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noteをはじめた理由!

昭和からの年功序列が揺らいできて、いまはすっかり個人の時代になってしまったように思います。
個人が何をやっているのかを、ありのままに載せようという考えに変わりました。
眼科専門医とピアノ弾き、どちらも一生懸命しています。

SNSの黎明期/音楽関係・日本人以外に限定していたSNS使用

ボストンにいる2008年ごろに、現地の友人との交流用にFacebookをはじめました。

そのころまでの(日本での)インターネットの印象は、
・「ハンドルネーム」匿名の書き込み、交流
・魑魅魍魎のよくわからない世界
で、自分の思ったことを書くことはこわいことと思っていました。
もちろん、mixiも全く興味なかった。

日本では匿名で交流するのが主流?であったため、Facebookは日本では流行らないと思っていた(先見の明無し..)。

在米中にも日本からいろんなひとからフレンドリクエストをいただいて、ちょっと怖い思いすらした。

Facebookは音楽関係と日本人以外の友人、医学関係以外の友人つながり限定、と決めてしまってました。

眼科・免疫学研究に没入しているころの、SNSとの付き合い方

研究の仕事:
寝ている時間以外のほとんどを、免疫学・眼のことを考えている必要がありました。
論文を読んだり書いたり、書く準備の時間に費やしたり。

眼科の医局では診療・手術の時間、研究指導の時間、その他多くの雑事に費やす時間がプラスされさらに大きなキャパシティが必要になります。

医局だけでなく、学会で交流する皆ももちろん同じです。
音楽関係・その他友人関係は切り離しておこうとの考えがありました。そんなひと多かったんじゃないかな。。
そのため、眼科業界のかたとはいまでもSNSのつながりがほとんどありません。
(考えが変わったいま、つながり出来たらいいなーと思っています)
リアルでお会いするときに、仲良くしていただいてありがとうございます。

クリニック開院を決めてからいまに至る、SNSとの付き合い方

いつのまにか、多く会社では副業OKの時代になってしまったようです。
時代が変革するスピードは、目の前で轟音が聞こえてくるかのようです。

全部を自分でマネージメントする、クリニック運営は本当に大変です。
それでも今が良かった、と毎日思う日々!です。

いままで勤務していた経験・アメリカの医療をみた経験などから、多くのことを考えてクリニックをつくりました。
どんなにいい医療をやっていても、知られなければ意味がない。
歌舞伎のように、お医者さんの世界にも世襲がこんなにあるとは!私にはもちろん何もないので、ひとりでやってみます。
それでも大きな野立て看板を立てたり、所謂「名医本」や雑誌に載せるための大金を出す術もなく。

ホームページを、全部自分で作っています。
ありがたいことに、いまではアクセス数がとても増えています。

クリニック情報と、月に数本の目に関する記事を書いています。
免疫の論文ばかり読んでいた時期が長かったけど、今では眼科全般のたくさんの論文を参照しZotero(論文管理アプリ)でまとめています。
学術的裏付けを、記載することにしています。

SNS(とくにInstagram)には、近所の写真も毎日たくさん出しています。
皆に提供したい一方で、自分も知りたい西新の街の情報など。
クリニック情報よりも多くなってしまっています。
Twitterは記事を書いたときにお知らせするくらい。
Facebookの眼科ページも、まだあまり運用していません。
LINEの眼科アカウントも作ったけど、まだそこまで。

自分ひとりで、淡々と情報公開をしています。
実際来院される患者さんに一生懸命診療していたら、たくさんの患者さんの診療をさせていただけるようになりました。

音楽は、趣味と思えていない気がします。
アレンジなど準備しているとき・演奏しているとき、もちろん本気でやっています。
今はコロナで、全く演奏がなくなってしまっている状況です。
そのころはできるかなと思ってた、プラネタリウムでの七夕演奏もなくなってしまった😢

noteをはじめた理由!

眼科とピアノ弾き両方のホームページとSNS、今年始めたnoteにもたくさんの人に読んでいただいています。

noteは、SNSとブログの中間のような
「個人のことを、ありのままに出す」ことにちょうど良いプラットフォームと思えることができたからです。
池松潤さんとお話した影響は、もちろん大きい気がします。

さきのnoteの記事も、ぜひ参照されてください。
友だちに話すような感覚で、書きました。

これからもよろしくお願いします。

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