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詩:小声でつぶやくしかない

その人にかけられる言葉なんてもっていない

良い わからない 悪い

どれも違うし

どれも同じ

やさしい言葉すらかけられない

なぜならやさしさとは責任を負うことだから

その責任を負う勇気も体力も精神力も知力もない

そもそも負う資格がない

なぜなのかすらどこにも言えない

だから私は文章にもならないようにつぶやくしかない

こっそりと

小声で

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