スロージョギングにハマっている 20231022

今年に入って、ジョギングを再開した。
それまで病気のせいもあって運動する気にもならなかったのだが、半年くらいウォーキングを続けることができるようになって、もしかして少し走れるか?と思ったのが再開のきっかけである。

10年くらい前はよく走っていた。
Born to Run
という本に触発され、メタボも解消しようと走り出した。最初は自転車で走っていて気持ちいなあと思っていたのだが、河川敷を走っている人たちの表情があまりにも楽しそうで、走りたいなあとも感じていた。

そんな折のBorn to Runであった。

最初は500mも走れなかったのを記憶している。こんなにも走れないものなのか、と大変凹んだものだった。
それが走り続けていくうちに、だんだんと距離も伸び、フルマラソンも出て、やりたかったトレイルランニングの大会にも参加するようになった。長野の御嶽山が噴火する数ヶ月前にその麓を中心にあった、おんたけ100kmにも参加し、完走することもできた。ものすごく楽しく、達成感のある時間だったのを記憶している。

その後病気がひどくなって、全く走ることなく数年を過ごしてきた。

それが今年に入って、ちょっと走ってみて、意外といけるということに気がついてしまったのだ。
元福岡大学の田中先生が提唱していたスロージョギングというものがある。かつてその本を読んで実際に取り入れてやってみていたこともあった。

年齢もだいぶん進んで、久しぶりのランということもあり、とにかくゆっくりと、そのスロージョギングをやってみようと思ったのである。
これが、今ハマってしまっているのである。
やらない日は体調が少し変だなというくらいフィットしてしまった。
今年の超暑い中でも続けていた。

何せ歩くよりちょっと早いくらいのジョグである。
好きな音楽もたっぷり聴ける。これはshokzの恩恵大であるが。
音楽を聴きながらゆっくり周りを見渡しながら、季節の変わっていくのを楽しんだり、よその家の庭の綺麗な花に見とれたり、よそ見しながら走る楽しさを味わっている。

今は特にマラソンに出るとか目標もないわけだが、とにかくジョグをすることが楽しくてしょうがない。ランウォッチも何もいらず、ただ音楽を聴きながらコツコツとゆっくり走るのがいいのである。

ここのところハマっているのは、U2のSongs of surrenderである。こんな静かなゆったりしたものを聴きながらジョグするのがこんなにも楽しいとは、本当に思わなかったわけである。

人の体は長く走るようにできている。というのがBorn to Runの話の一つでもあったのだが、いまだに楽しめるところを見ると、本当にそうなのかもしれない。

文末

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