コロコロの中での旅日記 その3

3ミンタロハット編

山形のゲストハウス・ミンタロハットは、初めての訪問。そしてオーナーのヒデさんも初めて出会う。もともとGWの日本縦断トークショーでスピーカーを探していた時、以前知り合ったQちゃんに連絡を取ってみたところ、秋田に居ると思ったら、その時はすでに、山形のミンタロハットでヘルパー滞在をしていた。そこでオーナーのヒデさんと繋いでいただき、トークショーでお話をさせて頂いたのだ。
自らの回だけでなく、毎回のように他の県の人の時もオンラインで入ってきてくれて、そのイベントをキッカケにつながりが出来た方の一人である。

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閑静な住宅街の中の、外から見た感じは普通のお家。ヒデさんや、Qちゃん、そしてヘルパー滞在の女の子も出迎えてくれる。
なんとこの日は、山形名物の芋煮を用意してくれていた。そして、僕達が勝手にミンタロソースと呼んでいる、通称やっかいというタレや、山形名物のだしなど。美味しそうな夜ご飯が並びます。
ほどなくして、仙台から呼び寄せた、シャルソン友達のNクンも登場。山形行くから会おうよ!と声を掛けたら、最初は会社で県境越えは止められているからなあ~と、迷っていたが、折角だし!と、思い切ってこっそり会いに来てくれたのだ。

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話が弾む夜。ヒデさん曰く、画面上で見るよりも、僕が大きかったのでビックリしたらしい。
ついつい食べ過ぎてしまい、満腹になったところで、夜の散歩に行きませんか?とのお誘いが。GWの時も、ひたすら歩きながら、ラジオ感覚で聞いてくれていた。
毎年、栃木県塩谷で開催される、しおや100キロウォークにチームで参加しているそう。僕も以前、三河湾100キロウォークイベントに参加し、丁度24時間で完走した記録を持つ。また、全国分散型のオーバーナイト練習会・灼熱の真夏編でもなんとか24時間で100キロをクリア。
(見た感じ、そんな体力野郎には見えないという意見もありますが、事実です!)
ここ最近はそういった体力チャレンジモノはご無沙汰だったこともあり、久しぶりに体力の限界に挑戦してみようか…


ここで翌日も仕事があるNクンはお別れ。短い時間だったけど会いに来てくれてありがとう!
おススメコースを出発。喜んでついていくと、結構なペースで歩き出す。60歳ぐらいになるのに若々しい秘訣なのか。夜の城跡公園を歩いたり、駅前の無料で入れる展望台に登ったり(階段ではありません)。色々とお話ししながら2時間弱、山形市内を歩き回った。

6日目
朝食を頂いて出発。まずは朝風呂を浴びに、少し車で走った百目鬼温泉へ。とても開放的な(開放的過ぎて、外から見えそう)露天風呂もあり、とても気持ちよく入ることが出来る。

お風呂上りに受付のオバチャンと話したら、遠い所からありがとう!出口の道、一旦停止必ず止まってね!取り締まりよくやってるから。とアドバイスを受ける。
さっぱりして、一路村上へ向かう。山形と言えば…ということで、途中の道の駅で、今晩食べる用に瑛美ちゃんの好物であるサクランボを入手した。

村上は、僕は二回目の訪問。以前はもう5年ほど前になるか、村上シャルソンの時に訪れたのだ。
今回は、村上のゲストハウス・よはくやのノリちゃんに会いに立ち寄る。
昨年の、安曇野地球宿で開催された、ゲストハウス開業合宿で、一緒にお手伝いをしていた繋がりで知り合った。最近は、三十路女(ミソジョ)の部屋で瑛美ちゃんと、高千穂のお宿・さんかくの、ごっちゃんと3人でオンライントークを毎週楽しんでいる。
はらこ飯が味わえる、おススメのお店にて集合。たっぷり載ったイクラや、鮭の燻製がとても旨い。
よはくやの内部も見学させてもらったところで、女子二人で村上ミニツアーに出かけてもらい、僕は行きたかった工藤酒店へ。村上シャルソンでもお世話になっており、ここへ来たら顔を出そうと思っていたのだ。

何も事前予告をしていないから、髭面だし憶えているかな~?と思いつつ、「こんにちは!」と、お店に入る。よう来たな~!と憶えてくれており、感激!
丁度来客中で、その方も交えながら、あれやこれやとお話しすることに。
今日はこれから、長岡のお宿に泊まるというと、知り合いが居るらしく、元気やろうか?ちょっといってみてくれ!と、サラサラと一筆書いた葉書を託されることに。数年前まではよく遊びに来てくれたのだが、サッパリ顔を見せなくなったのだとか。
1時間以上お話ししたところで、ノリちゃんと瑛美ちゃんが合流。ここで僕らは、村上を出発。僅かな時間だったが、とても楽しかった。今度来る時までお元気で!

