2021/6/15　今日はどの通貨でドル買い？

Ken：G7サミットで東京五輪開催に支援を取り付け、日経が高くオープン、また時間外米10年金利が底堅く、ドル円の買いが先行一時109.85lvlをヒット、連れてユーロは1.2095lvlに。豪・中国・香港が祝日のため動意に欠く展開。欧州時間、オーストリア中銀総裁のタカ派なコメント、4月ユーロ圏鉱工業生産が予想を上回る結果によりユーロの買いが先行、連れてドル円は安値109.60lvlをヒット。ポンドはジョンソン英首相がロックダウン延長の発表で売りが先行し1.4070lvlの安値をヒット。原油が高値更新し、資源国通貨が堅調となり豪は0.7725lvlの高値。NY時間、重要な米経済指標がない中、長期金利が上昇しドル買いが加速、ドル円は110.10lvlの高値を付ける。仮想通貨の上昇でリスク選好地合いであったことからクロス円が上昇、ユーロの下値をサポート、ユーロ円は133.45lvlで高値引け。株価はFOMC前の利確の売りがダウを引き下げる反面、ナスダックは緩和政策の長期化期待からハイテク系に買いが入り、終値ベースでの最高値更新。原油は経済回復による需要拡大期待から71.75lvlの高値更新しましたが、米長期金利が上昇し上値を切り下げる展開。
ポジションは、ユーロショートキープ、米中関係悪化をイメージし豪ドルを0.7720lvlでショート。ドル円買い指値届きませんでした。

BOSS：株価: 日経、NASDAQ及び欧州株価(Dax除く)は堅調vsダウ下げの股割き。(小動き)
為替: 米ドルは対円では買われるも、対英、欧、豪等では売られる股割き。(小動き)
但し、クロス円が上昇して株価の上昇とは呼応し、リスクオン的な動き復活。
BTCはイーロン氏の発言によりbid推移…リスクオンに寄与!?
FOMCを控え、方向感も無く、能動的な動意の少ない中ポジション調整的な動きに終始した週明けとなりました。
ポジション:ドル円: 109.60は付かなかったものの、時間足基準も上昇開始しており、109.65levで極小購入。109.90越えからの動きが遅く、利食って終了。SQです。

Ken：さて本日は、6月RBA理事会議事要旨、5月英雇用統計、5月独CPI改定値、5月米PPI、鉱工業生産です。
米長期金利が上昇してもナスダックが高値更新、金融株が下落と違和感あり、株価の動き次第ではクロス円に影響がありそうですが、ドルインデックスは堅調でありドルロング目線は変わらず。さて本日はどの通貨でドル買いなのか？株価次第ではと思ってます。
戦略：ユーロショート(1.2270)　豪ショート(0.7803)
・ドル円は日足基準線、転換線のレンジをブレイクし110円台に上昇。転換線109.76がサポート、時間足のラインが109.90－60に位置することもあり、買い指値109.80lvl。上値は6月の高値110.33がレジスタンス。
・ユーロはユーロ円の上昇で下値をサポートされてますが、日足転換線1.2155、基準線1.2160、時間足雲1.2130－45が上値を抑えると想定。下値レベルも変わらず、最初のサポートは1.2050lvl。
・豪ドルは日足雲0.7710－60が上値を重くしている展開、ただ豪円が堅調で動きを鈍くしてます。現在豪円で50日線84.40－45lvlがサポートされているので、クリアブレイクで豪ドルでの下値余地が広がるとみてます。その意味では株価動向には要注意。

BOSS：｢広東省原発から放射能漏れ｣!?byCNNNewsを目にしましたが、特に続報無し!? 一応要注意です。
Goldが大きく下げてますが、これはマクロン仏大統領の｢IMFは金準備を売却し、アフリカ経済救済に使え｣とのコメントに反応したとの事ですが…こちらの動きにも注目。
日経先物は堅調推移で0.5%超上げてます。
戦略:ドル円: 本日は五十日でもあり、ワクチン代金等実需の円売り需要も考えられる中、日経先物堅調推移。風下の日本は、広東省の放射能漏れNewsも気になる所…
チャート的にはKen指摘の通り。109円台はサポート祭り。ただ、5月以降のドル円日足チャートを良く見ると、1円+/-20銭程度上げると調整。直近では6月2/3日に109.40割れから110.30抜けまで上昇後反落(NFP)。5月にも2度同じ様な動きがあります。別の見方をすれば、まだ110円台に居座る事を拒否している様にも見えます。
今週はFOMCもあり、居心地の良いレベルが切り上がるのか～注目です。
イントラデー的には、仲値(9:55fix)に向けてはbid推移を予想。109.95/05で買い、110.15/25で売り。

Ken：了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS：(^^)v