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2021/7/20 リスクオフ相場はまだ終わらない!

Ken:OPECプラスによる8月より減産縮小の決定が原油売りを誘い、リスクオフの株安・クロス円売りが優勢に。豪円は81.00lvl、カナダ円は87円割れに下落、ドル円もクロス円に連れ上値の重い展開であるものの、実需のドル買いが下値109.70-80lvlをサポートし膠着。欧州時間、原油の下落が加速し、変異株感染拡大懸念から欧州株の売りが先行、リスクオフ地合い満載の中、クロス円・ドル円の下落がエスカレート、ユーロ円は129.00近辺、ポンド円は150円割れ、そして東京時間では膠着していたドル円は遂に直近安値をブレイクし、109円前半に。NY時間、デルタ株感染拡大によるリスク回避の流れは継続、また7月NAHB住宅市場指数が予想を下回りドル売りが加速、債券買いが優勢の中、10年金利が1.2%割れドル円は一時109.07lvlの安値をヒット。原油の下落が止まらず一時65.60ドルlvlまで、カナダ円は85.43lvl、豪円80.00lvl、ポン円149.30lvlの安値を付ける。その後大きく下落して始まったSOX指数の買い戻しに連れ、クロス円・ドル円共ショートカバーが優勢になり、ドル円は109.55-60lvlまで下値を切り上げる場面もあり値動きの荒い展開。株価はOPECプラスの合意、コロナ変異株感染拡大懸念でリスク回避全開の中ダウは一時900ドル超の下落する等3指数ともマイナスで終了。震源地の一角の原油は景気回復期待から需要増加を材料にしたアゲアゲムードはどこに?結局6%超の下落で終了。
ポジションは朝一、豪円・カナダ円・ユーロ円をショート、ドル円ショートを一部109.15lvlで縮小、ユーロ円は129円割れで利確としました。結局ドル円・豪円・カナダ円ショート、NZドルロングをキープ。

BOSS:年に数度しかないview通りの展開、且つ、しっかりポジションを持ちきれた奇跡の1日となりました!!!
日経を含むアジアの株式市場は1%ちょいの下げ(ベトナム市場を除く)。欧米は軒並み2.5%前後下落。日経も先物を含めると2.5%を越えて下落。
米国債は大きく買われ、米国10年金利は1.2%割れ。原油も大幅安。
ポジション:ドル円: 朝イチ110円台でMAXショート。東京時間はまたもや109.70/75が引っ掛かり一部買い戻したりで売り回転。欧州&米国市場オープン後は日足雲上手前から、target宣言した雲下@109.15に向け買い戻しが全部付きました!!
欧円、英円、豪円: こちらも朝イチにショート。結果としては、原油下落のキツかったカナダ円が一番効率良かった模様ですが、これら3通貨も充分下落。ドル円がtargetの109.15を付ける過程ですべて買い戻し、SQ。

Ken:さて本日ですが、6月日本CPI、RBA理事会議事要旨、6月米住宅着工件数に注目です。
昨日のリスク回避の動きは継続するのかどうかに注目が集まります。株価が、金利が、コモディティがまだまだ下落するのであればFXもクロス円の売り継続と思っております。
戦略:ドル円ショート(110.60)、豪円ショート(81.50) カナダ円ショート(87.30) NZドルロング(0.6897)
・ドル円は日足雲の中109.11-55での動きがメイン、下抜けできるのかがポイント。転換線109.88がレジスタンスで110.00越えは想定してません。短期でも時間足基準線109.60、21時間線109.65がレジスト。下値の目途は昨日の安値109.05、200週線108.90がサポートですが、ターゲットは4月安値107.50lvl。
・豪円は株価との連動性が高く、200日線81.15を割り込み心理的サポート80.00lvlまで下落。株価の下落が続く限りショートキープ。週足雲上限77.90vlがターゲット。
・カナダ円は原油と共に大きく下落、ターゲットは200日線84.80lvl、昨日の高値87.25越えにslを置き、原油動向に注目。86円台はほぼ素通りでキーレベルが特になし、戻りも素通りの可能性高いので撤退は早めに。
・NZドルは利上げ期待があるものの、リスクオフ地合いでは全くダメ。ボックスレンジ0.69-0.71を維持できるかがポイント。日足転換線0.6980、21日線0.7000がレジスタンスになります。

BOSS:パウエル議長注目の米国不動産指数も昨夜は予想比悪し…金利低下に拍車をかけたものと思われます。
金利低下は株式市場に優位に働くはずなのですが、今回ばかりは1日で調整完了とはいかないのでは無いかと考えてます。理由は昨日コメントした通り。超訳すると「まだ買いたい人より、売りたい人の方が多い」のではと思ってます。因みに、日経ダブルベアを昨日MAX買い増しておりますが、こちらについては、本日先物を追随するはずのオープン直後に1/3程度買い戻そうかとは考えてます。一応targetは高値から20%程度の24/25,000。
今は、デルタ株による感染者数急増に軽パニック状態となってますが、ワクチンの普及で、重症者数が抑えられ医療崩壊につながらない等のnewsが出てくれば一気に「買いたい人々」の登場となると思われます。その手のnewsには要注意です。
戦略:ドル円: 最近二番煎じにろくなこと無し…ですが~、米国10年金利が1.2%割れですし、昨日まで魔物の居た109.70/75は強力レジスタンスと考え109.50/70は売りゾーン。しかし、昨日の様な展開を本日もなぞるとは考え難く、109.30/10は買いゾーンとしたいと思います。
クロス円については株式市場に余程の動きが無い限り様子見。
Gbp$: 「歴史は繰り返すシリーズ」の極小ショートだけ残してます。ネックライン@1.3700を抜けて来てる風に見えます。1.38台への戻しがあれば軽く売り戻しを検討します。

Ken:了解です。
株価の下落には毎回潤沢な資金に踏み上げをくらい苦しめられてきましたが、今回は違うような…因みに日経は日足200日線27670を下抜けしました!(2020年5月に上抜けして以来200日線の下でオープンするのは初めて)27000円がまだサポートラインに見えますが、ブレイクすると24000円はアグリーです。
では本日も頑張ります♪


BOSS:頑張ろう!


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