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若い世代に新型コロナワクチンは必要か?

新型コロナワクチン接種が本格化してきた。

待ち望んでいた方には朗報だろう。

ただ実感として50歳未満の世代を中心に副反応が酷く出ている気がする。

無症状も多く重症化する確率が高くない若い世代のワクチン接種が必要か気になったので、調べられる範囲で調べてみた。

ワクチン接種の参考となれば幸いです。

参照資料
①新型コロナウイルス感染症診療の手引き第5版
②厚生科学審議会資料

図の見方
コロナ関連死(コロナ感染症後死亡+コロナワクチン接種後死亡)
コロナ感染症後死亡は、5月12日時点報告数
コロナワクチン接種後死亡は、5月30日時点報告数
コロナワクチン副反応数は、疑いも含む


やはり若い世代ほどワクチンの恩恵は少ないと感じる。

ワクチン副反応疑い報告数は、40代、30代、20代の順に多くなっている。

コロナ関連死におけるコロナワクチン接種後死亡の割合は、圧倒的に40歳未満が多い。

コロナワクチン接種で期待されているのは次の二つだと思う。

①集団免疫によるコロナ終息

②発症予防、重症化予防

ワクチンによって他者に感染させなくなるかはまだ判断出来ないので除く。(ワクチンを打つことによって発症せず無症状キャリアになる可能性があるため)

個人的に②はかなりの効果が見込めると思う。

ただ①は、おそらく無理ではないかと思う。

理由として、一般的な風邪ウイルスで、かなりの累積感染者がいるであろうヒトコロナウイルスですら終息していない。

また、かなりの数の新型コロナウイルス無症状キャリアがいるおそれがあること。

無症状のキャリアは、30代以下の若い世代に多いのではないかと思う。

ワクチンの効果期間が不明な点も、集団免疫によるコロナの終息は無理なのではないかと思わせる。

毎年もしくはある一定期間毎にワクチンを打つ必要があるのであれば今回のワクチンの目的は、主に②発症予防、重症化予防となる。インフルエンザワクチン接種と同じ考え方となる。

そうなると若い世代にワクチン接種が今すぐに必要か?という疑問が生まれる。

思うに、コロナワクチン接種に最も恩恵を受ける世代は、70歳以上ではないかと思う。

副反応報告数も少なく、重症化するのを防ぎ死亡することも防げる。

かたや、若い世代は、副反応報告数も多く、重症化するのを防ぎ死亡することを防ぐ効果も期待しにくい。(そもそも重症化しにくいので)

自分なりにまとめると、

40歳未満の基礎疾患がない方の接種は、推奨されない
※40歳未満でも重症化する可能性が高い方は、接種を強く推奨する

40歳以上70歳未満は、接種が望ましい

70歳以上は、接種を強く推奨する

※いち薬剤師の考察です。(私は、現時点ではワクチンを接種してません。)



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