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オランダからのご家族滞在記!(その1)

先日、古民家宿ホニャラノイエにオランダからご家族でやってきてくれました。しかも、5泊6日の長期滞在!
経緯としてはコロナ前のこと、まだエミちゃんが地球宿でスタッフをしていたころ、ダニエルという地球宿の常連のオランダ人と仲良くなった。僕もその時、ちょうど滞在してお会いすることが出来た。彼がオランダに来たらぜひ家においで!と言ってくれていたこともあり、僕とエミちゃんの新婚旅行世界一周でオランダの彼のお家を訪れたのだった。

海外旅行がなかなか思うようにいけない期間を経て、今年の2月ごろ、ダニエルからメッセージが!
「今度、友達の家族が日本に行くから、君たちの宿を紹介するね!彼らはまだまだ日本の魅力を少ししか知らないから、いろいろ教えてあげてね!ヨロシク!」(まあ簡単に言ったらそんな感じ)

おお~!それは嬉しい。
僕らもオランダの彼のお家に滞在中、確か3泊ぐらいさせてもらったが、サイクリングに連れて行ってもらったり、地元のお店に連れて行ってもらったりした。
滞在に併せてミニ夏祭りを企画したり、どこへ一緒に遊びに行こうか?と考える日々。
いよいよ当日がやってきました。

【花火で歓迎!?】
当日、彼らは夕方ごろにバスで到着。
荷物も多いだろうし、余裕もあったのでバス停までお出迎え。
バスから降りてくる彼らを見ると…
で…デカい!
親子四人と聞いていましたが、まあ全員背が高い。
お互い、自己紹介をしてホニャラへ。
大きいスーツケースで車がいっぱいになった。
マーシャル(お父さん)
ジャクリン(お母さん)
ジャスティン(長男)
デンシル(次男)
こんな感じ。
なかなか一発で覚えられないが、この期間で覚えることが出来るか?
全員、身長179cmの僕でさえ少し見上げるほどの高身長。多分190cmぐらいはあるだろうか?
日本人規格の古民家は、頭上に気を付けてもらわなければいけないところばかりだ。

一息ついたら、さっそく出発!
今夜は大垣市で花火大会。せっかく丁度いいタイミングで来てくれたので、ぜひにと誘ったのだ。
作っておいたお弁当を詰め込み、出発。通常、5人乗りの車しかないのだが、この日のために8人乗りの車を友人からお借りすることができた。
慎重に運転して、まずは大垣の実家を目指す。

せっかくなので親父にも来てもらうことに。観覧場所は、花火大会の場所からは少し離れてはいるが、東大垣駅のホームから。
ここは人ごみの中で見なくてもいい穴場スポットだ。
今日は切符販売・清算を行う係員も出張っており、挨拶をして構内へ。
「花火見物ですか?白線の内側でお願いしますね!」と、なかば公認。
少し早すぎたのか、完全に一番乗りでの場所取りだった。


花火はオランダでもあるものの、規模はそんなに大きくなく、新年を迎えるニューイヤーに行うのみらしい。
日本のように、夏に大規模で行うのは珍しいのだろう。
丁度いい具合に涼しい風も吹き始め、風通しのいいホーム上は少しずつ気温も下がっていく。

仕事を終えて直行してきた常連トメさんも合流。ボチボチ花火の場所取りする人も周りに増えてきた。
列車から降りてくる人も大盛況。多客のため5分ほどの遅れが出ている模様だ。吐き出された人は改札口へとむかい、眼下の道路を会場付近へと列をなして歩いていく。

ゆっくりとお弁当を食べながら花火の開始を待つ。
トメさんはほとんど英語は苦手だが、それでも一息ついたところで頑張って自己紹介。「アイムジャパニーズレディ」などといって笑かしにかかっていたが、見事に滑っていた。


そして始まった花火大会!親父によると、2尺玉は事故があったこともあり打ち上げなくなってしまったらしいが、その次に大きな1尺玉も打ちあがる。
時折東海道線の列車が走っていくが、それまで打ち上げられていた花火がなぜか、列車が走るときだけ休憩タイムに入る。なぜだ?列車の乗客には見せないようにしているんだろうか?というぐらいの絶妙なタイミング。
8回ぐらいは列車が通ったはずだが、見事なスルーだった。

ちょうど、ダニエルからも彼らをヨロシク!とメッセージが来ており、さっそく楽しんでいるよ!と写真を送ったら、羨ましがっていた。

さっそく日本の伝統文化を楽しんでもらい、彼らご一家のホニャラ滞在が始まった!

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