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温泉を目指して海岸線沿いを走るも、目当てにしていた二カ所は休業中。ようやく三カ所目でお風呂にありつけた。
夕方のラッシュ時間にかかりそうなので、少しの区間は高速で飛ばす。暗くなる前には、長岡の宿・NEMARUに到着した。

4 NEMARU Stay&Discovery
NEMARUのオーナーは、瑛美ちゃんの元々の知り合い。僕はオンライン企画でお話した以来。瑛美ちゃんが、浅田真央に似てる!と言っていたので、そんなバカなと思っていたが、実際に会ってみると、確かにそっくり。兄弟と言われても納得してしまう。
夜ご飯は、歩いてすぐ近くの居酒屋に行くことに。お店に入ったら、地元のオッちゃんたちが酒盛りを楽しんでおり、中々賑やか。「髭すごいね~!どこから来たの?」と早速絡まれるw
リーズナブルかつ、とても旨い。一山超えれば海ということもあり、海鮮も美味い!
腹いっぱいまで楽しみ、宿へ帰った後も、色々とお話しした。

7日目
朝起きて、散歩がてら少しだけ与板の街を歩く。昔ながらの商店街も残る、昭和な雰囲気の街だ。
村上の工藤さんから託された葉書を届けに行く。なんと、偶然にも宿から歩いていけるぐらいの距離だったのだ。鋳物の工場とのことで、朝早くからやっているみたい。中にいた方とお話ししてみたら、どうやら村上へ出かけていたのはその方のお兄さんらしい。残念ながら数年前に他界されたそうで、ご仏前にお供えくださいと、託して去った。

そして商店街の中にある、パン屋さんへ朝食の確保に向かう。
Googleの情報ではもう開いているはずだが、まだシャッターを開ける気配がない。しかし匂いは漂ってくるので少し待ってみると、開店時間を15分ほど過ぎて、突如開くシャッター。なんと大らかな時間感覚だろう。
なかなか攻めたオリジナルパン・青パンがあるのはびっくり。どんな味かと思って買ってみたけど、見た目のインパクトに対して、味は普通だったかな?他の総菜パン各種はとても旨かったです。
あまりノンビリするといけないので、そろそろ出発。なんせ今日は千葉・鋸南までの一都三県を通過する大移動。
そして途中、群馬のお友達に会いに行くという、結構ハードな計画を立ててしまいました。
暫くは下道でケチケチ走る。温泉天国エリアを抜ける前に、もう一回入っておきたいということで、ギルドハウス十日町への滞在中にも入った、六日町温泉に入ることに。
越後湯沢辺りから、高速にイン。国境の長い長いトンネルを抜けた、水上SAにて昼食休憩。なんとここ、湧水が汲めるという嬉しい場所で、僕らも水筒に水を詰めた。

下道に降りてからの渋滞もあり、群馬のYさんのお宅へ予定より少し遅れつつ到着。自宅のお庭にセラピー小屋があり、そこでのんびり語る。運転疲れもあったので、僕は途中から施術ベッドに横たわり、暫しの仮眠を取った。

再び高速に入り、なぜここで途切れているのかイマイチわからない練馬ICへ。大混雑の環八に乗り、ピックアップのために祖師ヶ谷大蔵へ向かう。と、ここでトイレに行きたくなる自分。しかし都心部では中々トイレチャンスはない。コンビニも駐車場がそもそもない所ばかり。調べてみると、東京IC近くにパーキングエリアがあるみたい。
今日の目的地、鋸南エアルポルトの主・佐谷さんと合流して、首都高に乗ってすぐ傍にある用賀PAに入り、駆け込む。佐谷さんも何度か通ったことがあるが、こんなところにPAがあるのは知らなかったみたい。高架下の空間を利用した、コンパクトなPAだった。

すっきりして首都高~アクアラインを通り、千葉へ。東京湾のど真ん中にある海ほたるに立ち寄り、少しブラブラ。
ラストスパートして、この日の400キロほどの移動を締めくくった。

ここで、僕とそっくりさん?と言われている、拠点をあえて持たずに会社員として全国を自由に動きながら働く矢野さんと出会う。
拠点の一つにしているらしい山形・ミンタロハットでも話をチラリと聞いたけれど、なるほど僕に少し似ている。(外見が)あくまでフリーランスではなく会社員なので、平日はお仕事。土日に移動したり観光したりというサイクルを守っているのだとか。

みんなで港付近にあるこじんまりとした居酒屋へ。気さくなオバチャンも巻き込みつつ、美味い海の幸を頂きつつ盛り上がった。

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