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2021/5/6 円売り継続かを確認!

Ken:GW中のニュース・イベント結果
・ユーロ圏のワクチン接種加速を材料に、経済回復期待が高まりユーロ買いが優勢に1.2150lvl、132.35lvlの高値を付ける。
・ユーロ圏1-3月期GDP速報値は予想対比弱く、4月米シカゴPMIは37年ぶりの高水準、ドル買いが優勢にユーロ1.2018lvl、ドル円109.37lvl。
・米ダラス連銀総裁:株式、住宅市場に行き過ぎ感がみられる。量的緩和調整の議論を始めることが適切、ドル円は高値109.70lvlを付ける。
・ECB副総裁:ワクチン接種が進み、経済が加速すればECBは緊急緩和措置の段階的な解除に着手できる。
・欧州委員会はコロナ感染拡大を抑制するための渡航規制を来月緩和することを提言
・4月独・仏・ユーロ圏製造業PMI改定値は軒並み下方修正。
・4月米ISM製造業は60.7と予想の65を大幅に下回る結果、米10年金利は1.57%台、ドル円は108.90lvlまで下落。
・RBA政策金利は据え置き、声明文:経済回復は予想よりも強く今後も続くと予想、利上げは早くても2024年予想、豪ドルは近年のレンジの上限付近、7月の会合で今後の債券購入を検討する。サプライズもなくインパクトは限定的。
・中国の軍用機が台湾のADIZに侵入と報道、リスクオフの株安、クロス円安に、豪円は83.93lvl、ユーロ円131.15lvl、ドル円109.05lvlに下落。
・イエレン米財務長官:景気過熱を抑制するため、金利上昇が必要になる可能性と発言し、株安を加速、米長期金利と共にドル円は109円ミドルに。
・4月米ADP、4月米ISM非製造業はともに予想対比弱い結果となりましたが、依然高水準。
・米財務省、債務上限達成が近いと警告、議会に上限引き上げを要請。
・ウィリアムズ米NY連銀総裁:FRBによる債券購入が金融セクターに不均衡をもたらすとは思えない。

GW中、円売り加速からドル円、ユーロ円共戻り高値を更新したものの、米ナスダックの5%下落がリスク選好の地合いをミュートさせ、クロス円が上値を切り下げ、ドル円は109円前半で小動きに。
ポジションは大きく変わらず、ドル円・ユーロ円・豪円ロング継続中。

BOSS:気になるのは…イエレン米財務長官の「金利上げが必要かも」発言からの~「FRBの独立性を尊重しており、利上げ予想した訳でも、推奨した訳でもない」との火消しコメント。結果的に金利には余り影響無かったものの、NASDAQは頭の重い展開。
次に気になったのは、ISM製造業指数が予想比悪かった解説が…世界的な半導体不足である事に加え、経済回復基調の中、サプライチェーンでの労働力不足により満足に製造出来なかった!?との事。労働力逼迫!?
中国軍用機に関しては、この一か月で既に20回目。尖閣諸島近辺でも連日暗躍しており、headlineになった時だけ反応する株式と為替市場に違和感あり…
ポジション:ドル円: 「GW中、本邦勢不在の中予想外の上昇」との妄想は叶わなかったものの…ロング回転成功。半分以上は109.50近辺で利確。残りのポジションも、上昇しない米国金利を見ながら、109.30/40でリリースしました。

Ken:本日ですが、BOJ金融政策会合議事要旨、中国財新PMI、3月ユーロ圏小売売上高、BOE政策金利発表に注目です。
イエレン米財務長官の発言以降、米ナスダックが調整中、GW明けの日本株の動きに注目です。基本日本のワクチン接種の遅れ、コロナ感染が拡大で、経済回復の遅れが対米国、対ユーロ圏に比べ鮮明になる中、円売り目線は継続。
本日のBOEではテーパリング議論の開始を予想する向きもあり結果には注目。また週末にスコットランド地方選を控えていることもありポンドのvolatilityが高まりそうです。
戦略:ドル円ロング(108.40) ユーロ円ロング(130.45) 豪円ロング(83.45)
ドル円は、日足雲上限が109.04まで上昇中でサポート要因。ただ時間足で109.50lvlが上値の抵抗線となっておりブレイクできるかがキー。
ユーロ円は高値132.35lvlを付けて以降、日々高値を引き下げて下落中。日足基準線130.97、21日線130.72がサポートライン、前日の高値をブレイクして陽線形成を希望したところです。BOE後のポンドの動きには要注意。時間足の雲131.35-65がレジスト中。
豪円はRBAではテーパリング期待を裏切られましたが、コモディティー価格が堅調で横横推移。日足ラインが84.20-00、雲上限83.55にありサポート。4時間足の厚い雲が84.35lvlに上昇中でこれまたサポート要因。再度85.00をブレイクすると、上値モメンタム拡大になりそう。

BOSS:新型コロナ累積感染者数、死亡者数共に対欧米で比べ物にならない程優等生であるはずの日本が、経済面では回復の遅れが顕著…「GW明けには大量のワクチンが輸入される」との発言を耳にしますが、最小限の混乱でワクチン接種者が増える事を祈るばかりです。
英国中央銀行は、先月のカナダ中央銀行に次ぐ鷹派と目されており注目です。
戦略:ドル円: 根bullは変わらずも、109.50upperの重さが気になる所。一方で109.00underでは跳ね返される展開。米国金利が上昇してくれればロングにしやすいものの、金利は右往左往、株価が調整気味ではなかなか難しい。チャート的にも日足雲サポートvs時間雲レジスタンス。8時間雲上をクリアに抜けてcloseがなかなか実現出来ず。109.30+/-20銭に膠着しており、金利市場、或いは株式市場にて特段の動きが見られない限り様子見としたいと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:(^^)v


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