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竹美のホラー映画論

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ホラー映画について考えたこと、またそれに関連する作品の評をまとめました。
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#インド

竹美映画評97 サブコンテクストも美味。インドホラーの新しい傑作 ”Bramayugam”(…

そのうちマジで『ホラー映画で巡るインドの旅』という本を書きたいという企画を持っている。需…

プロパガンダ映画とホラー映画の曖昧な境界

インドの状況を色々と考えていくうちに、私の中でも考え方がぐるぐると変わっていくのを感じる…

竹美映画評78 やるせない田舎の村の記憶 『Virupaksha (విరూపాక్ష)』(202…

Virupakshaが日本で限定公開されたのを、日本のテルグ映画ファンが観て感想をアップしていた。…

最近観たインドの映画たち

(5月2日:またしても思い込みで人名をタイプミスしたので直しました。プージャ・ホグデ→ヘグ…

竹美映画評76 笑って震えて 『Evil dead rise』(2023年、アメリカ)

インドでアメリカホラー映画を次々に観ることができ、(字幕無しだったり英語字幕はつらいもの…

竹美映画評64 伝統芸能の強み『KANTARA』(インド、2022年)

彼氏の気が変わり、最近公開されて評判のよい『Kantara』という映画を観ることになった。南イ…

罪悪感が生み出すホラー

こんな本を読んでいます。 我々はそもそも何故ホラーや怪談を生み出すのか?コリン・ディッキーの『ゴーストランド 幽霊のいるアメリカ史』を読んでいる。実は日本語版は手に入れられなかったので、仕方なく英語版でジリジリしながら読んでいる。 この本が扱っているのは、アメリカ各地の幽霊が出現するとされる場所を訪れ、事実関係と照らし合わせながら、怪談の意味を問うている。 ジョーダンピールの『アス』を思い出す。 我々は、アメリカ人だ! のセリフが全てを物語る。笑わせながら嫌な気分に