【要注意】クラウドソーシングサイトのリスク・注意点
こんにちは、タケオです。
副業で稼ぎたい人やフリーランスとして活動し始めたばかりの人にとって、クラウドソーシングサイトって便利ですよね。
私も動画編集で稼ぐためにランサーズやクラウドワークス、ココナラといったサービスに登録して仕事を探しました。そして、今もランサーズで仕事の依頼を受けています。
しかし、クラウドソーシングサイトを利用していて痛い目にあったことや、危ない目にあったことがあるのでそれについて紹介します。
この記事を読むと
・クラウドソーシングサイトに潜む危険を回避できる
・クラウドソーシングサイトをより有効活用できる
・フリーランス、副業をする上での立ち回りについて理解できる
というメリットがあります。
1、「直接取引」のリスク
クラウドソーシングサイトの「直接取引」についての危険です。
1−1、どのように「直接取引」のリスクが発生するか
ランサーズ、クラウドワークス、ココナラといったクラウドソーシングサイトは基本的に「直接取引」を禁止しています。
「直接取引」というのはクラウドソーシングサイトを通さず、仕事の契約を結ぶことです。
「直接取引」を禁止している理由は
・依頼主とサービス提供をする側のトラブルを避けるため
・クラウドソーシングサイトの利益(手数料)を守るため
というものがあります。
しかし、クラウドソーシングサイトで仕事を受けていると依頼主から「直接取引」を持ちかけられることがよく起きます。
手数料をケチろうとする依頼主がいるからです。
手順としては
1)、クラウドソーシングサイト上でメッセージがきて、「他の外部連絡ツール(Chatworkなど)で連絡をとりましょう。」と誘われる。
2)、外部連絡ツール上で仕事の契約を持ちかけられる。
というものです。
正直にいうと、私はランサーズを使い始めて間もないころ、規約をちゃんと理解しておらず、「直接取引」に応じてしまいました。
結果、5日ほどかけて動画編集したのに報酬を支払われず、依頼主は音信不通になりました。
1−2、「直接取引」には応じるな
結論として、「直接取引」には絶対応じない方がいいです。
なぜかというと
・そもそも規約違反だから
利用するサービスの規約で禁止されている以上、それに従うべきです。
規約違反はアカウント停止のリスクがあります。
・契約の保証がなくなるから
クラウドソーシングサイトには「仮払い」というシステムがあり、「仕事をしたのに報酬が支払われなかった」というリスクを回避できます。
・依頼主が信用できないから
規約違反の取引を持ちかける依頼主は信用できません。
報酬に関してもクラウドソーシングサイトに払う手数料をケチるくらいなんで、ランサーに対して支払う報酬もケチる可能性が高いと考えるのが自然です。
私も「直接取引」持ちかけられても断るようにしています。
1−3、「直接取引」の対処方法
具体的に「直接取引」に誘われた時にどうするかですが、まず、「クラウドソーシングサイトを通さない直接連絡」に関してクラウドソーシングサイトによって取り扱いが違います。
・ランサーズでは
「仮払い後であれば連絡先を聞いていただいても構いませんが、ステータスが募集中・選定中時に連絡先を聞くことは直接お取引の観点からお控えいただくようお願いしています。」
とあり、明確に禁止にはしてません。
・クラウドワークスでは
「当サービスでは、利用規約、並びに仕事依頼ガイドラインにて、メンバー保護のためにも契約前の直接連絡を禁止しております。」
とあり、契約前は禁止、契約後はオッケーです。
引用元
【メンバー】LINEやSkype、メールアドレス、チャットワークIDなどの個人情報を聞かれた
・ココナラでは
「メールアドレス、Twitter、Facebook、LINE、Instagram、skypeのIDなど外部連絡先の記載もしくは交換を持ちかける行為」を禁止しています。
引用元
ココナラのサイト外でのやり取りについて
私がオススメするのは
1)、規約違反が確定した時に、依頼主に「規約違反なのでお断りします」と返信して断る
2)、運営に対して規約違反のユーザーの報告をする
ことです。
私はランサーズでは外部連絡ツールへの誘導には応じますが、「直接取引」を持ちかけられた時は、お断りして運営に報告しています。
2)に関して、性格が悪いように思われるかもしれませんが、自分が痛い目にあった経験から同じ目にあう人を減らしたいということや、自分の使うサービスの環境が良いものであって欲しいという思いからです。
2、契約前(仮払い前)の仕事の開始
仮払い前に仕事を開始することの危険についてです。
2−1、どのように「契約前(仮払い前)の仕事の開始」のリスクが発生するか
まず、クラウドソーシングサイトを使う上で、業務の開始は契約後(仮払い後)です。しかし、時に仮払い前にメッセージなどで仕事の業務を開始するよう指示されることがあります。
これは、直接取引のように報酬を「支払う気がない」という悪質なケースもありますが、単純に依頼主がサービスの利用方法を理解していないというケースもあります。
特に、納期まで期間がないというときに要注意です。
2−2、「契約前(仮払い前)の仕事開始」の対処方法
依頼主は早く業務を開始するよう要求するかもしれませんが、「契約後(仮払い後)に業務を開始する」ということは、ランサー側、サービス出品側の権利なので応じる必要はありません。
「業務の開始は契約後(仮払い後)になりますので、契約の手続きをよろしくお願いします」と返して大丈夫です。
私の経験では、動画編集で仮払い前に送られていた素材の確認とカット編集をしたあとに「動画を撮影し直すから中止して欲しい」と連絡がきました。
その後に、再度依頼があったので全くの無駄になったわけではありませんでしたが、そうなる危険もありました。業務を開始するのは契約後(仮払い後)にしましょう。
3、規約違反の仕事依頼
クラウドソーシングサイトの規約違反の仕事依頼についてです。
3−1、どのように「規約違反の仕事依頼」のリスクが発生するか
クラウドソーシングサイトでは、仕事の依頼内容について利用規約で禁止されているものがあります。
例を出すと
・第三者の知的財産権の侵害もしくは助長するような仕事依頼
・第三者サービスのサービス利用規約違反に該当するような仕事依頼
などがあります。
引用元
仕事依頼ガイドライン細則
しかし、実際には「規約違反の仕事依頼」が公開されています。また、依頼に応募して詳しく内容を聞いてみると「規約違反の仕事依頼」だったことがあります。
私の経験では、「Amazonのサクラレビューの依頼」や「YouTube上にアップされている動画をダウンロードして編集してほしい」というものがありました。
3−2、「規約違反の仕事依頼」の対処方法
まずは、なにが「規約違反の仕事依頼」にあたるかある程度は理解しておくことが必要です。
その上で
・「規約違反の仕事依頼」には応募しない
・仕事内容を聞いて「規約違反の仕事依頼」だったときは断る
・もし依頼を受けてから「規約違反の仕事依頼」だったことに気付いたら依頼主、サービス運営に相談する
という対処方法があります。
3番めに関しては、私も経験したことはありませんが、「規約違反の仕事依頼」だとしても単に受けた仕事を放り出してしまうとサービスの運営元からの評価が悪くなってしまいます。
仕事をやらないとしてもうまく対処する必要があります。
4、リスクを回避して上手くクラウドソーシングサイトを活用しよう
今回は、クラウドソーシングサイトを使う上でのリスク・注意点・対処方法について紹介しました。どれも私が経験したことで、今後も同様のリスクがありそうと思ったものです。
クラウドソーシングサイトは便利なサービスなので、今後も使っていきたいと思っています。あなたもクラウドソーシングを上手く活用して副業やフリーランス活動をしてみてはいかがでしょうか?
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