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酸っぱい打合せの話

甘酸っぱいてよりも胃酸が戻ってくるやつです。

2010年に「ファシリテーター」という言葉にであって今年で10年目、note書きながらひとりアニバーサリー気分なタケノシタです。

この投稿は ファシリテーター Advent Calendar 2020 の12日目の野良投稿です。エントリしてみようかと思った時にはすでに埋まっていたので勝手に野良で書いています。

公式の12日目はRieさんが投稿されています。なんだかニンマリするファシリのお話でした。ぜひ読んでみてください。

なぜ12日目なのかというと、公式で宴会してる人たちの隣のベンチで「勝手」に手酌するつもりが、カレンダー主に野良投稿つぶやきが見つかり、ご丁寧に投稿日を私に決めさせてくれました。ゾロ目の12月12日なら忘れないかなと。その上、ご丁寧に本日リマインドメッセージもくれた。さすが師匠、ぬかりがない笑

古い話しか公にしない(語る気になれない)私ですが、この話はそこそこフレッシュな話です、先にふりかえっておくと、フレッシュなうちにネタにすることで、腹の底で醸さず普段のふるまいの中の標語的にラフに扱えそうな気がしています。御札を貼れるくらい念を込められる気がしていたけど、書き終わるころには消化できそうです。

そう思えるのはこれも師匠が教えてくれた15分で考えて5分で書く作戦のおかげ、その15分と5分で何をするのかは師匠は教えてくれなかったけどやってみた、とりあえず付箋にラフを描く感じで書き出してみたら何となく15分で骨格ができた、そこで一度書いた気になってなんかすっきりしてしまった。うっかり満足しそうだったので師匠に、15分考えたぜ報告して、これから5分開始するよ連絡をした。仕事よりいい動きしてるぞタケノシタ。

ざっくりまとめ

・いつものメンバに相談する場
・気の知れた間柄だし改まってファシらずいこう
・結果として意見対立、思考放棄、煮えるタケノシタ
・相手に期待すんなら自分も整えておこう

たまたまですがRieさんと似たような似てないようなズッコケ話ですね。私のはファシらず大けが(自損事故)した話です。

酸っぱくなった打合せ

参加イベントについて相談したいことがあってメンバを招集したときの話です。

私も含めてメンバ間には上下や役割は特にないけど、この場は私が企画担当兼その企画への相談持ち込み者という立場。

・事前に相談したいポイントは別途スレッドに共有済み
・メンバが難色示しそうなところはあらかじめ想定して事前に記載済み
・開始してゆるっと話はじめたところ、話を遮られてメンバから「あれはどうなの?」「これは?」「資料見せて」と質問攻め
・私の相談内容ではないとことも含めて問い詰められる感覚、なんだか険悪?
・いつのまにか相談内容がズレてイベントの別の話で「イベント参加は我々の負担が大きいのでは」という空気に
・あげく考えることを手放してしまった
その場は最低限の分担だけ決定して終了。

打ち合わせの後も席を立てないくらい私にとってショックだったので「私たちが考えることを放棄するということにともてショックを受けている、こんなこと二度と起こしたくない」的なこと(実際はもっと端的ですが)をスレッドでメンバに伝えました(伝えたつもり)

酸っぱくなった原因

今となっては相手が本当は何を気にしていたのかさえわからない

・私は相手の要求(あれは?これは?)に応えるやり取りをするだけ
・相手に「どんなことが気になりますか?」と聞くスタンスをとれなかった
・だから相手も自分の思いを話す機会がなく私も印象に残っていない
・打合せは空中戦が続き、もう考えたくないと思わせてしまった
・きっと考えるのがしんどい状態になってしまったのだろう
・そのしんどい状況を整理する方法を知っていたはずなのにだ、ニダ
・私もそんなメンバと一緒にその場を整理することを放棄した
・それは、私の中に「私に任せると言っていたのに、私の相談を受ける気がそもそもないの?!」という心境が…あったから
・結果として、雰囲気がおかしいなと感じた時に「相手に聞く」という方向に舵を切れなかった
ちなみに、メンバとはその後も変わりなく過ごしておりますのでご心配なく。

自分を整えとく

メンバがいつも頼もしいベストコンディションであるとも限らない。
・堅苦しくてもまずは段取りして、はじめてみてから場に合わせてゆるめる
・おだやかに「気になることありますか?」と聞きあえる会ばかりではない
・違和感に引きずられないように何が起こっているのか立ち止まって見る
メンバがどんなことを気にかけているかを気にかける
自分も我慢はしない、そのためにも相手の言葉を聞く
なんてことを毎度の打合せ前にチラ見してから参加するようにしてみよう。

さいごに(追記)

今回書いた打ち合わせは、相手が気にしていることについて一緒に話せたら面白いアイデア提供してくれる人なのに、その人が気に掛けてくれてたことが何だったのかも気にせず、相手任せな空中戦をして相手の思考力を消耗してアイデアどころか賛同も獲られず空中分解でした。

私は打ち合わせが終わってもその場を動けないくらいのショックがあって、考えることを手放したことに対して頭も腹も煮えて(悲しみと怒りと失望と足場を失ったような不安で)、数時間かけて散歩してなだめつつ、SNSに匂わしていろんな方にご心配をかけてしまいました。

ほんと「しょっぱい」どころか「酸っぱい!!」。でもこうして短期間で醸して学びに昇華できました。

そんは酸っぱい打合せの話でした。

後から師匠が「15分で考えるのをやめて書き始める」「これはやる気を出す言葉なんだ」と教えてくれた。結局「書く」は1時間かかったかけど、確かに書き出すことができた。

読んでいただきありがとうございました。

ファシリテーター Advent Calendar 2020 続きもお楽しみください。

アウトプット下手なりに時々書く機会を作っています。息切れしない程度に散漫ぶりを書き出していきたいなと思ってます。いろいろ体験したい!