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2021/6/8 膠着感満載・いつまで?

Ken:日経が寄り天、ドル円・クロス円共材料がない中株価の動きに一喜一憂でしたが、基本はレンジトレードで膠着。5月中国の貿易収支は予想対比悪かったものの輸入が大きく伸びたことが要因、S&Pは豪の見通しをネガティブから安定的に変更、いずれもインパクトは軽微。欧州時間、時間外米10年金利が上昇しドル買いが先行、ユーロ1.2145lvl、ドル円109.60lvlに。ただ米国の早期のテーパリング観測が後退していることでドル買いの流れが継続せず。ユーロ円が先週金曜日の安値をブレイクしてることで、更に売りが加速すると、ドル円はサポートレベルを割り込み大きく下落し、一時109.20lvlに、ユーロ円も132.90lvlをヒット。ポンドは軟調にスタート、英国がロックダウンの解除を延期するとの見方が強まったことが要因。NY時間、目立った米経済指標もなく小動き。ロシアがユーロに資金シフトするとの一部報道でユーロが上昇、一時1.2200lvl、ユーロ円も133.30lvlを回復。ドル円は安値圏109.20-30で膠着、ポンドはユーロに連れて上昇し行って来いの展開。
株価は、10日米CPI前に利確の売りが優勢にダウは終始マイナス圏、ナスダックはアルツハイマー治療薬の承認でバイオジェンが急騰しサポート要因になり続伸。
ポジションは、ドル円ロング、ユーロショートキープです。

BOSS:しずしずとドルは下がりましたね。ロシアの「米ドル離れ→Eur、中国元&金」話が持ち出されてる模様ですね。
ドル円も下落。日足基準(109.33)&転換(109.53)も下回ってclose。
ポジションは「様子見」宣言したものの基準切れで極小売りました。

Ken:さて本日ですが、日本1-3月期GDP改定値、6月独ZEW、1-3月期ユーロ圏GDP確定値、4月米貿易収支となります。
日本、ユーロ圏とGDPの発表がありますが、10日の米CPIとECB理事会がメインイベントですので、影響は限定的と想定。米長期金利の上値が重いことから、ドル軟調の環境は変わらないかもしれません。
戦略;ドル円ロング(108.45) ユーロショート(1.2260)
・ドル円は、日足の基準線、転換線を下回り、上値の重さが鮮明に。雲上限108.90lvlが次のサポートですがブレイクすると下値追いが深まりそうに思えます。短期でも時間足ラインが109.40-80にあり上値を重くしそうです。株価の様子見て撤退も検討。
・ユーロはロシアの報道で日足転換線、21日線を上抜けしてます。ただ日足MACDはデッドクロス継続で戻りも限定的と想定。Slポイントは変わらずショートキープ。下値は1.2170lvlをブレイクしてくると再度下押しの可能性が高まるとみてます。

BOSS:10日の米CPIは要注目!! 一部では強い数字も予想されている模様です。下ぶれしてくれればドル売り確定出来るのですが…
戦略:ドル円: 上記の通り基準&転換も抜けたので109.40/60がレジスタンスとなるはず。サポートは日足雲上108.90。
CPIが恐ろしいので熱くはなれませんが、短期的に売り目線で行きたいと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張ろう!


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