第7回 亀鷹人生~TICADV学生プロジェクト 国際会議編~
みなさん、どうもかめたかです。
最近更新できてねかったのはすいません…
今回はTICADVSP国際会議編をざっと話そうと思う。
TICADVSPへの参加
さてWSKを設立し活動しとる中で、多くの人と関わることになっとった。
ほいで、ひょんなところから(東京の連れ)から「TICADVの学生版をするけど、もし良かったら中国地方事務局長を担ってくれん?」って連絡があって、内容を確認したところ当プロジェクトはJICAが主導で動いとって今までない取り組みであり、全国規模の学生プロジェクトってことを知った。
最終ゴールとしては、
①アフリカン50人×日本人50人のディスカッション
②ディスカッション内容をまとめたアドボカシー(政策提言書の提出)
じゃった。
TICAD:Tokyo International Conference on African Development
とりあえず、わいに白羽の矢が立ったんかと考えながらも今まで母校でよく聞く「学歴が高い方が…」ってのを払拭してぇなと思うて「わいでよければ是非。」って回答。オンラインにおいて色んな会話をしながらも中国地方にある国際協力関係の団体へ片っ端から連絡して参加するか確認。その後活動していく内に四国、九州地方も巻き込み後半西日本統括として活動することに。
国際会議への応募
日々中国地方で何をしていけば良いのか、アフリカという大陸のことをどう伝えようか試行錯誤しとった時に、「SOM(Senior Officer Meeting)がブルキナファソであるけど、日本代表として国際会議に参加する人を全国で募集するよー」って話が降ってきて「あー、現場行ってみにゃあ何もわからんわな」ってことで応募。
英語での面接でほぼ英語が話せれん状況じゃったけぇ、面接中に
「すまん、辞退するわ」
ってことを伝えた。
そしたら、
「日本語で良いよ」
って言われて
「何で辞めようと思ったの?」
って聞かれたけん
「自分が行きたいと思う気持ちを優先するよりも、もっと英語で直接話せて吸収できる人材を派遣した方がプロジェクト全体の質があがると考えたけぇ。」
って回答。
少し沈黙があった後に、
「お疲れ様、また結果について連絡するね」
と。
そしたら次の日に電話かかってきて、
「合格したけぇ、日程調整しましょう」
って言われて正直何の話か分からん…けど、
あ、あれで合格できたんかと。笑
ただ、何でわいが合格したんか気になったけぇ聞いてみたら、
「スキルとかじゃのうて、プロジェクト全体のことを考えた上で自分の気持ちを抑えて自身のポジションを考えれることが素晴らしい。一番吸収してくれそう。英語の面に関しては同行する学生でカバーすればよい。」
と言われて、ありがてぇな。
と思いながらもまだ時間があるけぇ、
できるだけ事前に現地の情報をネットやら本やらで収集して、万全の態勢で国際会議に臨める様に準備し始めた。同時に、
学歴とか関係無しに、自分がしてぇことをずっとやっとったら国際会議とかにも参加できる。
の証明にもなると思うた。
学歴コンプレックスとか持っとる人多いな、
とは思ようたけど、正直そんなの言い訳でしかねぇかなって思うて。大切なのは
「どこの大学に行ったか」ではなく「大学で何をしたか」
と考えとった。
ただ、口だけじゃ誰も信用せんけぇじゃったらわいがそれを証明してやろうと思うた。
渡航日が近付くに連れてだんだんと責任感を感じるようになり、勉強量情報量が多くなっていった。そしてブルキナファソ行きの飛行機へ搭乗するのである。
SOM(Senior Officer Meeting)への参加
到着して、まず言語の壁にぶつかる。学生4人で渡航したけどブルキナファソは…フランス語。フランスに留学しとる学生が来る予定じゃったけど、ちょいとアクシデントで来るのが遅れて最初は3人で到着。…英語…は…。笑
とにかく英語で話したりしとったけどやっぱり難しい。
って時に一緒にいっとったスーパー最強の可愛いレディが
「●×■$”#$%$&’(’)(#」
って言うたら、なんと目的地のホテルへ到着。
「いや、何て言うたん?」
って聞いたら
「スペイン語が少し話せるけぇいけるかな思うたら思いの他通じたみたい?笑」
みてぇな。…神よ、ありがとうございます。
ほいで留学しとったやつとも合流して、SOMへ。
とりあえず「ほ~ん」って感じで、てくてくと会場へ。
世界銀行、外務省、JICA、各国大使、NGOなどなど多くのアクターが。会議が始まる前に外務省の方が来られて、
「君たちはあくまでオブザーバーだからね」
と釘を刺された。
そして会議開始。
トランスレーターを使って英語とフランス語を切り替えながら内容を聞いとった。
そこで、ボソボソとわいらの中で
「今しかなくね?伝えるの」
ってなって、
「わい英語厳しいけど、今言うしかねぇと思う。言うちゃろうで、わいらの意見を」
って連れに伝えて挙手。
外務省の方が血相を変えてこっちに向かってくる。と同時にもう一人が世界銀行の議長へ向かう。
あ、こりゃでーれ怒られるかな…と思いながらも、じゃったら真正面からぶつかってでも意志を伝える必要がある。
と。
そしたらいきなりバンッって音がして、正面を見ると議長がマイクを持っとった。
「ここは私が今議長であり、私に決定権がある。あなたたちの発言を認めます。話してください。」
そして自分たちの発言が認められ、全員の目が集まっとる中での発言。
手を握っとってもえぇかと言われてえぇよって言うとったけど尋常じゃねぇくれぇ震えとる。
でも、それでも伝えよう。
今しかねぇと。
伝え終わった後、会場にいる全ての人からのスタンディングオベーション。
TICAD史上初の、学生へ発言権が与えられた瞬間じゃった。
この後多くの方々から声をかけられ、
「君たちのような若者が今後を支えていく。期待しているから今後も頑張ろうね」
と。
ホテルに戻って
「いやーマジで今日は本間にお疲れさま、歴史に傷跡つけれたな!」
って言うたら
「皮肉?傷跡って笑」
「かめって本間に喋らん方がえぇよな。低能過ぎる…笑」
って笑いながらその日はゆっくり振り返りをしながら、今後の動きについてまとめるのであった。
てなわけで、今回はここまで。書いとって結構ボリュームあったなと。笑
次回は
TICADVSPの続き
~全国合宿・アフリカンフェスティバル~
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