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鎌倉市長選から考える『勝者の振る舞い、敗者の振る舞い』

先週末行われた鎌倉市長選は、松尾 崇さんが当選し、鎌倉市長初の4選目を勝ち取りました。
数週間前にお会いして話す機会があった時に実直さと本気の覚悟を感じました。当選は久々に自分のことのように嬉しいです。本当におめでとうございます。

松尾さんが当選後のスピーチで、いの一番に落選した二人の候補者に対する敬意と感謝を口にされたことに感銘を受けると同時に、松尾さんの器のデカさ、勝因を見ました。
(これを「決まり文句だ」「嫌味だ」とうがった見方をする方はぜひ、どこかで松尾さんの当選後のスピーチの動画を手に入れて、ご自身の目で確かめていただきたいです)

一方で、落選した候補者。
自分の力不足を認め、支援者への感謝と当選者への祝辞を述べられるか。
もしくは、外的要因に対する言い訳や不服を述べるのか。
もしくは、何も発しないか。

勝者以上に、そこに人間性…人格が出ます。

これはスポーツもビジネスも同じかと。

学生時代の話ですが、部活で指導者から「ミスした後の振る舞い」について何度もご指導いただきました(「何度も」指導されたのは自分に進歩がなかったんでしょう…)。

そのときの経験から、自分の思い通りにいかないとき、自分が望むような結果が得られなかったときの振る舞いについては強烈に意識するようになりました(できているかどうかは別の話。とにかく意識しています)。

100%の勝利が約束されていないからこそ、それを挑戦と言います。

失敗するために挑戦をするわけでも、敗者になるために挑戦するわけでもありませんが、それでも、負けたときの振る舞いを周囲の人はしっかりと見ています

その姿を見た人が、共感してくれるのか、哀れに思うのか、応援してて(一緒にやってて)よかったのか、を感じとります。

政治の世界ではありませんが、改めて自分自身も挑戦者として、結果が出たときの振る舞い、考え直す良いきっかけになりましたので、投稿として残します。

あなたが尊敬する人は、
負けたとき、どんな振る舞いをしていますか?

(人の振り見て我が振り直せ!)



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