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多角的に物事を捉える
最近は記事をなかなか書けていなくて、何とも言えない気持ちになっているのだが、今週は少し書いてみようと思い立った。
過去の振り返りではなくて…
経営者として7年目…つまり法人として第7期に入っている。
とりあえず、法人が無くなっていない訳だからそれなりに何とかなっているというのが現状な訳だ。
…今回は現状の確認について書いてみたい。
色々と舵取りをしていくと…
何が正しいのか、どういうことから取り組むのか、どう進んでいくのか…本当に難しいよね。
恐らく、今年は報酬改定もあり他の福祉事業に取り組んでいる法人も悩んでいると思う。
当然、コロナの影響もあり人材不足に拍車をかけ、支援の質と安全性の保証をどのように保つのかも大きな課題となる。
どれから手をつけていくのか…順序をつけていかないと、どれもこれも進んでいかないことになる。
では、どこから手をつけるのか。
ウチの法人は、間違いなく人材獲得だろう。
そして、既存の職員教育もまた必要だろう。
ウチの職員達は、とても優秀だ。
それだけは、本当に間違いない。
あれだけ利用者のことを考えられ、それが誰かに特定される訳でもなく、全員がそうなっている施設はそうそうないと自負できるレベルだ。
だからこそ、もしかしたら敷居が高く感じられるのかもしれない。
みんな、入社した当時はここまでのレベルではなかった。
だが、仕事をしていくうちにここまでのレベルになってきたのだ。
だから、何もその点について考える必要性などないのだ。
そんなことを考えているのだが、そして伝えもするのだが…なかなか次の職員は入ってきていない。
結果が出ない…だから、法人内でも不安とストレスも溜まる。
それは、そうなのだ。
今ウチに必要なのは、頑張ったプロセスではない。
結果が欲しいのだ。
痛いほどよく分かっているのだが、まったく結果が出ない。
また違う側面から見てみると、支援の質は良くなっている点と滞っている点がある。
運営をしていくところで、書類のやり取りやルールについて見直しを行った。
ご理解頂けるように丁寧に説明したつもりだが、伝わらなかった点も少なからずあるだろう。
今月は、本当に自分を見つめる機会を沢山頂いた。
初心を忘れたつもりなど毛頭ないが、もしかしたらそういった点があったのかもしれない。
また、もう一方で経営としてどう発展していくのかも考えなければならない。
2施設運営して、ずっと続けていくことは出来ない。
給与改定を行えば、必ず赤字になる。
勤続年数が上がっていけば、当然そうなる。
そのため、新たに施設を増やしていく必要に迫られる。
だが、今のメンバーだけでは絶対に足りないのだ。
また、報酬改定もあったため総収入は下がることになった。
どのように収入を上げていくのか…。
これは、地域連携という新しいかたちに取り組まないと難しいことなると考えている。
この点についても、自分ひとりでは難しいのだ。
まとめ
ここまで書いてきて、あらゆる面で物事を考える必要があることが分かった。
いや、当然分かっていたことだが。
この視点に立って、法人を動かしている人間はウチの法人では本当に少ない。
居るのかな…と思うくらいに。
ここに感情はいらない。
感情的に物事を考えても、良いことなど何も無いのだ。
だから、常に冷静でありたいと考えている。
これも忘れる人が多い。
当然、私にも感情はあるし、腹立たしいことなんていっぱいある。
…むしろ、そんな事しかないかもしれない。
だが、それではやってられないのだ。
感情では無いところで仕事をしないと、本質を見失う気がするのだ。
あらゆる面から、法人を考えないとどこかで足場を失うことになる。
地に足をつけた法人でありたい。
そう思う7年目…どうなることやら…。
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