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ブラウブリッツ秋田:トップチーム練習取材6/18(吉田監督、山田、中村)

ブラウブリッツ秋田のトップチームの練習が6月18日(木)、メディア向けに公開されたので取材しました。

6月15日(月)に2020シーズンの日程が発表され、ブラウブリッツ秋田の開幕戦は6月27日(土)15時、いわてグルージャ盛岡とのアウェイ戦に決まりました。いよいよですね。

前回の取材日が大雨の6月11日(木)でした。そこから約1週間が経ち、チームは開幕戦に向けて段階を踏んでいる印象を受けました。試合開催が決定した直後の6月1日(月)の練習取材を振り返ると、全体的にやや張り詰めていたように思います。そこから吉田監督が手綱を握り、いい緊張感で開幕戦に臨もうとしていると。

過密日程となる今季。もちろん選手層も大切なのですが、勝ちに浮かれない、負けや引き分けを必要以上に重く受け止めないようなメンタルのあり方もポイントになるのではと思っています。

囲み取材のコメント全文は吉田監督、山田選手、中村選手の3人です。

林容平選手

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三上陽輔選手

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齋藤恵太選手

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井上直輝選手

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小池大喜選手

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青島拓馬選手

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沖野将基選手

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鈴木準弥選手

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鎌田翔雅選手

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久富賢選手

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江口直生選手

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山田尚幸選手

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--開幕戦まであと10日となったが。
待ちに待ったものがあるので。非常に楽しみです。

--いわてグルージャ盛岡の印象は。
ボールをつないでくるイメージはあるんですけど、今年はメンバーを見てみるとガラリと変わったので。どういう戦いをしてくるかわからない。監督も変わっているので、どうなのかなというのは、チームスタッフが分析して選手たちに見せてくれると思うので。そこはスタッフを信じて、僕たちはその分析どおり戦っていくだけです。

--チームの状態は
チームとしての方向性、ひとつの方向を向いて全員で戦うという意識付けが、すごく練習内容を見ても感じられますし、選手みんなもその方向に向かってやれていると思うので。すごく練習の雰囲気もいいですし、ひとつになってるなというのは感じます。

--向いている方向とは。
勝利。そこだけです。

--開幕戦のポイントは。
自分たちのサッカーができるかどうかじゃないかなと、僕自身は感じていて。今シーズン、吉田監督に変わって、秋田はアグレッシブなサッカーだったんですけど、それにさらに質が高まり、より一層走れるチームになっていると思うので。そういった部分を出せるか出せないかで、勝敗は大きく変わってくるのかなとは思います。

--無観客試合について。
観客がいないというのは練習試合だったりしかないので、どういった雰囲気になるのか、まだやってみないとわからないんですけど、確実に言えることは、声はぜったいに通るので。いつも以上に声を出して、声でも優位に立てる部分があるのかなと感じているので、そこは抜け目なくやりたいと思います。

--サポーターに向けて。
一緒にグラウンドで応援してもらって戦いたかったんですけど、それはまたの機会に置いておいて、僕たちは映像で応援してくれている皆さんのために、一人ひとり一生懸命走って戦い抜くので、応援してください。お願いします。

--開幕が伸びたが。
開幕が決まらなかったときは、どこを照準を置いてやっていいのかという部分で。いろいろな選手がいましたけど、困惑している選手もいれば、僕はただただ開幕に向けて、開幕で勝ち点3を取れるように準備をしていただけなので。いつ開幕が決まってもおかしくない準備はしていたので。そこは一人ひとり違う部分だったんですけど、開幕が決まってからはみんなそこに照準を合わせて体も作っていますし、チームとしてもひとつになってきているのかなと思います。

--練習ができなかった期間に取り組んだことは。
それこそリモートで、同じチームだけじゃなく、他のチームの知り合いの選手と体幹トレーニングだったり、家でできるトレーニングはおのおのでしていたみたいですけど、僕個人としては家でできる筋トレだったり、僕は子どもがいるので子どもを使って自重以上の重りを使ってトレーニングをしたりとか、いろんなことを頭で考えながらやっていました。

