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スティーブン・コビーさんの7つの習慣を読んでpart1

スティ―ブン・コビーさんの『七つの習慣』という本を読んでみて。

~はじめに~
まず、皆さんは自分を変えたいであったり、今の自分はめちゃくちゃくずなんじゃね?なんて思った事はないですか?私は、これまでそのような思いを持ちながらいました。だから、本屋であったり、ユーチューブなどで人間性を変える5つの事などの見出しがあればいつも食いついてみていましたが、なかなか自分自身が変わっているなという事は実感できませんでした。そして、友人から紹介されたことで読む事になったこの本ですが、最初は671ページもあるのかよと億劫になっていた私ですが、読み始めて見ると、時間なんて忘れてこの本と向き合っていた自分がいたのです。なぜなぜかというとこれまで考えてもいなかった考え方がそこには書かれていたからです。その内容をこれから4回に分けてお送りしていこうと思います。本日は、第一弾で1,2の習慣をお伝えしていきたいと思います。

~七つの習慣とは~
結論から言うと、人生を変えたのであれば、人生を変える法則であったり、コミュニケーション力を上げる方法などと言ったものがこの世の中にはいくらでも蔓延ろんでいると思います。
しかし、そのようなものは表面上のものでしかなく応急処置にしかならないという事です。
そこで何を変えれば良いのかというと習慣を変え、内面から変える事です。しかしそのような事簡単にできるのかと思うかもしれませんが、答えはNOだと思います。習慣を変えるには、大きな労力と強い決意が必要です。逆に言えば習慣というのはそれだけ人に依存しているという事が言えると思います。これまでの習慣を断ち切る事の難しさを筆者はこのように表現している。『アポロ11号が月面着陸した時テレビの前の人は、歓喜にあふれたことだろう。しかし、地球を離れる時の引力を断ち切れなければならなかった。その時、ロケットがリフトオフしてから数分間のエネルギーに使った量は、それからの数日間に走行するエネルギーに相当する70万キロ分のエネルギーになっていたと言われている』これは、習慣に限ったことのない話ではないですが始める時には、同じようにエネルギーがいるという事を理解しておくだけでも全然違うのではないのでしょうか。習慣は太い縄の様な物であり、糸を結い続けることで断ち切れることのない縄となるため、継続することが大切であると筆者は、言っている。そして、どのような習慣を身に付ければいいのかという事を書き表したのが、7つの習慣というわけです。これは、ドラゴンボールと同じで7つ集めなければ意味のない事であり、一つでも疎かにしたり、段階を踏まずにいきなり3つ目の習慣から読むという事をするとその努力が無駄になるので辛抱強く読んで欲しいと思います。そしてこの本を読むうえで、常に頭に入れといて欲しいことは、『千里の道も一歩から』という事を意識して読んでいただけると内容が頭に残りながら読む事が出来るのではないかと思います。前置きが長くなってしまいましたが、第一の習慣から要約と感想を交えて紹介していきたいと思います。
~第一の習慣~<主体的である>
まず、みなさんも「君はいつも時間に遅れる」「あなたが勝つなんてありえない」「君は、こんなに簡単な事も理解できないのか」など言った事のあるセリフだと思う。
しかしこのような言葉は、必ずしもその人自身を言い表しているとは、限らないし、自分自身の関心ごとや人格的な弱さを通して相手を見ているため、自分自身を投影しているとも言えるだろう。だからこそ人間の特徴でもある「自分を客観的にみる」ということを行い、それが自分の歪んだフィルターを通していないかどうかを考える必要がある。
 そして動物は、与えられたことしかできないが、人間は刺激を選択することができるという事である。この考え方は、この習慣の中で最も大切な事である。刺激を受けてから、自覚、想像、良信、意思といったように四つのフィルターを通して反応という行為に及ぶのである。
たとえば、友達から約束を破られたとしよう。その時に、怒る事という反応もできれば、許すという反応もできる。これは、一見当たり前の事のように思われるがそこには選択ということができる事を忘れてはいけない。
 そしてこの章のテーマである主体的とは、自発的に率先して行動するだけでなく、自分の人生の責任を引き受ける事である。しかし人生の責任を引き受けるとはどういうことかというと、外的要因に左右されることなく、自分自身の価値観に基ずいた選択であるという事を理解すること。その反対に自分の価値観を持っておらず、土台がしっかりと出来ていないため、外的要因に振り回される反応的な人間になってしまうのです。このことを、格言として表したのが、ルーズベルト大統領の夫人が言ったこの言葉でした。
「あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つける事は出来ない。」責任とは、responsibilityと英語で表すがこれは、response(反応)を選べるability(能力)と言えるのである。
そして、反応的な人間は言葉にも表れる。その言葉の例を挙げ見よう。
「僕は、そういう人間なんだよ。生まれつきなんだ」、「それは、出来ません時間がなんです」
「これをやらなければいけないのか」と言った具合に見てもらったら分かると思うが、完全に判断が外的要因である。しかし主体的な言葉は、「私は、時間を割いて時間を作ります」
「これから人生を変えるために、努力します」など自分本位で物事を考えられている事が分かると思う。
そして、最後に主体的な人の特徴を2つ挙げたいと思います。
1つ目 それは、自分が影響を及ぼせることなのかを考える。
2つ目 行動を選択する自由はあるが、結果を選択する自由はない事。これは、どういうことかというと過去の失敗を長期間悔やんだとしてもそのことに影響を及ぼすことは、出来ない事を知ることである。主体的な人は、失敗をすぐに正し次へとステップアップしようとする。だからこそ成功する可能性が高まるし、「成功は、失敗の彼方にある。」という名言も飛び出してくるのだと思う。そして最後に最も大切なこととして自分との約束をしっかりと守り、目標を立てる事。この本には、主体性30日間テストなどもあるので試してみてはいかがでしょうか。
~第二の習慣~<終わりを思いを思い描く事から始める>
第一の習慣で他人に影響されることなく自分の価値観で物事を判断することの大切さが理解できたと思う。この章では、その価値観をどのようにして見つけていくかが目的となる。
 まず、みなさんにもやってもらいたいことは、愛する人の葬儀に参列しており、その棺のなかを見るとそこにいるのは、自分自身だった。この時に弔辞を読まれるとしたらどのような人物だったことを望むか、どのような貢献や功績を覚えておいて欲しいか。そのないようこそ自分の価値観の定義に近くなる。
なぜ終わりを意識して人生を行う必要があるのか。それは、終わりを意識することによって目的地をはっきりとさせてから一歩を踏み出すようになれるからである。それと目の前の事に必死になり多忙になるあまり成功するために犠牲にしてきたことが最も大切になる事もある。その目標を忘れさせないことこそリーダーシップなのである。第三の習慣で説明するマネジメントがいくら上手であっても、リーダーシップが上手く行えていないと物事を効率よく進める事は、出来ない。まさに沈みゆくタイタニック号の甲板に椅子をきちんと並べるようなものであると表現できるだろう。
そしてここからこの本の中でも最も大切なのではないかということを紹介する。
それは、終わりを描くためにもっとも大切にする必要があること。それは、ミッション・ステートメントをかくことである。
ミッション・ステートメントとは、どのような人間になりたいか、何をしたいか、そしてそれらの土台になる原則と価値観を書く。この原則と価値観を生かしてこのあとの5つの習慣に生かしていくからここでの作業はかなり大切なものになる。
しかしそれだけでは想像しにくいと思うので例を挙げよう。
嘘をつかず正直な人間になる。他人の忠告に耳を傾けよう。常に前向きな姿勢でいよう。などなど言い方を変えると、自分の中に憲法を作り、それに従って行動しよう。ということである。これも設定することなく、外的要因によって自分自身を揺さぶられ、ジェットコースターに乗った時のようにハイの状況になる事もあるが、人生が終わったのかというほど落ち込むこともあり落ち込んだ時には、もう短所を短所でしか補えれない状況へと陥る事や、自分の人生に意味が見いだせなくなってしまっている人もでてきてしましい「自分の人生は無意味だと思う事が心の病の根本と言われているほど危ない状況に陥る」ともいえる。
そして中心をどこに持つのかは非常に大切になる。この本には、様々な中心が描かれていてそこへ生じる害が一つ一つ丁寧に書かれている。
例えば所有者中心の世の中だとしよう。所有物と言っても物だけでなく名誉も所有物だといえる。この時に生じてくる害としては、社会的地位の高い人には劣等感を覚え、自分より社会的地位が低く、資産がない人には、優越感を感じるのである。この時自尊心なんてものは、揺らぎっぱなしである。
逆にこれが、価値観や原則が中心となればどのような結果になるかは、皆さんならわかるであろう。最後にミッション・ステートメントを組織で作る場合は、幹部だけで作るという事は絶対に行わずにみんなが納得する形で作る事ができれば全員の行動も間違いなく変わってくるだろう。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、第3と4の習慣を投稿させて頂きます。
次回も読んでいただけるとめちゃめちゃうれしいです😊

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