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お坊さんがおススメ、ダラダラ時間

世の中の人は頑張りすぎです。

みんなでダラダラしましょう。


僕はダラダラ好き

ずっとがんばってなんていられません。

何もしないときとか、

ずーっとマンガを読んだり、

ずーっとYouTubeを見たり、

永遠にインターネットをさまよい続ける。

まさにダラダラ。


世の中にはスーパーな人たちもいて、

少しの無駄も許さずに生産性の鬼になっている人もいます。

素晴らしい成果を出しておられます。

日々努力をし、自分を高め続ける。

大切なことは僕だって知っています。

それでもダラダラしてしまいます。


そんなダラダラの効果を今日は真面目に考えてみましょう。


ダラダラでエネルギー回復

私たちが生きていく上では、元気になるためのダラダラ時間は最重要です。

ずっと働いて、ずっと無理をするなんて不可能です。

それなのに、無理に仕事をしたり、勉強をしたりしている人がいます。

なかには身体を壊してしまう人がいます。


どう考えてもおかしい。

もっとダラダラするべきです。


スポーツでは超回復と呼ばれ、

休むことでより成長するという考え方があります。

これは私たちの心の成長でも同じことがいえると思います。


ギリギリのストレスでがんばって、

少し休むことで、今度はより柔軟にストレスに迎えるようになります。

スーパーサイヤ人理論です。

瀕死になって回復すると、大幅なパワーアップをしています。


ダラダラでひらめき

もう少し真面目な話をすれば、

私たちが新しいアイディアや発想が生まれてくるのは

ダラダラ時間からです。


考え続けることももちろん重要ですが、

そのタイミングでは、「新しさ」は生まれてきません。

少しその課題から離れてみることで、

今までと違う発想がふと浮かんでくるようになります。

これは心理学研究でも明らかになっており、

私たちが意図的にダラダラすることを支持してくれています。


しかし、このダラダラひらめき、

ただダラダラしていてはダメで、

その前に、しっかりと努力して課題と向き合うことが必要になります。

ダラダラし続けるというわけにはいかないようです。


ダラダラに罪悪感は無いかい?

ダラダラは私は大好きです。

でもよくないダラダラもあります。

それは、罪悪感があるときです。


「ほんとは〇〇しないといけないのに」

「いったい自分は何をしてるんだ」

と思いながらダラダラしても、真のダラダラ力は発揮されません。


ダラダラする時には、

「ダラダラ最高!!」

と心から思ってください。


罪悪感があったのでは、せっかくのエネルギー回復も、ひらめきも、

その効果は得られないでしょう。


さぁダラダラしよう

重要なのは自分の心に問うことです。

あなたの心が「ダラダラしよう」というときは、

自信をもってのんびりしましょう。

「いや、いまじゃない」というときはもう少し頑張りましょう。


仏教では自分の心に問うことを大切にしています。

自分の持っているダラダラ力を時には信じてあげてくださいね。

それでは、みなさん、どうぞご無理なさらず。




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