見出し画像

スティーブン・コビーさんの7つの習慣を読んでpart3

こんばんは(^▽^)

本日は、前回に引続きスティ―ブン・コビーさんの七つの習慣の第4、5の習慣について話したいと思います。
本日も最高の記事になっていると思うので最後まで読んで頂けると嬉しいです。

~第4の習慣~<win-win考える>
 この章ではwin-winの他には、どのような事があるのか。またそれを達成するためには、どのようなことが必要になるかを説明していく。
 まずWin-winの関係の他に5つの関係があると言われてる。その5つの関係を簡単に説明していこう。
1.「Win-lose」の関係
 「私のやり方を通す。君の意見なんて聞くまでもない」と言わんばかりの考え方である。しかし現在の社会の流れからしてこの考え方があるという事は、仕方ない事である。なぜななら、私たちは常に競争の社会の中で生きてきたから。部活、学校、裁判、受験もしかしたら家庭でもそうかもしれない。あたかも勝つか負けるかの考え方しかないのかと思うほどの環境で育ってきているのだ。そのような考え方になるのは小さい頃の育ち方に原点があると考える。例えば、子ども達を親が比較しており、兄ばかりに愛情を注いでいたら子ども達には「自分が勝ち、相手が負ける」という考えに陥る。そのように条件付きの愛を受けた子供は、愛は努力しなければ得られないものだと思い、その裏返しとして自分は元々価値のない人間なんだと思い込み自分の内面ではなく、外側に自分の価値を求めるようになり人と比べて勝っている事、誰かの期待に答えれている事が自分の価値となるようになる。
だから、テレビなどでお宅の夫婦だったらどちらが強いのですか?などの質問がどれだけバカバカしいか理解頂けると思う。
2 lose-win
 この考え方は、一番たちが悪い。なぜかというと相手に対して何も主張せず、何も期待せず、相手をただ喜ばせたりなだめたりすることで人に好かれることに自分の強みを感じるから。そしてそのような人間は、だんだんとストレスが溜まっていき陰での愚痴しか言えなくなってくる。そして二面性のある人間だと言われ信頼を失っていく悪循環に及ぶ。
3.Lose-lose
気が強い人に起こりやすいのだが、この間には強い復讐心が生じる。この考え方の人は敵対思想、戦争の思想なのだ。つまり、自分が敗者になったのならば、相手も敗者にしてしまえば良いという思想である。
4.Win
他人の勝ち負けなど関係なく、自分が欲しいものが手に入れられれば良いという考え方である。この場合、人の事を気にかけていないので相手からも気にかけてもらう事が出来ない。
5.win-winORno-deal
これは、win-winの関係をさらに進めた考え方である。つまりwin-winの関係が築けなかったら取引をしないという考え方だ。
これらの考え方でどれが最適だといわれると答えはその時々によって変わるである。
たとえば、支店同士で競う刺激が足りないからwin-loseの関係を作ってみる。しかしほかの支店と協力して業績を残そうとするならばwin-loseの関係を作る必要はないのではないか。といったように状況によって最適な考え方は変わって来るが、現代社会では、ほとんどが相互依存関係であるためwin-winが唯一の実行可能な選択肢と言えるだろう。
そして、win-winの関係を築くために必要な要素を3つあげていきたいと思う。
1. 誠実
まず、第1の習慣でもある自分の価値とは何なのか。当たり前だが自分のwinが何なのかを理解していないとwin-winの関係など築けない。もう一つ大切な事は、誠実であることである。何度も言ってきたが誠実とは「言行一致」できていることであるこれこそ人格といえる。
2. 成熟 
成熟とは、勇気と思いやりのバランスが取れている事である。
つまり、相手の考え方や感情に配慮しながら自分の気持ちや信念が言える事である。
3. 豊かさマインド
この世の中にはすべての人にいきわたるだけのものがたっぷりとある。という事である。欠乏マインドに陥ってしまうとどのように相手をだまして自分の取り分を取ろうとしか考えなくなる。
