合気道の達人は本当かどうかを解説
合気道の達人と呼ばれる人が、弟子たちを軽く投げ飛ばしていたりするのは、嘘くさく見えます。こうしたことは本当なのかどうか、気になる所です。
今回は合気道の達人が、本当なのかどうかについて、解説しようと思います。
まずはこちらの動画を、折角なので人生の記念に見てみて下さい。わずか5分程度。
この動画で紹介されているのは、塩田剛三という、合気道開祖植芝盛平の内弟子をされていた方で、合気道の中でも、もっとも有名な合気道家の一人です。
どうでしたか?嘘っぽく見えましたか?それとも凄いと思ったでしょうか?
大勢の弟子がかかっていっているのは、一つの演武でもあるので、嘘と言えば嘘と言えます。そのためやらせとか、嘘っぽく見えたのであれば、もしかしたら、演武についてそう感じたかもしれません。
ちなみに映像の中で、植芝盛平が塩田に「やりませんか?」と声をかけていますが、もちろんこの人は役者で、またじいちゃんの設定は、全くの嘘です。出会ったのは49歳ぐらいです。
3:50辺りからの演武は、63歳の時の演武になりますが、まず強いかどうかは別にして、果たしてあそこまで体を、楽々に動かせるものでしょうか?
あなたでしたら、やらせの動きだとして、63歳になった時、同じように体を動かせますか?また周りでも、63歳の年齢で、あそこまで軽快に動ける人はいますか?
中々いないですね。
そう考えると、強いのかどうかは別にして、何かある、何か違うということは、分かるのではないかと思います。
次に、「しゃべりながら体を動かしても、息を切らしていない」こと。これは、呼吸に関心がなければ、特に気にもしないと思いますが、実は非常に注目すべき所です。
普通の人であれば、体を動かさず、何か説明するだけでも、息が切れがちな人もいます。ましてやしゃべりながら体を動かすとなると、殆どの人は息を切らすでしょう。
また有名な武道の先生であっても、ちょっとした体の動きの説明でも、息が切れたりするぐらいなので、息を切らさない事は、とても難しいのです。
ここまでで、強いかどうかは別にして、どうも普通とはちょっと違うんじゃないか、と思ってもらえたのではないかと思います。
続きは次回。
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