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01 carypso rio (カリプソ リヨ)

 カリプソである。トリニダード・トバゴで生まれたと言われている。本当は「今日はあそこでこんな事があってこうだったんだ、でもそれって〜だよワハハ」みたいなニュースをウィットで時には皮肉たっぷりに歌われていたらしいからその歌詞の内容は???な曲も多い。そんなに大変な事件だったのにワハハハて⁈暑過ぎるからいちいち落ち込んで居られないのかなぁ。。。?笑い飛ばしてまた立ち直ろう的な感じなのか。。。とにかくビックリする歌詞多数(笑)
 現在の日本のカリプソバンドと言えばご存知の方も居ると思うが近年トロピカルスウィングを推し進めているワダくん(ワダマンボ)率いる「Cassette con-los(カセットコンロス)」だ。なんであんなに楽しそうなリズムとメロディなのに他に誰もやらないんだろうとずっと思っていた。しかしなんちゃってながらやってみると物凄く難しいのだ!「えっ⁉︎ここでキメ」「えっ⁉︎次この展開⁈」「リズム硬すぎるとただのJポップになっちゃう⁈なんで⁈」の連続。中々ノレない。。。カセットコンロスのライブは楽しそうに見えるのに。。。きっと水面下で地獄のような特訓をしているに違いない。
 南国気分のカリプソも何曲かあるが「せーの!」のセッションではまず出来ない。事前の予習必須である。カリプソメンドクサイ。
。。。が楽しい楽しいのだ。

まずイントロのリフが浮かんだ。「これはヨーヘー(南国気分メンバー)のスティールパンだなぁベースもユニゾンしたら面白いかも。。。」と曲の一番大事なフレーズから作った曲。しかし歌詞が出ない全然出ない。。。堪らず久しぶりに会った友達に「歌詞書いてくれない?」とお願いしたのだがその人でも難しいらしく。。。
「素朴に身の回りの景色を描いてみよう」そう思い立ち、まだやっと立つことが出来る位の、よちよち歩きだった頃の子供と海に行った「その情景」を思い出してヒントに頂いた。
子供が無邪気にはしゃいでる姿はこの世界の希望だ。それを守るためなら大人達は必死に汗をかいていこう。そんな決意表明も含めて最後に「what a wonderful world!」を叫んでみた。ちょっと小っ恥ずかしい。

 歌部分のホーンアレンジは田淵キミト。流石。元人気スカバンドThe THE MICETEETHのホーンセクションリーダーを張っていただけあってカッコいい。
。。。がこんな難しいフレーズ「せえのっ?」でホーン隊が吹ける訳が無い。(それとも簡単に出来てしまうのか⁈管楽器奏者は。。。)
南国気分は初めて会った人とでもノリと縁が合えばどんどんセッションしたいバンドなのだが…まぁかっこ良いから良いのかなぁ。。。

うーむ。。。音楽にはどこかほっとするダサさが無いとダメ。カッコ良さだけを求めた音楽のなんたるつまらない事か…もしくは技術の競い合い。昨今ライブに人が来なくなった理由をちゃんと考えて欲しい。人はライブに技術を見に来るわけでは無いのだ。。。
と言って下手くそな人間が言っても全然説得力無いよな〜(泣)悔しい。

しっかし、よくこんなドラムのアプローチ思いついたなぁ。。。ホント謎。

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