#02 かがみの孤城を観て

地上波で放送されると聞いて、ずっとこの日を楽しみにしていた。
辻村深月さんのベストセラー小説の映画。
不登校の主人公こころが、ある日突然鏡の中に吸い込まれ、着いた先がかがみの孤城。そこにはオオカミ様と6人の中学生が。
どんな願いでも叶えられる鍵があると言う。但し、望みを叶えられるのはたった1人だが、孤城での記憶を消去される。期限は3月末。
集められた7人には共通点が。

かがみの孤城を知った時、ベストセラーというだけで、中身には特に興味はなかった。ただ話題だからというので、観てみたかった。
最近、このお話しの主人公が不登校であると知った。無性に観たくなった。
不登校が日本で急激に増えているけど、世間は、不登校が何故起きているのか、不登校児がどういう経緯で学校に行けなくなったのか、どういった対応をすればいいのか、知らなさすぎ。
だから地上波で観たくなったのだ。

中学生の悩みや葛藤が話中に溢れていた。
こころの勇気に心が温かくなった。
もう一度観たい。
私は心の気持ちをわかりたいと思うし、こころのお母さんの気持ちもわかる。
この話だけで今の不登校問題が全てわかるわけでも伝わるわけでもない。
ただ、色々な人に観てほしい。
次は小説を読んでみよう。

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