--自粛期間による悪い影響は。
悪い影響は考えなかったです。一人でできる、自分を成長させる。人としても、一人のプレーヤーとしても成長できるチャンスだなと思ったので。

--新加入選手がチームにプラスになるところは。
間違いなく質は上がっていると思いますし、一人ひとりの特長を出せばしっかり勝ち点3を取れるのかなと思います。

--アウェイ岩手戦のイメージについて。2018年、2019年と2年続けて敗れているが。
そこまで僕個人的には悪いイメージはないです。

--全体練習後、でボランチ組と吉田監督が自主練をしていたが。
今回はボランチだったんですけど、監督は練習中に見て、そのポジションの選手が何が足りないのか、ここをもっと練習したほうがいいんじゃないかとか、ここを意識づけたほうがいいんじゃないかという部分を抜き取って、そのポジションの選手を呼んでトレーニングをするという。自主練の形にはなるんですけど、そういった部分で監督は練習をさせてくれるので。今日はボランチで、相手に取られないボールの置きどころだったり。そういった細かい部分というのは、監督に練習でやっていただいています。

--岩手には秋田に所属していた小谷選手や深井選手がいるが、対戦は楽しみか。
そうですね。

--開幕ダッシュについて。
(2017年に)優勝したときはスタートダッシュが決まり、そこから負けなしでチームも調子がよかったので。どのチームも開幕戦というのは勝ち星を挙げたいところなので、どのチーム、どのリーグでもそうだと思うので、スタートダッシュは優勝に近づく第一歩なのかなと思うので、この勝ち点3は譲れないです。

中村亮太選手

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--開幕戦に向けて。
待ちに待った開幕なので、思い切りピッチで駆け回りたいと思います。

--開幕戦のポイントは。
謙さんのサッカーを徹底して、自分たちのサッカーが勝てるんだと信じて突き通すことが勝利のポイントかなと思います。

--吉田監督のサッカーについて。
みんなでしっかり守って、全員で縦に早い攻撃をするのが自分たちのサッカーだと思いますので、それを徹底してやっていきたいと思います。

--岩手の印象は。
秋田豊さんのチームだと思いますので、戦うチームだと思いますし、外人だったりいい選手がすごくいるので、それに負けないように、僕たちも球際とか走力で負けないように戦いたいと思います。

--無観客試合となるが。
ホームでやるときは声援がすごく力になりますし、逆に人がいない分、選手がしっかり声を出せると思いますので、声で圧倒するようなサッカーをして、開幕戦から勝っていきたいと思います。

--サポーターに向けて。
しっかり走って戦って、秋田県民の皆さまに、元気な姿をしっかりお届けして、勝ち点3を取ってきたいと思います。

--自粛期間に取り組んだことは
DFの田中雄大選手やGK田中雄大選手と一緒にリモートで体幹トレーニングをやったりとか、あとはまわりを江口選手と走ったりとか。ボールは使えないですけど、体幹の部分で補えたかなと思います。

--今季の目標は
まずチームのJ2昇格はもちろんのこと、個人的には2桁得点を2年連続取っていきたいと思います。

--いわぎんスタジアムの印象は。
あきぎんスタジアムと似たような雰囲気のあるところで、まわりも静かなところですので、実際はなかなか怪我とかで行けてない(秋田加入後の2018・2019年)部分はあるんですけど、行ったらしっかり戦って。ホームのような感じで戦えるんじゃないかなと思います。

--いわぎんスタジアムは風が強いイメージがあるが。
そうですね。秋田も風は強いのでそこは慣れっこかなと思いますので。そういった部分では特に問題ないかなと思います。

--岩手には昨季秋田に所属した小谷選手がいるが。
お互い試合に出られたら、思いっきり戦って潰しにいきたいと思います。

--大きく陣容が変わったチームとの対戦にあたって意識することは。
監督が必要とするサッカーをひたむきにやるだけだと思っていますので。謙さんは僕も沼津時代から知っているサッカーですので、それをまっとうして、みんなでいい意識でやりたいと思います。

