『読む力 大全』(感想) 佐々木俊尚著
ジャーナリスト 兼 作家 兼 voicyパーソナリティである佐々木俊尚さんによる昨年めちゃくちゃ売れたビジネス書です。
現代病「集中できない」を知力に変える
読む力 最新スキル大全 通称『読む力 大全』
脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!
Amazonの紹介だとタイトル長いですね笑
21世紀に入りインターネット環境の急速な進化とスマートフォンの爆発的普及により、マスメディアからの情報取得が中心だった20世紀と比較し、現代人の多くは情報のインプット過多な状況に陥っている。
また情報取得手段の多様化により、得る情報に偏りが生じたり、フェイクニュースに騙され事件化に繋がる事象なども散見されるように。
本書ではそんな現代人がインプット迷子にならないように『何を読むか』と『どう読むか』について徹底的に掘り下げて解説されています。
ページ数はありますが心地よい文体で書かれており、文字量が多いわけでは無いので『読む力』に自信がない方でも読みやすいと思います。
また冒頭20ページにも及ぶカラー写真で書棚の様子やiPhoneのホーム画面が掲載されているので知の巨人のライフワークが垣間見られるのはそれだけでも刺激になります。
尚、本書では書籍はKindle(電子書籍)が強く推奨されていますが、本書のように繰り返し読むことで効果が増していくバイブル的な活用ができる本は、紙と電子の両方持ちをお薦めします。当然金額は2倍になりますが理解度は飛躍的に増しますし結果として、自身の成長により得られる効果を考えるとそれ以上の価値があると思います。
という僕はKindle版しか持ってないので説得力ないですが。。
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