見出し画像

2021/5/10 リスクオン地合い継続なら、やっぱり円売りポジションキープ!

Ken:日経が軟調にスタート、ドル円は前日の安値をブレイクし安値108.93lvlをヒット、ただ東京仲値にかけての実需のドル買いに下値を109.15lvlに切り上げる展開。また日経がプラス圏に回復すると、クロス円の買いも優勢に、銅価格でが最高値更新、4月中国財新サービス部門PMIも好結果であったことから、豪円の上昇が顕著に85.00をヒット、ただRBA四半期金融政策報告書で、利上げは早くても2024年との見解で上値を若干切り下げる展開。欧州時間、ラトビア中銀総裁が早期テーパリングに言及したことで、ユーロ買いが先行しユーロは一時1.2100、ユーロ円は132円手前まで上昇。NY時間、衝撃的に最悪な結果となった4月米雇用統計を受けて、米10年金利が1.46%まで急落すると、ドル円はロスカットを巻き込み108.35lvlをヒット。売り一巡後10年金利は発表前の水準まで戻すとドル円も108.90lvlまで下値を切り上げるものの、ユーロ、豪ドルでのドル売りが優勢な為、戻りをしっかりキャップされる展開。豪円はコモディティー価格が底堅く推移、特に銅価格が最高値を更新などを材料に、買いが加速し一時85.35lvlまで。ユーロ円も株価の上昇が支えになり再び132.20lvlに。4月のカナダの雇用統計も発表、予想を下回る結果にカナダ売りが優勢になり一時89.10lvlまで下げる展開。株価は最悪な雇用統計発表後、ダウが軟調に推移しましたが、FRBによる金融緩和の長期化への期待が高まり3指数ともプラス、ダウは連日の最高値更新して終了。
ポジションは、ドル円ロングがカットlevelまで下落したのですが、米長期金利の反発を見て108.45でロング積み増し、その分は108.80で利確、コアロングはキープ。株価、コモディティ価格上昇で豪円を84.90でロング積み増し、ユーロ円ロングはスコットランド選挙のために一旦132.05で利確。
週末のニュース
・スコットランド議会選挙は与党の単独過半数はならなかったが、独立派での過半数は達成。ジョンソン英首相は独立を問う住民投票の実施は認めない方針を発表。

BOSS:驚きました…米国雇用統計…失業率も…
結果的には季節調整前は市場予想通り百万人を越えてたとの事で、金利も反転。ダウは史上最高値更新。
(金曜日の作戦会議で、コロナ死亡者数@米国を大きく間違えました。米疾病対策センター発表は58万人弱。米ワシントン大学保険指標評価研究所は90万人超との見立てです。申し訳ございません。)
ポジション的にはドル円を予定通り買い回転。あまりの頭の重さに、NFP前には極小に減らし突入。8時間基準抜け@108.70抜けでカットしました。

Ken:さて来週は、4月中国CPI、PPI、5月独ZEW、1-3月期英GDP速報値、4月米CPI、PPI、小売売上高、米10年債入札に注目です。
・衝撃的な米雇用統計でも株価は上昇。FRBによる早期テーパリングへの懸念が後退したことが主な要因ですが、季節要因が影響していた等実際はそこまで悪くないという事。確かに平均時給が下がってません。他の経済指標から推測するに米経済は堅調に回復してることは事実で、今週は米インフレーション指標に一喜一憂すると予想します。基本はインフレ懸念から長期金利が底堅く推移し、リスクオン地合いは継続すると想定しクロス円、ドル円の上値目線継続、特にドル円はリスクオンのドル売り・円売りに挟まれて膠着感強いですが、米国の早期経済回復期待感は強く、日本との格差を考えると上目線は諦められません。
・テーパリングという観点から言えば、カナダが先陣を切り次にどの国になるのかが注目。米国はもちろん、英国も期待感が高まりつつありますが、週末のスコットランド議会選挙の結果の影響はどの程度なのか見極めたい所。
・欧州はワクチン接種が進み、規制も徐々に解除され、経済回復期待が高まりECBによる緩和策縮小の見方も出始め、ユーロ円の上目線は継続。
・豪州は世界的な経済回復期待が高まり、株価、コモディティ価格が堅調であることから上目線継続、中国との関係悪化が懸念材料。

戦略:ドル円ロング(107.98) 豪円ロング(83.45)
・ドル円は残念ながら週足で陰線になり上値モメンタムはミュート。日足でも雲の中に突入し、基準線、転換線、21日線とレジストに変換、107.48-109.70の上昇の61.8% 108.32で辛うじてサポートされている状況でドル円単体で上昇する要因が見つからず。時間足でも108.80-90が売りゾーンに見えます。ドル円のロングを、クロス円ロングに変換するか検討。
・豪円は横横レンジから上に抜けてきたように見えます。日足転換線、基準線とも上昇中でサポート要因。3月の高値85.45をブレイクすると、更に上値モメンタム拡大で87円目指す展開。時間足でも85.00levelがサポートで短期でも買い増しエリア、s・lを84.50割れに。
・ユーロ円は、週末のイベントもあり一旦sqにしましたが、昨年11月以降の上昇トレンドは継続。日足転換線レベルでの再度ロングエントリー、21日線割れでs・l。

BOSS:スコットランド選挙では独立派が勝利との事で英国ポンドは荒れそうですね。ただ、独立に関する住民投票があるとしてもまだまだ先(ジョンソン英国首相は拒絶)…本当に独立となると~いつの話になるのでしょう~って事で、このネタで大きく売られるのなら、カナダに次いで緩和縮小期待も高く買っても良いのかもしれません。日足雲上@150.58underがあるなら検討します。
米10年金利は一時1.47%割れまで取引されてからの、open levelの1.58%close。株も堅調。
「独立派勝利」をこなしたら、目先のイベントを終え、リスクオン継続なのかなと思います。
戦略:ドル円: クロス円の買いとリスクオンのドル売りで揉み合ってます。日足&8時間の雲に突入。それぞれの雲上が109.00/10をレジスト。IMMを見る限りまだロングが適度に残っており、米国金利が相当の勢いで上昇しない限り重そう。時間足転換@108.80から既に重そう。
downsideは8時間雲下が108.10から徐々に上昇。想定レンジ「107.90/108.90」とし、イントラデーでは108.60/80売り。雲抜けでs/l。

Ken:了解です。ポンドは今朝若干上昇しております。
では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張ろう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?