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今年初の甲子園観戦 VS楽天(その3)

9回表のマウンドは、守護神・岩崎。接戦の試合が今シーズン、余りにも多くて登板過多が心配されているが、この日はどうか。
いきなり先頭打者にヒットを打たれる。
となりのオッちゃんと、なんとか今日は勝ってもらわんと!と、お話していた矢先のことだ。
続くバッターはバントで2塁へランナーを送る。楽天も手堅く送ってくる。

しかし、息を吹き返したか、次のバッターは空振り三振に仕留める。
勝利まであと一人。
沸き起こる「あと一人」コールが、追い詰められた楽天の応援をかき消す。
なんとか抑えてくれ!!

カウント3-1からの一球、歩かせると逆転のランナーとなってしまうので、それは避けたいところ。
もしかしたら打ちごろの球になってしまったのか・・・
白球がライナーで一気にライトスタンドの方へと向かって一直線。
失速しろ!との願いも虚しく、そのままスタンドで跳ね返るのが見えてしまった。
最悪の逆転ツーランホームランだ。
マジかよ・・・
静まり返る球場に、楽天応援団の盛り上がりが憎たらしい。

その後のバッターは抑えたものの、非常に重たい1点差。
今の阪神にこれをひっくり返す力は、残念ながら残っていなかった。

9回、必死の代打策を繰り出す。
正直、この回で一気にサヨナラ勝ちまでもっていかないと、阪神に勝ち目はない。というのも、一部のメンバーを守り切る前提で守備固めに切り替えており、代打を出したとしたら、その後の守備をどうする??という問題になる。とはいえ、代打を出さなければ逆転できる望みも薄い。それだけでなく7回には1点を防ぐために3人もの投手をつぎ込んでいる。予期していなかった延長戦となれば、かなりの不利な形勢となるだろう。
おそらく岡田監督も、同じ思いであったのだろうと思う。

先頭・代打の原口はデッドボール。
控えに回っていた梅野選手、ホニャラノイエの看板ネコ・ウメとリュウに名前を頂いたこともあり、どうかな?と思っていたら、ここで代打で出場し、キッチリとバントを決めて仕事をしてくれた。
一瞬だけだったが、昨年の優勝記念ブランケット(梅野選手ver)を掲げて応援することが出来た。

今日は3安打と絶好調の中野。やはり相手もまともに勝負をせずに、四死球でランナー1・2塁。
次のバッターは途中から守備固めで出ていた島田。
ここには代打は出さない。
なんとか繋いで!!
という思いも虚しく、ダブルプレーで万事休す。
微妙な判定だった1塁アウトについてのリクエストが行使され、一縷の望みがつながるも、判定は覆ることなくそのままゲームセット。
およそ3時間のゲームがここで終了した。

最後に代打はなかったの?と思いたいところだが、ベンチに残っている代打要員となると、ミエセスぐらい。一か八かのまぐれ当たりが期待できなくはないものの、残念ながら鈍足。
そうなると、内野ゴロ→ゲッツ―となる可能性があり、それならまだ、足の速い島田であれば、内野ゴロでも1塁セーフの可能性はあるという判断だろう。
これが2アウトだったら、また違う判断だったのかもしれない。


重い足取りで球場を後に。まあ、最後まで夢を見させてくれたというだけでも、まだ今日の試合はマシだったかもしれない。
(ちなみに翌日も敗北し、この楽天戦は3連敗となった)
駅へは入場制限がかかるほどの大混雑。
勝てば、ヒーローインタビューやその後の2次会(過去の応援歌熱唱など)もあり、ある程度は分散するのだが、阪神が負けた時は、一気に試合終了とともに人が動き出すので、より阪神電車の混雑が酷くなる。

今日は直前までリードしていた展開だっただけに、慌てて臨時列車の手配などをしたんだろうな~と思いつつ、主な流れとは逆方向の、神戸方面の列車に乗り込んだ。


本日のお宿は、神戸サウナ&スパ。
じゃらんのポイントがもらえたので、たまにはこういうところに泊まってみる。
このサウナがなかなか良かった。通常のサウナのほかに、フィンランド風サウナや塩サウナもあり、さまざまなととのいが楽しめる。
そして一番気に入ったのが、内湯からそのまま露天風呂に開放的につながっており、水風呂も露天。
サウナ→水風呂→外気浴ととてもスムーズにイケてしまうことだ。
期間限定キャンペーンもあって、お得に風呂上がりのスムージーを頂いたりしてもう一度お風呂で温まる。

翌朝も疲れてあまり動く気がしないので、サウナに入ったり、朝食バイキングを食べたりで昼までダラダラ。

日本最古級という生田神社や異人館通りなどをブラブラ歩き、ホニャラへの帰路についた。

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