そして最後にシステムの重要さをお話したい。このようなwin-winの成果を得るためにはwin-winになるためのシステムが必要になる。Win-winの観点からは少しずれるが、システムの必要性を訴えるために分かりやすい例を挙げよう。
仕事の効率は、ものすごく良くて、生産性も良いのだが人間関係に問題がある社員がいたとしよう。このような社員にどのような対応をするだろうか。これまでと同じように成績だけに評価を当てていると何も変わりません。その様なときに営業成績を3分の2残りの3分の1は、部下や後輩からどのように見られているかで評価を決めるというシステムにすれば、人の行動も変わってくるのでは、ないだろうか。
 今回はテクニックのようなことを紹介してきたが、その土台には信用口座の存在がある事を忘れてはいけない。
~第5の習慣~<まず理解に徹し、そして理解される>
皆さんは、親に相談した時に「そういう事がいいたいんじゃない。」なんて思った事はありませんか。たとえば、学校が嫌になったと親に相談したとしても、自分の気持ちにも寄り添ってくれずに「それは、今一時の感情でしかない。あなたはやればできる子なの。もっと頑張りなさい」と言われもう親には相談したくないなんて思った事はないですか?そのような失敗を後世の子ども達にしないようにするための習慣こそこの習慣である。
この習慣は、これまでの習慣とは比べて最も実践しやすいと思うのでぜひ行ってみてください。それでは、第5の習慣をレビューしていきたいと思います。
 まずコミュニケーションの基本としては、読む、書く、話す、聞くだと思います。この中で聞くことだけは、あまり学校では、教えてもらっていないと思いませんか。しかし相手に理解してもらいたいのならば相手のことを理解しなければいけないというのは、言わずもがなではあると思うのですが、この時に大切な事は、相手の気持ちになって聞くことにも関わらず、それを理解できていない人がかなりいるのではないかと思います。
 多くの人は、自分を理解して欲しいと思っている。だから相手がどれだけ熱弁したとしても、次に自分は何を言おうとしか考えていなく、相手の話なんて一ミリも入ってきていない人が多い。もちろん自分自身を振り返ってみるとそのような対応をしていたな感じました。
例えば、「そうそうその気持ち分かるわ」「僕も同じ体験をしたんだ」なんて言う反応をしている人は、相手の言葉を利用して自分の事を理解してもらおうとしているだけなのである。
 では、一番レベルの高い話の聞き方はというと相手の気持ちを言葉にすることです。
つまり相手が言った言葉ではなく、その言葉を口にした相手の気持ちに関心を向ける事が大切になるのはないでしょうか。
 そしてもう一つ大切な事は、満たされている事は動機ずけにならないという事です。
皆さんは、お腹がいっぱいの時に、食事をしようなんて思いますか。思わない人が多いともいます。このように満たされている事は、人間求めない構造になっています。では、逆に話がしたいという事の動機ずけは、何でしょうか。理解されたい、必要とされたい、感謝されたいということことを渇望しているかだと思いませんか。だったらしっかりとそこの部分を理解してあげれば良い事です。
 理解されるには、まず信頼口座にしっかりと預金をして、相手の気持ちになって話を聞いてあげ、自分も言いたいことをいうという順序をしっかりと踏む必要があると思います。
最後に、コミュニケーションで相手が自分の事を理解しているかどうかを確認する方法は、あなたがどう言っているかではなく、あなたと接して相手がどう思うかがすべてである。
そのためには、しっかりと信頼口座に預金を振り込むことが大切。
 そして筆者は相手を理解してからコミュニケーションすることの大切さとして、このような例え方をしています。医者が「今日は忙しく診断を下す時間がないのです。この薬でも飲んで下さい」という対応をすることがあるでしょうか。このように相手を理解するという事は、コミュニケーションだけでなく生きる上でも幹になると思いませんか。

本日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
次回は、第6、7の習慣となります。
次回も見ていただけると嬉しいです😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?