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娘とニューヨークで遊ぶ(7/8日)

ブロードウェイで観劇

明日がニューヨーク最後の日。
でも、フライトが朝の6時半なので、ほぼ帰るだけ。
ということは、今日が実質的にはニューヨーク最後の日といえる。

私が25年以上前にニューヨークに住んでいた頃、仕事以外にやったことは、ブロードウェイでミュージカルを見ること。
TKTSの窓口で安いチケットを買い、せっせと足を運んだ。

だが今回は、観劇にまったく興味のない娘がいる。
私が見たかったのは、MJ(マイケルジャクソンのミュージカル)、Hamilton、The Book of Mormonだが、いずれも高い。
でも、ひとり200ドルも出しても見たい!とまでは思ってない💦

あと、なぜか見たいミュージカルのサイトからチケット購入のリンクを踏むと、かならずチケットマスター(ticketmaster)のサイトに飛ぶ。
この会社が、かなりの額をピンはねするので、できればチケットマスターでは買いたくなかった。

最初はTKTSで買うとか、直接劇場で買うことを考えていたのだが、TKTSはろくなものがなく、また直接劇場へ行って買おう、ホテルから近いんだから、っていっても、あの人の波をかきわけて、数多くの信号を通過して・・・という労力は並大抵のものではないことがわかった。

そこで、todaytixというアプリを使って、予約をしてみた。
仲介手数料は、チケットマスターよりは安い。

私が選んだのは、「ハリーポッターと呪いの子(Harry Potter and the Cursed Child)」という劇。
ハリーポッターの子どもが主人公で、内容は劇のスクリプトを読んだことがあるので知っていた。
娘も、これならいい、と言う。

ゲットした席は、2階メザニン席の前から3番目。
手数料込みでひとり$100ほどだった。
それでも、前日に予約できたのだから、まあいいか。

開演は午後1時。
それまでの間、娘が行きたいと言っていたBIAO Sugarというボバの店へ。
ここは、ボバを入れる卵型の器が可愛いのだ。
行きは歩き、帰りは地下鉄で戻った。

劇場のLyric Theaterへは、人込みと信号があっても、ホテルから歩いて5分で行けた。
劇場に入ると、体中の細胞が喜んでいるような、懐かしいような感覚がよみがえってきて、ふと涙ぐみそうになった。
もしかしたら、私は前世で劇場関係者だったのかもしれない(笑)

席からは舞台がよく見えたが、惜しいことに、一番前に柵があって、それが視界を邪魔していた。
席は、横に3つのかたまりがあり、私は左側のかたまりにいたのだが、柵はなぜか左側だけ。中央と右側には、柵がない。ずるい!

あの柵さえなければ、もっとよく見えたのに!

「SHOWBILL」という冊子のデザインも、25年以上前から全然変わっていない。
おそらくそれよりもずっと前から、変わっていないのだろう。

私はミュージカルが好きなのだが、これは劇。
つまり歌と踊りがないのだ。
それがいまいちだった。
でも、魔法を使っているように見せる工夫がかなり素晴らしく、特にディメンターが空を飛ぶシーンは圧巻だった。
娘も満足していたので、良しとする。

観劇が終わり、m&mでお土産を買う。
ニューヨークには名物となる食べ物がないし、お土産もない。
同じことをどの旅行者も考えるのだろう、m&mはいつ行っても人でいっぱい。儲け放題だ。
m&mのコンセプトとほぼ同じ、Hersey'sのお店も見つけて入ってみたが、何も買わなかった。

最後の夜となる夕食は、ピザに決めた。
娘が検索して、ホテル近くで人気のピザ屋に行ってみたら、本当に大人気で長蛇の列。
別のお店(Carnegie Pizza)に行ってみたら、ここはまあまあの混み具合。
一人用のスライスではなく、四角いピザがあるのもグッドだった。

店の外にもテーブルとイスがあったので、そこで食べることにする。
相席したのは、白人の母と娘。年もそれぞれ同じくらい。私たちのように、母と娘の二人旅行だと思われ、勝手に親近感を抱いた。

最後に、高層ビルの上からマンハッタンの夜景を見たかったのだが、娘も疲れていたので、エンパイアステートビルが見えるあたりまで南下して、見えたらその場で引き返し、ホテルに戻った。