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今の時期にぴったりな、心ときめく魔法の通勤・通学法【医学で解説】

空が澄んで気持ちのいい時期だからこそできる、朝から幸せになれる通勤・通学法をまとめました。


ずいぶんと寒くなってきました。
通勤や通学がつらいと思うこともあると思います。
しかし、そんな今の時期だからこそできる通勤・通学を幸せに変える方法を医学で解説します。


そもそも冬は気分が落ち込みやすい

ヒトは日光を浴びることで心身がアクティブになる、気分も体もオンになります。
これは日光を浴びることでセロトニンという物質がたくさんつくられるからです。

セロトニンとは脳内から分泌される神経伝達物質の一種です。
神経は細長い線でできていますが脳だけでなく神経はすべて、一本の線ではありません。
たくさんの線の端と端があちこちでつながっています。
ちなみに必ず端と端でつながっていますので、線の途中で違う線に接続などはありません。
この神経の線の端っこは完全に接続されておらず、少しだけ隙間があります。
もちろんヒトの目ではとうてい見ることのできない、小さな隙間です。

この隙間で神経と神経の橋渡しをしてくれるのが神経伝達物質です。
この神経伝達物質が隙間で橋渡しをしてくれるおかげで、次の神経に情報を渡すことができます。
リレーのバトンみたいなものです。
この神経伝達物質には様々なものがあり、いろいろな情報をリレーしてくれます。

その中でセロトニンは「幸せ」のリレーの役目をしてくれています。
つまり神経の端っこからセロトニンが出て次の神経の端っこにバトン渡しされると、幸せだなぁと感じるのです。
そしてこのセロトニンは太陽の光を浴びることで作られます。
そのため冬になると日照時間が短く、さらに日光が弱いためセロトニンが作られづらくなるのです。
冬になると気分が落ち込むのはセロトニンが足りていないことが原因のひとつと言われており、そのため冬季うつ病の治療として光を眺める治療もあるくらいです。


晴れた日こそ日光を浴びるチャンス

冬は雲が多くて日の光が弱い日が多いですが、だからこそ晴れの日はそのギャップで気持ちよさが増幅します。
夏の暑い日は日光がうっとうしく感じても、冬は日光を欲しているように感じます。
もしかしたらヒトの本能が日の光を欲しているのかもしれません。
セロトニンを生成し、幸せを感じたいのです。

そして冬は空気が澄んで景色がクリアになることも相まって、いつもより周りが鮮明に見えたりします。
そして12月下旬はまだ紅葉が残っている地域も多いのではないでしょうか。
秋の黄色から鮮やかな赤に変わっていて、この赤は気分を高揚させる色です。
闘牛士が手に持つのは赤いマント、少し物騒ですが血液も赤です。
赤い色が気分を高めてくれる、興奮させてくれることはけっこう有名です。
貴重な晴れ一発のクリアな空の元に色鮮やかな赤い木々を眺めることで、朝の通勤・通学をいっきに幸せに感じることができます。


まとめ

以上をまとめますと、日の光が弱い冬だからこそ貴重な晴れの日の光を有効活用、しっかり日を浴びてセロトニンを増やす、これが幸せその1。
そして澄んだ空気の中で鮮やかな赤の景色を目に入れることで、気分が向上し幸せその2。

寒い朝をタダで幸せに変える魔法の方法を解説しました。

最後に。
病院や薬に頼らない医療ノウハウを、日々の色々なことにお役立ていただけるよう今後も投稿していきます。