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たまには仕事の事でも書きます

普段は過去の自分のことを書いていますが、今回は仕事のことについて少し書きたいなと思いました。

過去があって現在(今)がある

現在、障害児通所施設を2ヶ所運営しています。
それは、過去の自分の経験があるからです。
自分があの当時、「こんな場所があったらなぁ…」を作っています。
そのため、他の施設には無い(はず)のかなり独創的、だけどどこか懐かしさのある、人情味のある施設になっています。
(かなり私見ですけどね笑)

障害があろうが無かろうがやっぱり子どもは子ども!

何か特別かというと、当然そんなことはありません。
毎日子ども達は流行りのものを楽しんでいますし、ゲームがどうだのと言っていますし、そこら辺の子ども達と何も変わりません。

家庭的だけど専門的…この絶妙なバランスが大事!

放課後等デイサービスと児童発達支援という事業を行っていますが、保護者の方々になるべく寄り添い(あまり好きな表現ではないですが)、家庭と連携しながら支援を行っていきます。

どこぞの施設は「専門的な療育技法を駆使して専門的な支援を行っていきます!」と謳っていますが、うちは全くそんなこと言っていません。

敷居高くして「先生!」的に奉られる感じが本当に好きじゃない。

そんなに人って偉いの??

その人に何かしてもらったら、課題が全部解決するとか思われると何か本来のところからズレる気がしています。
そりゃ課題が解決したら、その段階では良いんだと思います。
でも、似たような課題が出てきたらまた誰かに頼まなきゃならないですよね?
それが自分(達)で解決する力が備わったら、どんなことでもある程度対処出来るようになるかもしれないですよね?

それが自立支援、発達支援と言われたりするんだと思っています。

こんなこと言うと、保護者の方々に「突き放してくる施設なんだわ」と思われそうになるんですが、そこを誤解されないように丁寧に説明をします。

そして、子どもの支援を行う立場からして、子どもに嫌われたら何も出来ないですし、つまらないと思われたら何も身につきません。
そのため、家庭的な要素(関わり方や内容)を取り入れて支援を行っていきます。

誤解してはいけないのは、決して子ども達に媚びを売ったり、下手に出るわけではありません。

うちの施設は、ダメなことはめっちゃ叱ります。
いわゆる「しつけ」をしっかりします。

ですが、ここも注意が必要です!

決して「怒る」訳では無いということです!

「怒る」は感情が伴っており、相手に内容よりもその感情が伝わってしまうため、全く身につくものが身につきません。
何がダメだったのかをわかるように伝えることが「しつけ」です。
もちろん、伝える技法で感情を乗せることはありますが、本心で怒っていることはほとんどありません。
(職員が全員出来てるかというとまだ勉強中の者もいますがね笑)

こんなこと言うと、かなり専門的に見えますが専門的ですよ!(←何言ってんだ?笑)

でも、それを保護者や子どもに見透かされたらニュアンス変わってきてしまうので(特に子どもは)、かなり演じますよね。

めっちゃふざける!!

だから、私が叱った時は子ども達は「この世の終わり」くらいに絶望的な表情を見せます笑

このギャップが、心に刻むんだと思うんですよね。

当然、トラウマにならないように最善の配慮はしていますよ!笑

そのため、家庭的に!だけど専門的に!を常に肝に銘じています。

今回はそんなお話。

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