2021年2月11日【良心の自由】

眠れない夜はいろいろ考え事をしますよね。

僕はします。しない人もいると思います。しないから異常だとか、クソカスの人格破綻者だとかそういうことは無いと思うんで気にしないで。強く生きて。

僕はなんだか昨日寝付きが悪くて「良心の自由」について考えちゃいました。あは〜。

法とか律とか、カチカチカッチなことはよくわかんないんですけど、たぶん「人に優しくするのは義務じゃないし、心の中では何考えてても自由だよね。」っていうやつじゃなかったかな？良心の自由って。
たぶんだからな？鵜呑みにするなよ。複数の信頼できるソースからの情報しか信じない奴になれ。メディアに踊らされるな。

これ、つまり目の前で困ってる人がいて、それをスルーしても別に良いよってことですよね。
たしかに、人それぞれ立場や事情があるから手を差し伸べられないこともあるでしょう。
大事な取引に遅れる〜！とか。肉まんが冷めちゃうよ〜！とか。
でもそういう事情を顧みずに助けちゃう人もいるんじゃないですかね？
咎められない遅刻理由ランキングがあったら「道に迷っていたおばあさんを案内してました。」が上位にあるだろうし。
良心が自由なら、人々は迷いおばあと大事な仕事やホカホカの肉まんを天秤にかけなきゃいけないですよね。

これ、良い人ほど損じゃね？

良い人ほど、仕事に遅れるし、ぬるい肉まんしか食べられなくなる。これはダメだ。

義務化すればいいのでは？という考えがよぎったので、その時布団の中で考えた義務化のメリットとデメリットを列挙します。

メリット

1.良心的な行動に後悔しない

困ってる人は必ず助けなければいけないので、取引先も納得せざるを得ませんし、アチアチだった頃の肉まんに未練も残りません。

2.誰でも一歩を踏み出せる

困ってる人になかなか声をかけられず「あの人、困ってるな〜。」とチラチラ見る状況が発生しません。助けなければ罪なので。

3.ヒッチハイクでどこまでも行ける

交通機関はたぶん廃れる。

デメリット

1.困りごとの定義が難しい

人に手伝ってもらうほどじゃない困りごとって多いはず。

2.プライベートに踏み込んでしまう可能性がある

たとえば、好みの女性の手を切り取って持ち歩いている人が、ついうっかり手をしまっていた紙袋をなくして困っていたとします。こいつに声をかけた人はお手柄ですが、声をかけられた方は心の平穏が乱されるのでたまったもんじゃあないですよね。

3.悪用する奴が出てくる

困ってる人は助けなければならない…
せや！

4.恥ずかしい

たとえば人の多い繁華街でコケたとすると、周りにいた人々は無視できないのでみなこちらに振り向いて手やハンカチを差し出してきます。
バチェラーでもなければこんな状況イヤだ。

5.手に負えない場合はどうする

首にはめられた爆弾を取って欲しいと言われても無理でしょ？

6.その場に困ってる人しかいない場合

やっぱり優先順位があるんでしょうか。
より「死」に近い問題から解決しなければならないとか？
爆弾は最優先で解除、肉まんは最後にどっかでチンしてもらいましょう。

こんなところでしょうか。

考えてみたところ、デメリットの方がデカイことに気付きました。義務化は危険。

たぶん良い人って人助けして「損した〜！」って思わないでしょうね。

そういう人がバカを見ない世界になってほしいね！ハム太郎！
ｿｰﾅﾉﾀﾞ‼︎ﾍｹｯ