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自分の人生は自分で選べ【自殺しない方法】

こんにちは、タケオです。

この記事は書こうか迷った末、色々思うところがあり結局書くことにしました。
自殺について取り扱うというところもあり、不愉快に思う人もいるでしょうから、そういう人はみるのをやめてください。

あなたは「自殺したい」と思ったことはありますか?

私はあります。

人生うまくいかないことだらけです。
大学も中退するし、会社も3年以上続いたことがありません。
今は会社からリストラされて失業中です。

しかし、なんだかんだ割と前向きに生きています。
一方で、多くの人が憧れるような人生を歩んでいるような人が自殺しています。それについて、私が思う「自殺しない方法」について書きます。

この記事を読むと
・自殺しない方法がわかる
・自分の人生を自分で決める勇気がでる
・人生前向きに生きることができる
というメリットがあります。


1、なぜ人は自殺するのか


自殺する人がでたとき、多くの人はその原因として「誹謗中傷があったから」とか「いじめがあったから」ということを問題視します。

しかし、自殺をするということは事故や事件とは違います。どんな自殺したくなるような要因があったとしても自殺することを選んでいるのは本人です。

つまり、自殺をするということは
・自殺したくなるような要因
・その要因に対する無力さ
・将来に対する絶望
がセットになっていると考えられます。

自殺する要因を完全になくすことは難しいです。ですが、その要因を対処する方法はあります。
それは「自分の人生を自分で選ぶこと」です。


2、自分の人生を自分で選ばないとどうなるか


私は大学3年の時、大学中退を決めました。
勉強しても単位がとれず、留年が決定して、毎日が辛くてもう続けたくないと思ったからです。
家族に反対されたし、いまでも「大学を中退した」というと「もったいない、続ければ良かったのに」と反応されます。
でも、私は昔から勉強嫌いでずっと息苦しい思いをしていて「これ以上は無理、限界だ」と思いました。

その結果、大学は卒業できず、400万円の奨学金の返済が残りました。
当時は本当に辛くて、奨学金返済の通知をみて一晩中泣きました。

しかし、もし大学を辞める決断を曲げて、続ける選択をしていたら自殺していたかもしれないと本気で思います。
それは、もし大学を続けたとしても、また同じぶち当たっていたかもしれないからです。

大学を続けて単位が取れず、卒業に近づけない。
そうするとさらに奨学金の返済が増え、何年という時間も使うことになります。

「一度、自分の決意を曲げたのだからもう後戻りはできない」
「でも卒業できる気がしない」
「毎日生きるのが辛い」

こうなるのは、非現実的なことではなく、あり得たことだと思います。
世の中には他人からの期待に応えようと頑張って、その結果、自分を傷つけている人が大勢います。


3、自分の人生を自分で選ぶとどうなるか


自分の人生を自分で選べば、その時に抱えていた苦痛や苦労を回避か軽減もしくは先送りにできます。
大学に行くのが辛ければ大学に行くのをやめればその苦痛はなくなるし、いじめが辛ければ学校に行かなければ、その苦痛はなくなります。

こんなことをいうと「学校にいかなくてその先どうすんだ」と言われそうですが、「別にいいじゃないですか、死ぬわけじゃないんだし」と思います。

もちろん、苦痛を回避できてもその場しのぎだったり、別の苦痛に襲われたりします。ですが、その時はその時で自分で苦痛に対してどう人生を選択するかを決めるだけです。

大事なことは「苦痛に対して自分は無力ではない、自分で苦痛に立ち向かうことを選んでいるんだ」という自覚です。

私も大学を中退してから色々な苦痛と向き合ってきました。
大学を卒業できなかったことは社会に出てから影響は小さくありません。
必ず、大学を中退した理由を聞かれ、半端者の印象を与えてしまいます。

ですが、自分が選んだ道と思うことが人生を生きる勇気を与えてくれます。


4、なぜ自分の人生を自分で選べないのか


「自分の人生を自分で選ぶ」ということは言葉から受ける印象としては「そんなことあたりまえ」と思うかもしれません。
しかし、「自分の人生を自分で選ぶこと」はそんなに簡単なことではありません。
ただなんとなく、今までの道を歩くことではないからです。今まで歩いてきた道に疑いをもって違う道を選ぶこと。

それは
・周囲の期待を裏切ることになる
・先の見えない道をいくことになる
・今まで積み上げてきたものを失う
という恐怖があります。

私は大学を辞める前にも学校にいきたくない、進学したくない、辞めたいということがたくさんありました。
ですが、その度に「学校やめてどうするんだ」といわれ結局は嫌々続けていました。

