばさきライナー○○ なんて銘打って、閉店時間に合わせて各方面へライナー列車でも走らせればウケそうな気もするが。

本日のお宿は、名古屋駅から少し歩いたところにある音速別荘。かなり昔から名前を聞いたことがある、老舗のゲストハウスだ。
雑居ビル?を改装したのだろうか、かなり古い設備。どうやら縦長らしく、5Fの部屋を案内される。エレベーターもないので、ちょっと階段を上がるのが大変だ。(とはいえ、普通のビルの5階に比べると低い)

この日はあまりゲストもおらず、静かな雰囲気。一応、同じ部屋にもう一人男性客がいたが、僕が部屋に入ったらまさかの僕のベッドのところにその人の荷物が散乱。あまり話をする気にもなれず、サッサと出てきた。

受付のスタッフさんとちょっと話したら、土日や夏休みは連日満室続きで、ようやく一息ついたところとのこと。
ホテルの価格が上がっていることもあって、ビジネスマンの利用も多いんですよ…と言うので聞いてみたら、やはりそういった中にはゲストハウスが初めてで、ビジホと同じようなサービスを求めてくる人もいるのだとか。
低価格にはそれなりの理由があるということを受け入れて使えればいいのにな…と思う。もちろん、ビジネスユーザーのゲストハウス利用を拒みたいわけではなく、せっかく使うのであれば、ゲストハウスの特性(交流とか)もついでに楽しんでくれればいいのにな…と思う。

【一気に青森へ】
早めに目が覚めた。バスの時間は6時ジャストだが、まだ5時にもなっていない。どうも古民家暮らしを始めてから、閉鎖的な現代的建物ではあまり熟睡しづらくなってしまった。
普段なら二度寝を決め込むところだが、まあボチボチ行くか!と、出発。

柳橋中央市場の周辺をブラブラ。少し腹も減ったし、もしかしたら朝ご飯にありつけるか?と期待してみたが、活気ある市場の姿を見ることは出来たものの、食堂は見当たらず。まあいいか…と名古屋駅へ。


あれ?何か足りない…と少し考えて気づいた。名古屋駅前に鎮座していたモニュメントが消えている!

まだまだ時間があるな…とそのままウロウロと駅裏へ行ったりしたら、吉野家の文字を見てふらふらと店内へ。
旅が非日常なら、ある意味今の生活にとってみると吉野家も非日常。会社員時代は慣れ親しんだ味をちょっと新鮮な気持ちで味わう。

名古屋駅前から、空港行きのバスで小牧空港へ。セントレア(中部国際空港)へは行かない旨の注意喚起が何度も流れる。乗り間違える人も多いのだろうか。
案外乗るな…と思っていたら、3分の1ぐらいは、途中のバス停(といっても空港近く)で下車。なぜ空港の手前に2カ所も停留所があるのかと思ったら、通勤にも使われているのだな…と納得だ。

そして小牧空港へ。自動チェックイン機を使えないからあれ?と思ったら、そういえばバースデー割での搭乗なので、有人カウンターで書類確認をしなければいけないのだった。
とはいえ大した混雑もなく、保安検査も秒でパスして待合室へ。
規模が小さい空港はチェックインも楽でいい。

機内に入ると、指定された席は、最後列から2番目の右窓側。嬉しいことに隣席だけでなく、前後にもだれもお客はおらず、広々と席を使える。
さらに離陸して暫くすると、「バースデー割引の加藤様ですね?おめでとうございます」と声をかけていただき、オリジナルポーチをプレゼントしていただいた。ちょうど使いやすいサイズで、試しにホニャラの新・フライヤーを入れたらピッタリサイズだったので、有難く活用させていただく。

機内サービスのドリンクやパンをゆっくり頂きながらの優雅な空の旅。格安で飛べるし、誕生月には空の旅というのも悪くないな~と思った。FDAのバースデー割引を教えていただいた旅人ゲストさんには感謝だ!

最初は分厚い雲がかかっていた車窓だが、新潟県上空で機長からのアナウンスがあるころには少しづつ陸上が見え始める。
村上付近、笹川流れや秋田新幹線っぽい線路、そして田沢湖を次々と確認。着陸態勢に入り始めたところで、遠くに十和田湖や八甲田山も。
いよいよ青森に到着だ!

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