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スティーブン・コビーさんの7つの習慣を読んでpart4

こんにちは(^▽^)/
本日は、七つの習慣の最後のとなります、第6,7の習慣をレビューしていきたいと思います。本日も最高の記事になっていると思うので最後まで読んで頂けると幸いです。(⌒∇⌒)

~第6の習慣~<シナジーを作りだす>
まずシナジーを一言で簡単に言うと「全体は、各部分の総和よりも大きくなること」という事である。これは、抽象的過ぎて分かりにくいと思うので自然界と人間界での具体例を出していこうと思います。自然界は、シナジーの宝庫である。例えば二種類の植物を隣り合わせで植えると、根が土の中で入り組み1種類だけで植えた場合よりも良く育つといった事であったり、人間界では男女の結びつきがこの世に新しい命を送り出すことこそまさにエナジーである。つまり部分部分で力を発揮するより、全体でお互いに足りない部分を補完し合いながら物事を行った方が強い力を発揮するということである。
 そしてどのようにすればシナジーを作り出すことができるのかというと自分自身にとことん正直になり、自分の内面や組織や家族の状況に正面から向き合うことでどうしても言わないといけない事に気付くこと。またそのような事を口にするためには、大きな勇気と本当の愛情がなければできる事ではない。これが出来るかどうかがシナジーを作り出すカギ
になる。シナジーに至るには、そのプロセスの早い段階で必ずと言っていいほど大きな勇気を必要とする瞬間がある。その瞬間こそまさにこの時である。また、このように相手に正直になる時間が必要だから仕事の場合でもすぐに仕事に取り掛かるのではなく、立場を超えた人間関係同士の交流を促進し、絆を強める事に時間をしっかり使い、お互いの信頼口座にしっかりとお金を振り込むことが大切である。自己紹介した後などにチームビルディングのためにゲームなども行うのもシナジーをたかめるための前段階であると言える。
 そしてコミュニケーションにも3つのレベルがあるので紹介していこう。
1.防衛的「win-loseまたはlose-win」
自分の立場を守る事しか考えておらず、揚げ足を取られないように用心深く言葉を選び、話がこじれて問題が起きた時の用心のためとばかりに予防線を張り、逃げ道を作っておく。そのようなコミュニケーションではシナジーは絶対に生まれない。
2.尊重的「妥協」
相手に敬意は払うが、面と向かって反対意見を述べて対立することを避ける。だから相手の身になって共感するところまで踏み込めない。このようなコミュニケーションを取っていても結局は、お互いの妥協点を見つけて終わるだけなのである。妥協するという事は、1+1がお互いが0.5ずつ妥協するので1にしかならないという事である。
3.シナジー的「win-winの関係」
 Win-winの関係を作るということであり、このようなコミュニケーションが取れると
1+1が100にも200にも跳ね上がるという事である。高い信頼口座とwin-winを考える姿勢とまず相手を理解しようという努力がシナジーを作り出す。
そしてもうひとつ大切な事として誰もが世の中をあるがままに見ているのではなく、自分のあるがままに見ている事に気付き、他者との違いに「なるほど。違う見方をしているんだと」相手の意見を尊重することが大切になるという事です。
 
~第7の習慣~<刃を研ぐ>
「刃を研ぐ」というのは自分自身に出来る最大の投資であり、人生に向き合う時、あるいは何かに貢献する時に使える道具は、自分自身しかないからその自分を常に磨く努力をしようという事である。つまりこの習慣は、あなた自身の価値を高めてくれる習慣である。
 そしてこの習慣を身に付けるためには、緊急性のあることにとらわれていては受動的になってしまうため身に付けれない。重要だが緊急性がないことを習慣にし、能動的に動くからこそ効果が生まれてくる。そして「刃を研ぐ」ための4つの側面をこれから上げていくがこの側面をバランスよく鍛えなければ効果は少なくなると言われている。
1. 肉体的側面
自分の肉体に気を配ろうということである。鶏が元気ではないと良い卵が取れないのと同じく、体が元気ではないと、効果的な活動なんてできるわけがないという事である。
また、「運動する時間なんてない」と言っている人がいるが、それも考え方次第であり「運動なんてしなくて良い時間なんてない」と思う事が大切。そしてどのくらい運動すれば最低限の体調を維持できるのかと言うと、1分間に脈拍数が100回を超える運動を30分間続けると最低限の体調は、維持できると言われている。
2. 精神的側面
精神的側面を鍛えるには、あなたの人生にリーダーシップを与える。つまりどれだけ忙しくても自分の人生の目的や方向を見つめる時間を必ず作る事である。
3. 知的側面
皆学校を卒業すると勉学を辞めてしまったり、本を読まなくなり自分の専門外の分野を探求し、知識を広げようとはせず、分析的に考える事もしなくなる。そして自分の考えを文字に書き出して分かりやすく簡潔な言葉で表現する能力を試し、身に着けようとしない人が多いのではないのでしょうか。その原因としてはテレビの普及が大きく関わっていると考えられる。ほとんどの家庭で週に35~45時間もテレビが付いている。これは、一般的な週の労働時間に相当する。その様な時間の使い方をしていれば人生などあっという間に終わってしまう。それを防ぐために筆者は、家族でテレビが及ぼす害について共通理解を示して、週にテレビを見る時間を7時間にしたそうだ。テレビを見る時間を短くすることがどれだけ自分を磨くに使えるかをもう一度考える必要があるだろう。
4. 社会、情緒的側面
心の安定を持っているかどうかがこの習慣を実践できるカギとなる。しかし心の安定とはどこの部分から来るのかというと、それは、他人からどう見られているかではなく、自分自身の内側から生まれる。心の奥深くの価値観と一致する習慣を身に付けることこそ誠実な生き方であり心の安定をもたらすものなのである。
そしてもうひとつ大切な考え方として、自分がコミュニティに属するものであると考える事である。したがって命ある限りコミュニティのために尽くすことは、大げさにいうと義務であると言える。その様に考えると少なくとも、一人の誰かのために無条件の愛を注ぐ機会なしに1日が終わる事はないはずである。
最後に考え方の大切さを教えてくれるゲーテの言葉を紹介してレビューを終了したい。「現在の姿を見て接すれば、人は現在のまま。人のあるべき姿を見て接すれば、人はあるべき姿に成長していく」

最後まで読んで頂きありがとうございました🙇
この7つの習慣は、筆者自身も完璧に出来ているか分からないというほど難易度の高いのものだと思います。しかし逆に考えるとそれだけ価値のあるものだととらえる事が出来ると思います。ぜひ読んでみて下さい(^▽^)/

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