「学校をやめたらどうするか」そんなことは自分にもわかりません。そのせいで、他人を説得できず結局は、他人にいわれた通りの人生を歩くことになります。


5、自分の人生を自分で選ぶ方法


大学をやめて思うのは「どうせ辞めるなら早く辞めておけば良かった」ということです。そうすれば、時間とお金の損失も少なくてすんだと思います。
ネット上には学歴がなくても若くから行動して、成功を納めている人がたくさんいます。

「自分の人生を自分で選ぶ方法」それは

(1)たとえ失敗しても死なないし、長期でみたら必ずプラスの影響があるということを知る

自分の人生を自分で選んだからといって必ず成功するわけではありません。
というか高い確率で失敗します。ユニクロの社長の柳井正さんも「1勝9敗」という言葉を残してます。

ですが、失敗したからといって死ぬわけじゃありません。
たとえばレペゼン地球のDJ社長はイベントに失敗して6000万円の借金を背負った経歴があるそうです。しかし、今は人気YouTuberとして活動しています。

自分で人生を選んで挑戦すれば、失敗したとしてもその経験はその後の人生にプラスの影響があります。

(2)他人の意見を無視する

自分で人生を選ぼうと思うと周囲に反対する人がでてきます。しかし、私は無視していいと思います。

その理由は

・その人が責任を取ってくれるわけじゃないから
もしその人の意見に従って失敗したとしてもその人は責任をとってくれません。結局は「努力が足りないせいだ」とかいって本人に責任を求めます。
どんな苦労や苦痛があったとしても実際に一番被害にあうのはあなたです。
・あなたの痛みはあなただけのものだから
他人の人生に意見をする人は「あなたのためを思って言っている」と言います。しかし、人が何に対して苦痛を感じるかは人それぞれです。

高所恐怖症の人や閉所恐怖症の人がいるように「1人でいること」に苦痛を感じる人もいれば、「集団行動」に苦痛を感じる人もいます。


結局、世間の常識や誰かの経験にあてはめて意見したところで、その通り行動してどうなるか、どう感じるかは一人一人違うということです。

6、自分の人生を自分で選べず悩んでいる人、選んだ結果傷ついている人へ

「自分の人生を自分で選ぶ」ということにどんなリスクがあり、どんな結果が待っているとしても、「自分で選ぶ」ということ自体は間違っていないと強く思います。

それは

・自分とは一生付き合わないといけない
どんな親しい友人、血縁関係でさえも離れようと思えば離れることができます。しかし、自分とだけは一生付き合わないといけません。
私は誰に嫌われることになっても自分に嫌われることのないように努力してきました。
・根本の部分の価値観は年をとっても変わらない
「何がいいと思う」とか「何が悪いと思う」という外面的な価値観は変化していきますが、根本の「自分はこう有りたい」という価値観はほとんど変化しません。

という理由からです。

私でいうと
・前向きでありたい
・正直でありたい
・自由でありたい
というところが根本の価値観です。

今までの行動すべてがこの価値観に基づいているわけではありませんが、選択において大きな指標ではあります。
この価値観から大きく外れた選択をすると自分のことが嫌いになり、その後の人生の負担になります。

7、他人に人生の選択を押し付けてしまう人へ

人は知らず知らずのうちに他人に価値観や選択を押し付けてしまっています。
思いやりのつもりで言っている人が多いとは思いますが、結果的に人を追い詰めていることがあります。

私が心がけていることは

・求められない限りアドバイスしない
人は中学生くらいになれば、ある程度の判断能力がつきます。頭ごなしに批判や意見するのではなく、相手を理解することに努めましょう。
どうしても心配なときは「大丈夫?」とか「相談に乗ろうか?」とか声をかけてあげるのが本人のためになります。
・応援はしてもプレッシャーはかけない
人によっては応援されることがプレッシャーに感じてしまう人もいます。
そのため私は大事な人に声をかけるときは「応援してる」「無理しないでね」「いつでも味方でいる」ということを伝えるようにしています。

ということです。

嫌われる勇気」には「課題の分離」という言葉が出てきます。
「他人が自分で解決するべき課題」と「自分が取り組むべき課題」を混同してはならないということです。
誰かを思いやるあまりにその人をコントロールしようという思考にならないようにしましょう。


8、自分の人生を自分で選べる=勇者

ここまで、「自殺しない方法」として自分の人生を自分で選ぶということについて書いてきました。
自分の人生を自分で選ぶということは「誰もが直面する課題」で「難易度が高く」「有意義」なことだと思います。

私は大学の中退を決め、奨学金の返済通知を見て一晩中泣いたあの日の自分に伝えたい。

「君こそ世界一の勇者だ、命を救ってくれてありがとう」


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