--齋藤恵太選手とコミュニケーションを取っていたが。
連戦なので、いろんな選手と組むことが多いと思いますし。林容平君は去年からやっている部分もありますので、そこはある程度コミュニケーションが取れているんですけど、新しい選手とは自粛期間もあって、ちょっと空いてしまったので、再度細かいところを合わせていこうかなと、けっこう喋るようにしています。

--チームについて。2017年の沼津のような雰囲気になっているか。
技術の高い選手で、さらに沼津の固いサッカーをするというので、沼津時代よりはだいぶいい仕上がりになっているのかなと自分でも思いますし、本当に一人ひとりの技術のレベルが高いので、そういうところも出していきたいと思います。

--選手が押し寄せていくようなプレーがうまくいくときといかないときについて。
自分たちのサッカーを徹底して、みんなの意識が揃っているときがいい状態であると思いますし、選手一人ひとりの距離感もいいと思いますので。だめなときはそれがバラバラになってしまうことが多いと思うので、悪いときは原点に帰って、いいときをイメージしながらやっていきたいと思います。

吉田謙監督

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--相手が決まり、開幕戦に向けて。
みんな気持ちのスイッチが入っているので。戦うだけだと思っています。

--岩手の印象は。
力強さ、うまさを兼ね備えているすばらしいチームだと思います。

--岩手に勝つために必要なことは。
まず真っ向勝負。ゴールに向かって攻める。ボールを奪う。その2つだと思います。

--試合のポイントとなることは。
やはり走る。ボール際で勝つ。切り替えで勝つ。その3つだと思います。

--リモートマッチについて。
お客さまの前でプレーする喜び、もちろんありますけれども、いかなる状況においても、チーム一丸で、県民一体で戦うのが秋田スタイルだと思っていますので。いかなる状況でも100%で戦いたいと思います。

--岩手に対して沼津時代には勝ち越しているが。
相手のメンバーもスタイルも変わっていると思いますので、1からぶつかっていきたいと思います。

--開幕戦への意気込みを。
チーム一体、県一体で戦い抜きますので、応援よろしくお願いします。

--開幕が遅れたことへの影響は。
自粛期間中にできないこともありましたけれども、チームみんなで、個人個人が高い意識を持ちレベルアップしたところもたくさんあると思います。そういう部分では、積み上げてきたものを思い切り出すだけだと思っています。

--チームの状況は。
コンディションも連係も距離感も徐々によくなっていると思っています。ここから本番に向けて、さらに精度を上げたいと思っています。

--新加入選手が加わったことによる強化ポイントは。
力強さ、正確さだと思います。

--今季の目標は。
昇格です。一戦一戦、大切に戦った先に実現があると思っています。

--今日の練習は天然芝のグラウンドだったが、より試合を意識してのことか。
できれば試合をするまで、毎日天然芝でやるのがいい。それが理想だと思いますけれども、いろんな部分で天然芝を使えない理由がありますので。特に意識はしていないです。天然芝で毎日やりたいという思いでいっぱいです。

--クロスに合わせる形の後、シュートを放つ練習をしていたが。
ボールがアウトになるまで、笛がなるまで、こぼれ球に食らいつけ。それを染み込ませるために、連続してやっていました。

--昨季から継続するチームと、新しく陣容が変わったチームで、アプローチ方法は異なるか。
特に変わりません。しっかり分析して、準備して、戦うのみだと思っています。

--いわぎんスタジアムの印象は。
サッカー専用球技場だと思いますけれども、距離感であるとか、臨場感、それから一体感が生み出せるのが非常にいいかなと思っています。非常にやりやすいと思っています。

--岩手の秋田豊監督とはこれまで接点はあったか。
特にございません。

--クロスの練習で、大小のゴールを置いていたが。
こういう状況になったらこのゴールを攻める。判断の優先順位を付けて、それをみんなで合わせていくという。なんとなく普通にクロスというよりも、詳細なポイントがあるんですけれども、そこをやりました。判断の優先順位を付けて、それをみんなで合わせていくという。なんとなく普通にクロスというよりも、詳細なポイントがあるんですけれども、そこをやっていました。

--まずゴールに向かう意識付けというわけではなく狙いがあるということか。
もう少し緻密に。


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