マガジンのカバー画像

竹美のホラー映画論

75
ホラー映画について考えたこと、またそれに関連する作品の評をまとめました。
運営しているクリエイター

#インド映画

竹美映画評97 サブコンテクストも美味。インドホラーの新しい傑作 ”Bramayugam”(…

そのうちマジで『ホラー映画で巡るインドの旅』という本を書きたいという企画を持っている。需…

竹美映画評85 神経衰弱ぎりぎりの弱者たち『Bhoothakaalam』(2022年、インド(マラ…

(2023年6月23日:タイトル追記。観て直ぐ書いたので、何度か読み直すうちに、本作に出て来て…

プロパガンダ映画とホラー映画の曖昧な境界

インドの状況を色々と考えていくうちに、私の中でも考え方がぐるぐると変わっていくのを感じる…

竹美映画評80 『Punnami Naagu(పున్నమి నాగు=満月のナーグ)』(1980年…

いつになったら読み終わるのか分からない本Mithuraj Dhusiyaの『Indian Horror Cinema』(2018…

竹美映画評78 やるせない田舎の村の記憶 『Virupaksha (విరూపాక్ష)』(202…

Virupakshaが日本で限定公開されたのを、日本のテルグ映画ファンが観て感想をアップしていた。…

最近観たインドの映画たち

(5月2日:またしても思い込みで人名をタイプミスしたので直しました。プージャ・ホグデ→ヘグ…

竹美映画評65 インドのホラーはマラヤーラム映画にあり?『Kumari』(2022年、インド、マラヤーラム語)

悪鬼に憑かれた女が踊るインドホラーの傑作を未見のわたくし。 ホラーなのに怖くないよと言われ、そして私の実感としても怖くならないように作られているような気がするインドのホラー映画。その歴史に燦然と輝く名作があるらしい。マラヤーラム語映画『Manichitrathazhu』である。 同作は複数の言語でリメイクされた。最近もヒンディー語版リメイクの更にリブート版とも言える『Bhool bhulayaa 2』が、ヒンディー語不振の2022年の公開作としては健闘した。私も観たが、コ

竹美映画評65 ボリウッドならではの新しさ 『Phone Bhoot』(2022年、インド)

ボリウッドの凋落、この言葉を一回書くだけで益々株が下がりそうなボリウッド映画界だが、来年…

竹美映画評64 伝統芸能の強み『KANTARA』(インド、2022年)

彼氏の気が変わり、最近公開されて評判のよい『Kantara』という映画を観ることになった。南イ…

インドのホラー映画は怖くない?

この記事についてはTwitter上のインド映画好き達が様々な感想を述べており、むろん私も気にな…