Vol.15 教材研究「想像力のスイッチを入れよう」①

 来週から国語科「想像力のスイッチを入れよう」に入ります。昨日、まずは自分が教材文を読みました。来週に向けて少しずつ構想を練っていきます。

 まず、「想像力のスイッチを入れよう」という題名から惹きつけられます。「想像力のスイッチとはなんなんだろう?」と思いました。1回、読んだ後にもう一度題名について考えてみましたが、あまりすっきりしませんでした。だって、「想像力のスイッチ」という言葉をこれまで使ったことがありません。もう少し、読み深めてみないと、

  • どんなスイッチなのか?

  • いつ入れるのか?

  • だれが入れるのか?

  • ここでいう想像力ってどんな想像(力)のことなのか?

  • どうしてスイッチという表現をしたのか?

といったことがはっきりしません。まずは、自分自身の考えをはっきりさせたいなと思いました。

 教科書には「事例と意見の関係をおさえて読み、考えたことを伝え合おう」という単元目標が示されています。たぶん、これを大切にすることで、筆者の言いたいことがわかり、自分の考えをもつこと(考えがはっきりすること)につながるのかなと思っています。ですが、

  • 事例と意見の関係とは?

  • 事例と意見の関係を押さえるとは?

  • 事例と意見の関係を押さえて、どうするのか?どう生かすのか?

といったところもまだ曖昧です。一応指導書には、それぞれどういうことなのか書いてくださっていますが、まだ自分のものにはなっていません。

ですが、こうやって書いてみると、これから自分自身が読み深めたい視点がはっきりしたような気がします。今日も、もう一度教材文を読み深めてみます。

 あなたの努力は、「想像力のスイッチ」を入れることだ。あたえられた小さいまどから小さい景色をながめるのでなく、自分の想像力でかべを破り、大きな景色をながめて判断できる人間になってほしい。

下村健一,想像力のスイッチを入れよう(光村図書)

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