「銀座・新之助上布展」を終えて

本日の東京は、何だかとても爽やかで。
まさしく新之助上布日和でございましょう。

さて、緊急事態宣言中に急に決まった展示会、初めての会場、銀座とは言え看板も出せないビルの地下、集客力抜群の奈夕子先生の不在により会場では採寸できず、故にお仕立ては寸法をお持ちの方のみ承り、そして普段の倍以上の会期、等々…。

なんとも不安だらけでスタートした「銀座・新之助上布展」でありましたが、昨日25日の20時に無事会期を終えることができました。
このような状況の中、毎日お客様にご来場を賜りました。誠に誠にありがとうございます。

およそ13年前、近江のお父さんから初めて新之助上布を預かってイベントを開催したのも銀座のビルの地下でした。（前回は8丁目、今回は7丁目）

当時と変わらぬ想いで織られている新之助上布は、当時とは比較にならないほど多くの方に着て、楽しんで、喜んでいただけるようになりました。

近江のお父さんとお母さんの信念、周りでサポートされている方々の努力、そして新之助上布を楽しんでくださる皆さまのお力添え、すべてが揃って今の新之助上布があることを思うと、今までにない感慨深さを感じる搬出日を迎えています。

1週間、存分に楽しませていただきました。

お客様、ビルオーナー様、関係者各位の皆さまへ心より御礼を申し上げます。ありがとうございました！

って、これで終わりのような雰囲気ですが、来月6月にはお洒落にリニューアルしたばかりの大和屋履物店へ新之助上布を持って伺いますので、もうしばらくお付き合いいただけましたら有難し。

んでは、いざ銀座へ！！