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2021/6/4 決戦は金曜日・ドルロング!

Ken:日本でのワクチン接種率の上昇を材料に日経の買いが先行し29000円を回復すると、ドル円・クロス円共底堅く推移。5月中国財新サービス部門PMIは予想より弱く、豪ドル売りが優勢に、また上海・ハンセンが軟調に推移したことも豪ドルにはネガティブに、一時0.7715lvlの安値をヒット。このオセアニア通貨でのドル買いに、ドル円は109.85lvlまで緩やかに上昇。欧州時間、5月英サービス部門PMIが予想を上回り、ポンド買いが先行し1.4200台に上昇。ロシア財務省がドル資産売却計画を発表し、ドル売りに反応、ドル円は109.63lvlまで、ダウ先物も200超の下落。ただ詳細が明らかになるとドル売りはミュート。NY時間、良好な5月米ADP、ISM非製造業、前週分新規失業保険申請件数の改善が発表され、米長期金利の上昇と共にドル買いが優勢になりドル円は一時110.30lvl、ユーロは1.2120割れに到達。株価は、海外市場の流れを引き継ぎ売り先行でスタート、バイデン大統領が法人増税案を撤回し最低税率15%を提案と報道されると、ダウは一時プラスに持ち直す場面もありましたが、米長期金利上昇でナスダックが終始軟調、結局3指数ともマイナスで終了。原油は在庫の大幅な減少が発表され69.40lvlまで上昇、ただ利確の売りと軟調な株価の影響で前日比ほぼフラットまで上値を切り下げて終了。
ポジションは、ドル円ロングキープ、NZ円はサポートラインブレイクで78.77でカット(残念)、ユーロを21日線割れでショートエントリー1.2170。

BOSS:米指標は好調丸出しでした!!
非製造業総合景況指数ISMはなんと1997年の統計開始以来最高!! 新規失業保険申請件数は新型コロナ渦以来初めて40万件を下回り、ADPも100万人弱と一年振りの数字!!
指標が良いと、テーパリングが取り沙汰され、金利上昇…株式市場が調整モード突入となりますが、昨日はKen指摘の「バイデン大統領法人増税撤回!?」報道にダウは下げ幅縮小となりました。
為替はドル買い祭り!
ポジション:ドル円も想定より1日早く109.30/90ゾーンを上抜け。今回は買い指値が付かず…時間足曇&基準抜けで少しだけ買いましたが、極小ロング変わらずです。

Ken:さて本日は、4月ユーロ圏小売売上高、5月米雇用統計に注目です。
雇用統計は、雇用者数・失業率は当然ですが特に注目は賃金。大きく上昇すればテーパリング期待高まりドル買いが更に加速するのではと妄想。
メインイベント前にドル買いが加速し、ドル円は先週の高値110.20をブレイク、ユーロもサポートだった21日線を明確に下抜け、ドル強し!トレンドは明確に。一方株価は軟調に推移し、クロス円にはアゲインストとなるため、ドルストレートリスクに傾けることを決断(ドル高値圏だけど大丈夫?)
戦略:ドル円ロング(109.30) ユーロショート(1.2220)
・ドル円は、109円台のレンジをブレイクしブルモメンタム拡大、日足MACDもまだ上値余裕があるため、3月末の高値110.97を目指す展開を予想。時間足基準線109.92、21時間線109.97がサポートになり買い指値エリア、109.50割れにstop。株価下落には要注意。
・ユーロはサポートだった21日線1.2173lvl、日足転換線1.2192がレジスタンス。3月末の安値1.1702から1.2266までの上昇の38.2%戻し1.2050、半値戻し1.1985lvlがターゲット。時間足転換線、基準線のある1.2240-70が売り指値ゾーン、前日の高値1.2218越えでs・l。

BOSS:待ちに待った米国雇用統計です。気になるのは…ADPと雇用統計の相関性の低さ…今年の1-4月に限るとADPの予想比上振れ、下振れに雇用統計が歩調を合わせたのは一度だけ!!? 今回の雇用統計予想も昨日のADPを受け80万人弱まで上昇。ハードルが高くなっております。しかも、昨夜の最強ISMですが、雇用に関しては58.8→55.3と弱くなっており、夢は見すぎない様自制しております。且つ、ヘッドラインに踊らされ無いよう、過去の数字のリバイズ(特に先月)も要注意です。
先月の雇用統計でも触れましたが、「賃金」も要注目! ベージュブックでも指摘のあった通り、景気は加熱しつつあり、人手不足解消には賃金上昇は避けて通れません。
これらを踏まえての金利動向次第ではドル大幅高も充分ありうると思います。
戦略:ドル円: 109.60コストの極小ロングなので時間足曇下抜けs/lで臨みたいと思います(現状109.60その後109.80へ上昇)
数字が強く、金利上昇(実質金利)が確認されれば積み増したいと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:良い週末を(^^)v

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